goo blog サービス終了のお知らせ 

ウズベキスタン サマルカンド

2008年06月14日 | 海外にお出かけ

                        -          サマルカンド グリ・アミール廟

中央アジア・シルクロード紀行 -ウズベキスタン-

世界遺産 青の町 サマルカンド

Ajt1705flag ウズベキスタンへのツアーがあるとは知らなかった。5月中旬栃木博子さんはAjt1701 友人と出かけると聞いたので、是非このページで紹介したいので写真と記事をお願いした。5月16日10時15分成田発関空経由で首都タシケントに着いたのが17時40分。時差が-4時間だから関空でのトランジットがあるが11時間あまりフライトである。タシケントに1泊して翌朝7時発特急レギスタン号(写真右)でサマルカンドに向かったそうだ。以下栃木さんが撮った写真とコメントを中心に紹介していこう。

Ajt1702_2 特急列車は6人部屋の個室で快適、綿の花模様の茶器でのお茶のサーAjt1704_3 ビス(写真左)があったそうだ。私は列車の旅が大好きなので、駅舎などもっと写真はと聞いたら、空港・機体・駅舎・橋梁などの施設の写真は撮影禁止、ただし世界遺産などは内部も撮影OKだったとのこと。午前11時にサマルカンドに到着。バスで市内観光に出かけた。まず向かったのが「グリ・アミール廟」、このサマルカンドにティムール朝(1370~1507)を建設したティムール(1336~1405)が眠っている。右にゲート越しに撮っている写真があるが、このようなアングルを逃さない栃木さんのセンスに感心している。その下の黒い石棺の地下にティムールが眠っている。石棺の裏に「私が再びこの世に出せば、大きな災いが起こる」と書かれていたが、1941年ソ連の調査で開けられた3日後、ドイツの奇襲攻撃を受けソ連にとっての世界大戦のきっかけとなった。以来「禁断の棺」として開封されることはなかった。

Ajt1720_2          ビビハニムモスク・メドレセ・廟

次に向かったのが中央アジア最大のモスク・ビビハニムモスク・メドレセ・廟、アミール・ティムAjt1721ールの妃ビビハニムの名が付けられた。ここまでの写真で気付かれると思うが、建築物に使われている青色の美しさ、コバルトの空Ajt1722_3 の色とマッチングしてとても美しい。この地・サマルカンドが“青の都”と言われるのが良く分かる。上の写真は中庭から見たモスクとミナレット、右の写真はモスク正面。左は中庭中央に置かれたラウヒ(大理石で作られた巨大なコーランの書見台)

Ajt1730            レギスタン広場                               シェルドル・メドレセ   

左の写真がレギスタン広場、レギスタンとは砂地の意味。この広場で夜に音と光のショーAjt1731_2 (写真左)が繰り広げられる。このような夜景はその感動を残すために是非とも撮りたいのだが非常に難しい。栃木さんはたぶん手持ちで撮ったと思うが、ISO感度を上げても手持ち撮影では難しい。遠出の旅にAjt1732_7三脚持参は無理だろうから何か適当な台にカメラを置いてセルフで撮ることをお勧めする。また光のショーは色温度の設定も難しいので私はROWで撮影して後で調整している。右側の写真はシェルドル・ メドレセ。正面上部にイスラムではタブーとされている動物(小鹿を追うライオン)と人面が描かれている。左の写真はレギスタン広場で最も古い神学校、ウルグベク・メドレセで、天文学者でもあったウルグベク好みで星空をモチーフにしたモザイク模様が描かれている。(すべての写真はクリックすると拡大して見えます) 

Ajt1760

ティラカリ・メドレセ

ティラカリ・メドレセは1660年に建てられた神学校。左は遠近法で描かれた天井、ドームのように見えるが平面に描かれている。右の壁面には星と植物とアラビア文字の模様で飾られている。 

Ajt1750_2 ミナレット 栃木さんはシェルドル・メドレセのミナレットに登った。130段の狭い螺旋状の石段、手すりもなく懐中電灯の明かりをたよりに這うように登ったそうだ。登塔料は5000スム(500円)、スムはウズベキスタンの通貨。1円≒10スム、ウォンと同じ感覚、カメラ・ビデオの撮影には多くのところでお金を取られるようだ。例えばレギスタン広場2000スム(ビデオ5000スム)、グリ・アミール廟1500スム(ビデオ2500スム)、これは大きな観光収入になる。世界遺産になる前はおそらくフリーだったのだろう。左のミナレットの写真、思わず唸った、見事な構図だ。出かける前に良い写真が撮れるか自信がないと栃木さんは言っていたが、1台のコンパクトデジカメだけで・・・腕前は相当なものだと分かった。

 夜8時20分よりレギスタン広場での30分間の音と光のショー(前述)を観て、2日目Ajt1761_3の宿泊ホテル(Hアフロシャブ・パレス)に戻ったそうだ。栃木さんの食べ物レポート。お水は飲めません、うがいもAjt1762 ミネラルウォーターを使うように言われた。前菜には必ず野菜が出たが、細かく切ってあるものは食べなかった。フルーツ・アイスクリーム・ミルクなどは控えるように言われた。海が無いので料理に魚は出ない、羊・牛・鶏料理。白い桑の実があったが、柔らかくて美味。(大きな桑の木があちこちにあって、数人の男が長い棒でつついて落とし、下に広げた布で集めていた) 写真はシャブバザール、食料品・日用雑貨・衣類などあらゆるものが売られていた。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ウズベキスタンの旅 シャフリサーブス~ブハラ

 ウズベキスタンの旅 ヒヴァ~タシケント

 

 

 


最新の画像もっと見る