自然観察系ぷち旅日記 うにまるが行く!!

遅咲きのなんちゃってトラベラーうにまるが再び動き始めます。薔薇と化石と砂漠を巡る、自然観察系旅日記です。

DAY2 悪天候のピレネー越え

2017-05-24 18:00:14 | スペイン巡礼旅
こんばんは

オリソンでの宿泊は夕方から雨になりました。



朝になって外に出ると風景はほぼ白一色

足元は雫だらけ。



雨は小雨ですが、天気予報は雨だというし、念のために雨具はフル装備で出発。

雨に濡れた花々も良いもので、雨とはいえ気持ちは高揚しながら道を進みました。
蜘蛛の巣がこんなにあったなんて、晴れているときは気づきませんでした。







今日はピレネー越え。



本当なら素晴らしい眺望が楽しめるはずだったのですが、だんだんと雨も本格的になり、風景はホワイトアウト。視界は3〜5m。



それでもオリソンを出発したたくさんの巡礼者たちが前に後ろに連なっているので、大きな不安感はありません。



巡礼路の道筋も、きちんと印があるし、間違えやすいところにはわざわざチョークのようなもので強調してくれていたり…



いよいよ国境の峠にさしかかると、ワゴン車のコーヒースタンドがありました。



ホットチョコレートで暖をとり、いざ峠へ。



岩場が続く峠付近は高山植物らしきものがたくさん。



しかしスペインに入ったあたりから、雨はますます激しくなり、風も加わって、スマホ(カメラ)が出せなくなってしまいました。

しかもどうやら、ホームセンターで買った薄手のレインパンツは全く用をなしていない様子で、下着までが冷たく濡れてきている気配が…。

岩場を過ぎると、そこは落ち葉の森。フカフカの落ち葉は雨に濡れ、踏みしめるとじんわり水が染み出してきます。おかげで靴の中までぐっしょり。

けれどこの落ち葉の森の豊かさにただただ感動。

後で気づいたのですがこの森はヨーロッパブナの森だったのです。





臨床には落ち葉だけでなく、たくさんのブナの新芽が出ていました。

新緑に輝くブナの森を雨に苦しめながら一歩一歩下っていきます。



途中の下り坂の勾配が急過ぎて、わたしはすっかり亀の歩み。太ももの筋肉がぷるぷるしてきました。

下りきると、そこはロンセスバージェス。目の前の修道院が本日の宿泊所。



チェックインをしようと思うも、歩みを止めた体は凍りつくようで、慌ててトイレで着替えました。まさに濡れ鼠状態だったため、ズボンの下は寒冷じんましんで足先まで真っ赤になっていてびっくりしました。

実はこの日は雪も降ったそうで、私たちのようにすでに中腹に泊まっていた人以外は、峠越えの道は閉鎖になったんだそうです∑(゚Д゚)

歩いているときはあまり感じませんでしたが、かなりハードな峠越えだったことを知り、よく頑張ったもんだなと…(^^;;



修道院の宿泊所は大人数が泊まれる施設で、大にぎわいでした。皆が濡れたものを乾かしカラフルなベッドルーム。



ランドリーサービスも大にぎわいでした。
洗濯して乾燥してくれて1かご3.5ユーロで良いというので、我々もお願いすることに!



ありがたい!!

夕飯はレストランで
毎回どこでもワインが付いてくるのがすごい∑(゚Д゚)
飲むのが好きな人はお得ですね♪







1泊2食で23ユーロ
ホットチョコレート0.8ユーロ
洗濯+乾燥機 二人で3.5ユーロ


今日も1日お疲れ様♪
明日もいい日になりますように
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ




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