
アースデイに公開されたディズニー映画「Oceans」のポスター
4月22日は『地球の日(Earth Day)』でした。
1970年に設立されたアースデイは今年で40年目。いまや全地球のイベントとなり、当日からこの週末には世界中で『地球を守る』ためのさまざまな催しが行われました。
発祥地でもあるアメリカでは、オバマ大統領のスピーチに始まってパレードやセミナー、展示会などが催され、「環境問題」を考えるディベートやテレビ番組が目白押し。各国のGoogleトップページは緑のロゴになり、シリコンバレーの本社では「エコ・サミット」も開催されました。
興味深いことには、設立当時は『反ビジネス』の旗頭だったアースデイが、いつの間にか『エコビジネス』の推進役なっていること。「エコロジー」の仮面をかぶったマーケティングだ、という批判も受けています。
そういえば‥‥アースデイ当日にリリースされた、ディズニー映画「Oceans」。これにあやかって、有名オモチャやさんFAOシュワルツ(FAO Schwarz)では緑色のペンギンがショーウィンドウを埋め尽くし、また3D映画「アバター」のDVDも4月22日が発売日でしたっけ‥‥。
さて商業イズムはともかく、私たちにもっとも身近なアースデイは『リサイクル』(参照:『リサイクルの現実』)。
イベントでは「海岸や公園のお掃除」が人気で、オーシャンビーチやゴールデンゲートパークでは、ピクニックを兼ねた恒例のファミリー行事にもなっています。親子そろって捨てられたペットボトルやゴミを集めたり、リサイクルセンターの見学をしたり。ニュースに登場する子どもたちがみんな「地球に役立っているから」と明るく胸を張っているのが印象的でした。
一昨年のアニメ『WALL-E』(参照:『地球はもう青くない…』)ご覧になった方も多いと思いますが、地球をあんな”赤茶けた星”にしないよう「いまの私たちができることは?」と真剣に考えなければ‥‥。
アースデイとは、子どもたちに「きれいな地球を残そう!」という、究極の『子どもの日』と気づきました。
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今週は絵本を通して、楽しく易しく、子どもたちに地球の大切さを伝える絵本を集めてみました。お母さんもご一緒に、『美しい地球』を子どもたちに手渡す道を考えてみましょう。
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Recycle!: A Handbook for Kids ブログ記事『一家に一冊 子どものリサイクル』を読む この絵本の詳細を見る |
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Ten Things I Can Do to Help My World ブログ記事『ぼくに わたしに できること』を読む この絵本の詳細を見る |
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Planet Earth Gets Well ブログ記事『わたしたちのすべきこと…?』を読む この絵本の詳細を見る |
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The Adventure of a Plastic Bottle ブログ記事『ペットボトル君の大冒険』を読む この絵本の詳細を見る |
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What's So Bad about Gasoline? ブログ記事『ガソリンって悪玉だったんだ…』を読む この絵本の詳細を見る |
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