自然観察系ぷち旅日記 うにまるが行く!!

遅咲きのなんちゃってトラベラーうにまるが再び動き始めます。薔薇と化石と砂漠を巡る、自然観察系旅日記です。

DAY4 筋肉痛と靴擦れと…

2017-05-26 18:00:50 | スペイン巡礼旅
こんばんは

初めて晴れた4日目のウォーキング。



ただしこの日は、ひたすら忍耐。
筋肉痛に加え、右足のかかと靴擦れ発祥。

歩き出したものの、どうにも違和感が強く、すぐにガーゼをあててテーピング←出発前にやっておけばいいのに(^^;;

ズビリの街の周辺はマグネシウムが取れるらしく(洋子さん談)、大きな採石場がありました。ダンプ出入り口の看板や進入禁止の看板有。



巡礼の道々には帆立貝







そもそも、サンティアゴ巡礼というのは十二使徒の一人であるヤコブの墓があるサンティアゴコンポステーラを目指すもの。そのヤコブが斬首されたとき、その亡骸を運ぶ船の底にたくさんの貝がついていたことから、ホタテはいつからかヤコブの象徴となっているんだそうです。

そんなわけで巡礼者はホタテをリュックにつけています。



さて、この日の行程はさらにアップダウンが減ったものの、それでも靴擦れと筋肉痛を抱えたわたしの足は悲鳴を上げっぱなし(^^;;









最初は見えていた洋子さんの背中も次第に見えなくなり…







あ、あんな遠くに…(笑)
それでも時々立ち止まって待っていてくれる洋子さん。忍耐の1日だったのは彼女の方かもしれません(^^;;

日課になりつつある途中のカフェタイム



自然だけでなく村の風景も美しすぎです。







ドアにフランスパンがかかっていたのですが、これってヤクルトおばさん的なやつ?




道の途中には初めての麦畑や、大きな街も通りました。





街の中にもちゃんと巡礼路の印が付いています。それに一般市民の方々も、小さな子どもまでか、巡礼者と気付くと「ブエンカミーノ」と声をかけてくれてついつい笑顔に(*^_^*)

この日はマラソン大会だったようでゴール付近はとてもにぎやかでした。





そして、この日の宿泊地はパンプローナ。かつてはナバーラ王国として栄えた城塞都市。このマグダレーナ橋を渡ればいよいよ到着。



はね橋とか…



あ、かなり笑顔が引きつってますね(^^;;



この日お世話になったのはプラザカテドラルというアルベルゲ



↑写真右側の建物。
この旅初めての大部屋で12ベッド。
夕飯はついてなかったので、メルカドでお買い物







うにまる特製サラダは、生ハムにホワイトアスパラ、さらにはオイルサーディン入り♪

足の疲れもふきとびます!!

なんだかんだ、あいかわらずの贅沢旅になってます(*^_^*)



男女混合ドミ1泊15ユーロ
コーヒー1.5ユーロ
夕飯2人で7.7ユーロ

今日も1日お疲れ様♪
明日もいい日になりますように
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ




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DAY3 美しい森と美しい街

2017-05-25 18:00:52 | スペイン巡礼旅
こんばんは

サンジャンピエドポルトからの2日間はピレネー越えのいわば山登り。3日目にしてイメージしていた巡礼らしい道のスタート。

牧場を横切り、丘を登り、森を抜けて、村をいくつも通り過ぎていく…









その一つ一つが美しすぎる時間。
気温は10℃を少し超えたくらいの早春な感じ。曇り空ではあったけど、ウィンドブレーカーを羽織って歩くにはちょうどよく、むしろ気温が上がるときついのかなぁ…。















とても気持ち良い道なのですが、歩き始めから気になっていた足の違和感は次第に筋肉痛となってプルプルと悲鳴を上げ始めました。

相変わらず情けない限り。

同行の洋子さんは、まったく涼しい顔でガシガシと前を歩いて行ってしまいます。
まあ、想定内ですが、一回り以上年上の先輩にまったく追いつけないという体たらく(^^;;

仕方がないから亀の歩みの間に草花を撮影。





ようやくズビリの街に到着。



本日の宿









中庭が気持ちいいアルベルゲ。
洗濯物も良く乾きます!!



しかも、ご飯が最高に美味しくて、宿泊者みんな大絶賛。













1泊2食で25ユーロ
コーヒー1.5ユーロ




今日も1日お疲れ様♪
明日もいい日になりますように
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ


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DAY2 悪天候のピレネー越え

2017-05-24 18:00:14 | スペイン巡礼旅
こんばんは

オリソンでの宿泊は夕方から雨になりました。



朝になって外に出ると風景はほぼ白一色

足元は雫だらけ。



雨は小雨ですが、天気予報は雨だというし、念のために雨具はフル装備で出発。

雨に濡れた花々も良いもので、雨とはいえ気持ちは高揚しながら道を進みました。
蜘蛛の巣がこんなにあったなんて、晴れているときは気づきませんでした。







今日はピレネー越え。



本当なら素晴らしい眺望が楽しめるはずだったのですが、だんだんと雨も本格的になり、風景はホワイトアウト。視界は3〜5m。



それでもオリソンを出発したたくさんの巡礼者たちが前に後ろに連なっているので、大きな不安感はありません。



巡礼路の道筋も、きちんと印があるし、間違えやすいところにはわざわざチョークのようなもので強調してくれていたり…



いよいよ国境の峠にさしかかると、ワゴン車のコーヒースタンドがありました。



ホットチョコレートで暖をとり、いざ峠へ。



岩場が続く峠付近は高山植物らしきものがたくさん。



しかしスペインに入ったあたりから、雨はますます激しくなり、風も加わって、スマホ(カメラ)が出せなくなってしまいました。

しかもどうやら、ホームセンターで買った薄手のレインパンツは全く用をなしていない様子で、下着までが冷たく濡れてきている気配が…。

岩場を過ぎると、そこは落ち葉の森。フカフカの落ち葉は雨に濡れ、踏みしめるとじんわり水が染み出してきます。おかげで靴の中までぐっしょり。

けれどこの落ち葉の森の豊かさにただただ感動。

後で気づいたのですがこの森はヨーロッパブナの森だったのです。





臨床には落ち葉だけでなく、たくさんのブナの新芽が出ていました。

新緑に輝くブナの森を雨に苦しめながら一歩一歩下っていきます。



途中の下り坂の勾配が急過ぎて、わたしはすっかり亀の歩み。太ももの筋肉がぷるぷるしてきました。

下りきると、そこはロンセスバージェス。目の前の修道院が本日の宿泊所。



チェックインをしようと思うも、歩みを止めた体は凍りつくようで、慌ててトイレで着替えました。まさに濡れ鼠状態だったため、ズボンの下は寒冷じんましんで足先まで真っ赤になっていてびっくりしました。

実はこの日は雪も降ったそうで、私たちのようにすでに中腹に泊まっていた人以外は、峠越えの道は閉鎖になったんだそうです∑(゚Д゚)

歩いているときはあまり感じませんでしたが、かなりハードな峠越えだったことを知り、よく頑張ったもんだなと…(^^;;



修道院の宿泊所は大人数が泊まれる施設で、大にぎわいでした。皆が濡れたものを乾かしカラフルなベッドルーム。



ランドリーサービスも大にぎわいでした。
洗濯して乾燥してくれて1かご3.5ユーロで良いというので、我々もお願いすることに!



ありがたい!!

夕飯はレストランで
毎回どこでもワインが付いてくるのがすごい∑(゚Д゚)
飲むのが好きな人はお得ですね♪







1泊2食で23ユーロ
ホットチョコレート0.8ユーロ
洗濯+乾燥機 二人で3.5ユーロ


今日も1日お疲れ様♪
明日もいい日になりますように
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ




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DAY1 オリソンへのショートウォーク

2017-05-23 18:00:08 | スペイン巡礼旅
こんばんは


5月17日
朝6時半に朝食を食べ、いざ巡礼の旅へ!!




いろいろな矢印が行き先を教えてくれます。



それにところどころにこんな水場もあるようで助かります。生水ですが特に問題はないみたい。


街のはずれの鐘楼が7時半を告げ鳴り響く中、いよいよ巡礼路へ。



…って、人、多すぎでしょ∑(゚Д゚)







道はかなりの急勾配。
どんどんと登っていくと、風景は牧歌的なそれに変わっていきます。







鳥の声が響き渡る牧草地帯を進んでいくと、足元にはたくさんの草花。

見上げる木々も花盛り。



日本では低い枝は切ってしまうユリの木。こんなに花をじっくり見れることは滅多にないです。





家の庭先を飾る花々も、この風景によく似合っています。





そんな風景に励まされながら一歩一歩進んでいく巡礼の旅。






今日は8kmも進まずに3時間ほどで宿に到着。



のんびり休憩しながら来たこともあり、初日の足慣らしとしてはむしろ物足りないくらいですが、明日は18km近く歩いてピレネーを超えてスペインへ。かなり本格的な山登りのようなので心配。





それにしても正午前から全くやることがない(笑)



お昼ご飯をたべて1時にチェックインしたあとはひたすら写真の整理をしたり、音楽を聴いたり…。シャワーと洗濯をしたらもうすることなしで、みんな暇を持て余してました。

ようやくの夕飯。



今日も賑やかに食卓を囲みます。昨夜、同宿だった人が声をかけてくれたり、新たに知り合う人がいたり…。



それにしてもここの料理は美味しくて、幸せ♪

健脚の方は、我々が明日目指すロンセスバージエスまで歩いてしまうので、きっとここに集まっているのは私と同じのんびり組。おだやかな雰囲気が良かったです。
無理せずここで泊まったのは良い選択だったかな?



1泊2食+お弁当で40ユーロ
昼ごはん
コーヒー2ユーロ
スープ5ユーロ(二人で)
キッシュみたいなやつ5ユーロ(二人で)


今日も1日お疲れ様♪
明日もいい日になりますように
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ




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DAY”0” ついに出発地へ!

2017-05-22 18:00:00 | スペイン巡礼旅
こんばんは

バイヨンヌからサンジャンピエドポルトまでは列車で1時間ちょっと。あっという間に到着。

2両編成の列車は巡礼者で満員。



みんな、ワクワクそわそわしていて、まるで修学旅行列車のよう(笑)



テンション高めの写真が続くのはご愛嬌ということで。







人の波についていけば、巡礼事務所に到着。ここで巡礼開始のスタンプをもらいます。



スタンプについては改めて書きますが、スタンプラリーのようにカードに集めると、最後に巡礼証明書をいただけます。

巡礼の証しである帆立貝も購入。



これは、2ユーロのやつ。

事前に予約していたアルベルゲのチェックインまではまだ2時間近くあるため、周辺を散歩することに。



近くには川が流れてます。







なんて素敵!







少し奥まったところにオートキャンプ場もあったのですが、プラタナスの木の剪定が気になりすぎです。



そこっ!?

そして、この街もまた、壁で囲まれた街







ちょっぴりラピュタっぽい?





そして、この日のお宿。
Beilari







中庭や洗濯場もあり、快適。なんと簡易脱水機も使わせていただけました!



天気も良くてあっという間に乾いた洗濯物たち。

この宿の夕飯はみんなでいただくのがルール。ちょっとした自己紹介ゲームみたいなのもやりながらアットホームな雰囲気。



もっとも、うにまるには高度な会話で、質問の意味がわからないなんで場面も…。でも「質問が分からなかったよー」って言ったら、みんな微笑んで優しくしてくれたんですけどね(笑)

同行の先輩はちゃんとコミュニケーションとってて向かいの建物の奥さんともすっかり仲良しになっていました。さすが!



ちなみにこちらのお宿は夕食と朝食がついて33ユーロ。巡礼者用の宿(アルベルゲ)の中では平均より高めなのかな?

こうして手軽に旅をさせてくれる懐の深さにただただ感謝。

ここからいよいよ巡礼スタートです!!



今日も1日お疲れ様♪
明日もいい日になりますように
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ




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