自然観察系ぷち旅日記 うにまるが行く!!

遅咲きのなんちゃってトラベラーうにまるが再び動き始めます。薔薇と化石と砂漠を巡る、自然観察系旅日記です。

さよならブータン

2016-12-06 23:24:00 | ブータン
こんばんは。
ブータンの旅最終回です。



高台から見下ろしたパロの空港。
小さな空港ですが、出発ロビーには、なんとWi-Fiが飛んでます!!



内装もゴージャス!ブータン建築は「地上の虹」と称えられることがあるようです。

素敵な窓枠を集めてみました↓



話を戻して、空港内、滑走路脇には大きなビルボード。ドラマのか映画の番宣を思わせる美男と美女は王様と王妃様。



ブータンの、王族崇拝はそれはそれは浸透していて、どこへ行ってもアイドルなみの大人気。ホテルのロビー、商店の入り口、お土産物の絵葉書…、とにかくいたるところに、アイドルのポスターとかブロマイドばりのお写真が飾られていたるのです。



王様だけの写真もあれば、王妃様とのツーショットや、王子様との家族ショットなど…。中にはお二人のキス写真も♪

いやはや凄い人気ぶりであります。

最終日に訪れたブータンの博物館では、ブータンの祭りの様子や鮮やかな民族衣装、お面などが展示、放映されていました。





残念ながら館内は撮影禁止。ブータンの祭りは宗教的な要素が強く、教訓的なダンスや劇を僧侶の皆さんが伝統の衣装を身につけて行うようです。

その会場となるのが王宮の中庭



何日かにわたり、ここが人で埋め尽くされるんだとか…。つい最近までテレビがなかったブータンでは、この踊りや劇を見ることは最大のエンターテイメントだったに違いありません。

博物館には、動植物園を中心とした自然科学系の展示もありました。国土は広くはないですが、標高差が激しいブータンの生物多様性は非常に高いようです。



ヒマラヤ山脈のふもとにある小さな国ブータン。地上の虹と称えられるような美しい建築。緑に包まれた国には、世界一幸福な人々が暮らし、今日も激辛なエマダツィを食べているはずです。

その光景がいつまで続くのかは誰にもわからないけれど、この夏のこの瞬間、ほんの少しではあったけれど、ブータンという国をこの目で見、この足で歩き、そして感じることができました。できるなら今度はよりディープにブータンを感じてみたいなと思っています。また、いつの日か!!



日付が変わるぎりぎり更新完了!
明日からはタイランド編をお届け予定。
うにまるの栄養補給に、これをクリックしてくれると嬉しいです↓

にほんブログ村


ブータンの食事事情2016

2016-12-05 21:03:00 | ブータン


こんばんは〜。
連続更新記録は1週間しか続きませんでしたね(^^;;
まあ、ぼちぼちと読んでいただければありがたいです。今日はブータンのお食事事情についね。

ブータンといえばエマダツィ



これ無しにはブータンの食を語ることはできません。

ダツィはチーズの一種。羊や羊の乳から作ったカッテージチーズのようなもので、これとエマ (唐辛子)を一緒にに煮込んだものがエマダツィ。とてもシンプルな料理ですが、唐辛子の辛さとチーズのまろやかさが混ざり合い、ご飯のお供に最適♪

家庭ごとの味があり、食卓には必ず並ぶそうです。







基本的にはご飯と食べますが、パンのようなものと食べることも。多分、新しい食文化なんだろうと思います。
この柔らかめのスコーンみたいなやつ、美味しかったなぁ↓



エマダツィにジャガイモが入るとケワダツィと呼ばれたり、名前を忘れたけど肉が入ったり…



いろいろアレンジがあるようです。
とにかく唐辛子をよく食べるブータン。



唐辛子のソースとか…



干し肉と唐辛子を煮たパクシャパとか…

ブータンではエマ(唐辛子)は香辛料ではなく、野菜なんですって!!



だから、そのまま塩をつけて食べちゃうこともあるんです。



これ、シシトウじゃないんですよ。
本物の唐辛子∑(゚Д゚)

激辛なヤツではないけれど、十分ピリピリしました。

基本的に昼ごはんと夜ご飯は、いくつかの料理から好きなものを取り分けて食べるスタイル。











お昼はビュッフェスタイルも多かったかな…



まあ、けっこう似たりよったりなメニューでしたが、それぞれ味付けが違っておもしろかったです。野菜をたくさん食べられるのも嬉しいです。

話に聞くチベット文化圏の餃子「モモ」にも出会えましたヾ(@⌒ー⌒@)ノ



ブータンのビールも飲みましたよ♪



ちなみに朝ごはんは観光客向けで洋風。







申し訳ないけれど、こちらはちょっと微妙。味のない、薄〜い卵焼きなんですよねぇ…(^^;;

でも、今回は生まれて初めての料理が多く、感動でした。

これはバター茶



遊牧民のタンパク源なのでしょうが、これも慣れない私たちにはかなりきつい代物でした。油っぽいのはもちろんですが、かなり塩辛いんです。

それを自分で感じられたことが嬉しいです
(*^_^*)

そういえばチュゴと呼ばれる、ブータンの乾燥チーズも食べました。



あまりに硬くて舐めたという方が正解(笑)

ヤクの乳からできているそうです。ブータンではおやつ的な存在。硬いから口の中で舐めて柔らかくするとのことなので、甘くないけど飴的な存在なのかな?
車道沿いの売店にもよく吊る下がっていました。

ちなみにタイからブータンへの飛行機は、たった3時間ほどですが、機内食が2回も出てびっくり!!

行きはタイ風な食事とスナック





帰りはインド経由なのでインド風でした



ブータンでもインド製品はよく見かけたような…
特にこちらのピーナツバターのパッケージは秀逸でした(笑)



今日も1日お疲れ様でした。明日もいい日になりますように♪




※※※※※※※※※※※※※※※※※
海外旅行ランキングに参加してます。
下のバナーをポチッと押して応援いただけると嬉しいです∧( 'Θ' )∧

にほんブログ村

※※※※※※※※※※※※※※※※※

ブータンのホテル事情2016

2016-12-03 19:38:01 | ブータン
こんばんは。
今夜はブータンのホテル事情について!



ブータンでは、優雅なホテル暮らしの日々。朝ごはんもこんなにおしゃれ♪

窓の外にはブータンの緑と青い空。



こんなおしゃれな外観の受付があるコテージ型のホテルにも泊まりました。リゾート感たっぷり。





緑に包まれたテラスでティータイムとか…

朝の清々しい空気とか…



気持ちいいけど、リアルブータンではないような…

お庭なんて、イングリッシュガーデン風





食堂から見渡す田園



あ、↑こらは、「4人の友達」って呼ばれている宗教的な絵。結構いろいろなところで見かけました。

意味も覚えて帰ってきたはずなのに、なんだったかな???よく思い出せません(^^;;



これはパロのホテルの裏庭。ここを散歩していてヤツガシラと遭遇しました。

で、テンションが上がっているところ



旅に出ると、1日1日、顔が柔和になっていく気がします。そりゃそうですよね。毎日こんなホテルに泊まって、美味しいもの食べて、好きなことだけやってるわけですから(笑)

いつも、こんな風に穏やかな気持ちで過ごせるようにしたいなぁ。

ホテル事情と言いながら、ホテルの情報はほとんどなくてすみません。

とりあえず今日はこの辺で。

今日も1日お疲れ様でしたヾ(@⌒ー⌒@)ノ




※※※※※※※※※※※※※※※※※
海外旅行ランキングに参加してます。
下のバナーをポチッと押して応援いただけると嬉しいです∧( 'Θ' )∧

にほんブログ村

※※※※※※※※※※※※※※※※※

ブータンの動植物と気候

2016-12-02 18:00:19 | ブータン
こんばんは。
自然観察系旅日記!
たまには本領発揮の自然観察系ネタを。

もっともこのネタは需要が低いのが悩みの種…。興味ない〜ってあなた、とりあえず、これ↓押していってください。リンク先には別の楽しい旅ブログがたくさん紹介されてますよ〜(笑)

にほんブログ村

さて、ブータンは基本的にお抱え運転手付きの贅沢旅。これは、旅行者に次のことが義務付けられているからです。このルールは絶対で、旅行者に選択の余地はありません。

①旅行中は必ずガイドをつけること
②滞在期間は1日につき290US$(冬季オフシーズンは250US$)以上使うこと。

②はホテル代やガイド代、交通費など全て含めてということです。でも、そもそもブータンは物価の高い国ではないので、必然的にホテルや移動は贅沢三昧となるのです。

そんなわけで、滞在中は観光スポットで車を降りるというくらいしかやることがない、いわゆるパック旅行型な旅。自分で考え、行動するということは何一つないのです(^^;;

その点、タクツァン僧院への道は自力で歩くのみなので、すごく新鮮に楽しかったです。

足元にはこんなのとか落ちているし…



ブータンの松ぼっくりは大きいです。
できることなら持ち帰りたかったけど、検疫とか面倒そうなので写真で我慢。



たくさん実っていました。
この一体の優占種はこの2つのようでしたがどちらも名前がわかりません↓





下のはヒイラギに似てるけど…
とにかく上のやつがたくさん生えていて、足元にはその落ち葉がたくさんありました。



なんとなく南国っぽい葉っぱです。

登っていくと、森の雰囲気は変わり、上の方では^_^サルオガセやランの着生が見られるようになりました。



タクッァン僧院までは標高差500m。100m登ると0.55℃下がると考えると3℃近く、気温が変わるということになります。

ブータンは山間にあり、土地によっての標高差が大きい国です。そのため、国土は広くないもののおもに3つの気候区をもちます。3000m以上がツンドラ気候、1200〜3000mがモンスーン気候、1200m未満が亜熱帯気候です。南部地域はほとんどがマラリアの発生するジャングルだそうです。

タクッァン僧院へ登っていくと、途中で植物相が変わってくるのは、モンスーン気候とツンドラ気候へ切り替わるあたりなのかもしれません。



山道でたくさん見たシャクナゲ↑
花の時期は見事だそうです。

モンスーン気候地帯は西日本と同じよう照葉樹林帯に属していますが、そのことが、日本とブータンの文化の共通点を生み出しているという考えがあるそうです。

自然を基にした農耕生活のパターン、漆器の使用、赤米の栽培、などといった類似点。例えばブータンには一部地域で蕎麦加工品を食べる習慣があるそうです。それに醸造酒の生産も盛んで、日本のどぶろくによく似た製法の「シンチャン」や焼酎に似た蒸留酒の「アラ」などがあり、日本の酒文化と類似した部分も多いんだとか…。

昨日のアレも共通点?

そんなわけで、ブータンで見た植物は日本のものと似ていたりします。

ヤマハハコ的なやつ


ハギっぽいやつ


ガンクビソウらしきやつ


フウロソウの仲間


ツルボ系?


これは初見!食虫植物?


キノコ類は見たことないものが多かったです(もともと経験不足?)







最後のやつとか、なんだかヤバそうです。
人の家の周りではヒマワリやオシロイバナ、ニチニチソウやマリーゴールドなど、見慣れた花々がいっぱい。



もっともヒマワリは日本でよく見かけるてっぺんに花が1つのものはほとんど見かけず、写真のように複数の花をつけるタイプがほとんど。

そして、ホテルの庭で見つけたこちら!!



ありがたや、ヤツガシラ様です(≧∇≦)

ところ変われば、珍しいものが普通だったりするんですよね。ちなみにブータンはバードツアーが組まれるほど、鳥好きには魅力的な国のようです。フラワートレッキングプランもたくさんあります。

自然豊かな国、ブータン。どうせ、お高めな公定料金が決まっているのだから、そういった専門ガイドのいるプランで参加するのも面白そうです。

…って、今調べてみたんですけど、やっぱりブータンって、お安くない国ですね∑(゚Д゚)

この夏のキャンペーンは破格の値段だったのだと改めて気づきました。ブータン行きを持ちかけてくれた(というか。勝手に便乗したんだけど)友人Aさんに大感謝!!
結局彼女はブータンではなくスリランカに行ったんですけどね(笑)


今日も1日お疲れ様でした
良い週末を!!
わたしは明日も出勤です(T_T)

にほんブログ村


好きか、大好きか…

2016-12-01 19:00:05 | ブータン
本日はブータンの民間信仰のお話。
えっと、ほら、あの…



つまりそういうことなんです…
いわゆる男◯信仰ってヤツです。民間信仰の一つですよね。

壁にドーンと書いておくことで魔を払ってくれると言われているそうです




けして不真面目な話ではないんですが、これ、削除されたりしないですかね…(^^;;

まあ、ほら、こういう話って、「好きか、大好きか」どちらかって言うじゃないですか(笑)

「魔除け」とは、ちょっと意外でした。どちらかというと「子孫繁栄」の象徴だと思ったんですけどね。日本にもこういう信仰って残っていたりしますよね。

ブータンでは、地方都市ではわりと普通の光景らしいです。

これはドアの上につけるタイプ



ちょっと入りにくい気がするので、やはり「魔除け」効果があるのかも…?

それにしても、ここまで存在を主張しなくても…(^^;;



土産物として様々なグッズが作られているようなので、観光向けに若干誇張してるものもあるのかもしれません。



まあ、こういう話って「好きか、大好きか」のどちらからしいですから…(笑)

万が一ご気分を害した方がいらっしゃいましたらごめんなさい。うにまるもね、意外と好きなんですよ、この手の話\(//∇//)\

今日も1日お疲れ様でした。
明日もいい日になりますように!



リアルタイムの近況報告はこちら
Facebookページ:Unimaru Diary




※※※※※※※※※※※※※※※※※
海外旅行ランキングに参加してます。
下のバナーをポチッと押して応援いただけると嬉しいです∧( 'Θ' )∧

にほんブログ村

※※※※※※※※※※※※※※※※※