トレドからマドリッド

2009年07月26日 | 海外にお出かけ

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トレド  大聖堂・サント・トメ教会・アルカンタラの橋

三方をタホ川に囲まれた丘の上に立つ要塞都市。15世紀まで世界最強の帝国の都として繁Awfd22 栄したが、イサベル女王の没後、フェリベ2世が都をマドリッドに移してから政治・経済の中心的役割を終える。しかし宗教的には依然としてスペイン・カトリックの中心である。上の写真は大聖堂、スペイン・カトリックの総本山。13世紀に着工し、250年後の15世紀末に完成した。右の写真はサント・トメ教Awfd34_4 会。グレコの最高傑作といわれる「オルガス伯の埋葬」があることで有名。大聖堂とともに内部の祭壇など立派だがすべて撮影禁止。下の写真は「アルカンタラの橋」、9世紀アラビア人によって建てられた。戦争やタホ川の氾濫で破壊され、幾度か修復された。1484年に修復を命じたイサベルとフェルナンド王の紋章が彫りこまれている。

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マドリッド スペイン広場

9世紀後半、ムハンマド1世が王宮と要塞を造る。11世紀にはキリスト教徒に奪回され、16Adsp33 世紀、フェリペ2世がトレドからマドリッドに宮殿を移し首都となった。スペイン広場は1930年セルバンテスを記念して造られた。セルバンテスがドン・キホーテを見下ろすように座っている。写真右はプラド美術館、スペイン王家によって収集された作品を展示する王立美術館として発足したが、後国有化された。ベラスケス・ゴヤ・エルグレコの作品が充実している。(館内は撮影禁止)

 

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セコビア 水道橋   

 

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BC1世紀に造られたスペイン最大規模の水道橋、全長728メートル、高さ28メートル。各石の間には接合剤などは使われていない。1884年まで水を供給していた。Asgef22_2

アルカサル(写真・右) 旧市街の岩山に建てられ、歴代の王がAsgef23 好んで住んだ宮殿。また重要な軍事拠点にもなっていた。『白雪姫』のお城のモデルになったことでも有名。

 

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セコビアの見学を終えてマドリッド(連泊)に戻り、出発から数えて10日目の朝、オランダ航空でアムステルダム経由で成田に戻って今回の栃木さんのスペイン旅行は終わりだ。今回の旅行での天気は雨・曇り・晴れ・雪とすべての天候を体験されたが、トレドに向かう途中雪が降り出し、道路は大渋滞!でもさすが車の国だけあって除雪車があっという間に除雪したそうです。

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スペインの食事 旅行での楽しみの一つは食事。栃木さんの報告ではほとんど抵抗なかっAfer21 たそうですが、塩味の濃いところが多く(特にスープ)もったいないと思いながらも残されたそうです。1日5回食事をする国、(メインは昼食)、オリーブオイルのお陰か欧米のように太っている人はあまり見掛けなかったそうです。昼食は午後2時、夕食は午後8時、日の出が遅く、1日の始まりも遅いので。バル(BAR)でも食事(写真右)も体験されたそうですが、料金も安く美味しかったそうです。


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