劇団扉座 応援しちゃう?!

ワタクシが、劇団扉座を個人的に応援するブログです。

ミュージカル「バイトショウ」プレオープン会見!その4

2013-10-02 22:13:48 | バイトショウ

<有馬自由さん登場>

ま、このように、この芝居にはいろんな人間が登場します。総勢で5~60人出てきますが、次にお見せするシーンは、最も悲惨な人達です。悲惨な劇団です。その名を「唯我独尊」といいます。演劇を始めてしまったお子さんがいて、どうやって止めさせようかしら・・・という方は、是非このシーンを見ていただいて、「ああなるんだぞ!」と思っていただければいいと思います。

  話しながら衣装を身に着ける有馬さん

これからやるのは、とある大きな舞台で劇団ごと仕事で行っているシーン。

「劇団員登場!」という有馬さんの声と共に劇団員役の方々、わらわらと出てくる。

「ジャンヌダルク」という芝居を稽古しているシーン。お楽しみ下さい。

  三千代さんの表情がイイ!

人生初の大舞台に盛り上がる劇団員。「小劇場魂見せてやろうじゃねぇか!!」「おーーー!」

・・・と、このくらいにしておきましょうかw あんまりネタバレもね。 

 有馬さん暴走・・・(役です)www  

 大輔さんと唯我独尊の面々の歌。

 キーワードは、どぶさらい。

ああああ、ここもミュージカル!やっぱり曲ですね

再び可絵さんの歌。美しい   

 

ここで、5分間の休憩です。と赤星さん。お茶もお菓子も用意されて至れり尽くせりです。

しかし、もうここまでで、結構長くお芝居を観たような気になっていました。本当に期待大です。

そして曲の素晴しさ、ヒシヒシと感じています。

 


ミュージカル「バイトショウ」プレオープン会見!その3

2013-10-02 20:21:03 | バイトショウ

横内さんのお話の続き

さて、このように素晴しいゲストで創っていくバイトショウですが、往々にしてありがちなのが、ゲストが素晴しすぎて元々の母体がショボく見えてしまい、とても危険な状況になってしまう。それだけはダメだろう。

今日はまだ見せませんが、「これは日本か?」と思わせるようなシーンもある。今回、扉座のミュージカル二大巨頭、元は、わらび座へお笑い要員で行った岩本(達郎)くんが、気づいたら今は、立派なミュージカル俳優としての道を着実に歩み続けている。岩本達郎、がんちゃん! 今回はソロがあります!ついにソロです。ただ、今日はあえてお見せしません。いろんな事情でw

もう一人は、つい最近まで「ピーターパン」で、迷子のリーダーをやっていた・・・扉座はミュージカル劇団ではありませんが、自分でもレッスンをを重ねて、ミュージカル界でも大事な役をいただけるようになりました(鈴木)里沙。

何ゆえに、久保園チエが・・劇中2人の久保園チエが出てきます。(可絵さんと麻理さん)

なぜ、久保園チエがジャージになったのか?(麻理さんが、ミュージカルスターの大輔さんに会った後、ジャージ姿になるシーン)

ここから、物語がグッと面白く展開していきます。お楽しみに。

様々な人間が出てくるが、その中でも重要人物、久保園チエの同級生、トキタ カナちゃん。彼女(里沙さん)の歌うソロ、「ママはストリッパー」と言う曲を聴いてください。

この曲が、なんとも切ない母と娘の複雑な想いを表現した曲。子供に知られたくない仕事をしている母、その場所は川の向こうにあるから行ってはダメと娘に言う。でも娘は母に抱きしめて欲しくて行ってしまう。見てはいけない母の姿を見てしまう…
難しそうなメロディですが、でも、すごく胸の中にストンと入ってきました。この里沙さんの歌声が耳から離れません。

本当に深沢さんの曲は、本格ミュージカルの・・・まさに「ミュージカルの曲」だと感じました。大人のミュージカル。そこが、今までの扉座と違う。

ドリル魂も大大大好きだし、オリビアを聴きながらも本当に好きだけど、バイトショウは曲が違う!!

 


ミュージカル「バイトショウ」プレオープン会見!その2

2013-10-02 20:00:38 | バイトショウ

<冒頭シーン>のお披露目

始まりは、ドリル魂に通ずるような、黙々と労働する人々の姿。

それが、柳瀬さん(ミュージカル・スター ハナセ タイスケ?役)の歌が入るともう、本格ミュージカルの世界。

女性キャストのお着替えシーンまであったりして。いやーんどこ見ていいかわからな~い

そして、五十嵐可絵さん(シンガー 久保園チエ役)の歌声。

はい、ここまでで5分弱。

もう、すっかり引き込まれています。そして、これまでとナニカがチガウ!扉座を感じる!!

これは、マズイ。もうヤラレテるよ私!そう思いました。

 

田舎モノのトヨシゲおじさん役の鈴木利典さん、ミュージカルを始めて観て演劇に目覚める(?)少女時代のチエ役の高橋麻理さん。

    再び柳瀬さんの歌。なだれ込んで踊る女性達。

 トシさんにちょっかいを出す里沙さん。いじられるトシさん、見逃してはいけないポイントですよ~!

 こんな思い切った表情もしちゃう里沙さん、ダイスキだ~!

 

こうして、会見場にギュウギュウに集まった扉座ファン達は、あっという間に本格ミュージカルの世界に連れて行かれました!!

 

<横内さんのご挨拶>

五十嵐可絵さんの紹介。

劇団四季を退団後、ミュージカルの王道、お姫様コースで売り出すという事務所の方向性があった。ヒロインとして招かれた「わらび座 ミュージカル アトム」新宿公演。ここで可絵さんは、「わらび座でやった事のほうが面白い!」と、ヒロインのお姫様コースを投げ捨てて、新宿公演だけでなく、わらび座と共にバスに乗り、半分わらび座のヒトのようになり、全国を回ってしまった。なかなかガッツの持ち主。

その後、愛媛の坊ちゃん劇場で、「幕末ガール」(作・作詞・演出:横内さん)のヒロインを務める。この時の楽曲を作曲されたのが深沢桂子さん。初め、桂子さんは「ミュージカルど真ん中の女優なんて大っ嫌いなんだよね。気取っててさ!私と合わないと思う!」と言っていたが、稽古10日位で「横内さん!こんな人材、埋もれさせてちゃダメよっ!」ってコロッと変わった。そして、またどこかでやりたいね、という話になった。

     

柳瀬大輔さんの紹介。

弟(柳瀬亮輔さん)が以前、扉座にいたので、「お兄ちゃん」と呼んでいる。(音楽劇「オリビアを聴きながら」では、兄弟で出演)

こちらも、劇団四季で活躍していた、ザ・ミュージカル、ミュージカルど真ん中のヒトだが、ちょっと変わっていてw 黙ってレ・ミゼラブルとか、ミスサイゴンとかやってりゃいいのに、「そういうのはもう、いいんですよね」と言って、今までやってこなかった事をやりたいと、「オリビアを聴きながら」に出てくれた。あの時は尾崎亜美さんの楽曲を使ったミュージカルだったが、やっぱり僕らの願いはオリジナルのミュージカルを創ること。その時には、是非参加してもらおうと思っていて、今回実現した。

 

深沢桂子さんの紹介。

愛媛の坊ちゃん劇場と秋田の角館(わらび座の本拠地)でやった「幕末ガール」と、坊ちゃん劇場で今、上演中の「げんない」(作・作詞・演出:横内さん)の作曲を担当。今回のバイトショウの曲も深沢さんと2人で作った。

斬り合うような仲なのに、すごく仲良くなった友達の事を、「莫逆(ばくぎゃく)の友」と言うが、私はもう彼女を莫逆の友だと思っている。時々、深沢さんが2人で作った曲を、「私達の子供なので大切に育ててください」と役者に言うんですけど、「莫逆の友なのに・・・」と思ってしまう。

今回のステージでは、ミュージカルを作ろうと思って文化庁などに申請したが、全部落ちてしまった。それで、お金がないんですけど・・どうしよう。と思ったら、「私が毎日出て、弾きゃあいいんじゃないの?」と。今回、全ステージをこうやって弾いていただく事になった。皆で後で すごく励ましてあげて下さい!「あなたは、演劇界、ミュージカル界の鏡だ!」と、是非紹介していただきたい。本当に素晴しい曲を作っていただき、何より素晴しいのが、20曲あるのだが、どれも似てない。全部違うパターンで本当に心に響くメロディー。

 

 

深沢さんといい、可絵さんといい、なんて男前なエピソード!発言!ステキすぎる!!

おっとこまえの女性大好き 惚れ惚れします。

 

つづく・・・