道草備忘録

本サイト安彦良和WORLDとあまり関連のない「道草」的ページ。 SHINJIが時々関心を持ったことを備忘録として記録。

月刊COMICリュウ 2007年11月号

2007-09-19 23:24:07 | Comic
月刊COMICリュウ 2007年11月号購入
今月で1周年、早いですね・・・しかし、1年もつとは思いませんでしたよ(失礼ながら)。

今月はホッチキス止めの週刊誌タイプではなく、普通の月刊誌っぽい糊付けタイプになってます。これからこれでいくのかな? DVDなんか付いてるから680円という高額。驚きました。

さて、なんで今月号を買ったかというと、安彦さんのコラム目当て。

しかし見てみるとコラムというものでもなかった。安彦さんの自画像イラストと、ちょっとしたコメントが1ページ。

後は思いがけない「麗島夢譚」再開予告が2ページ。台湾の熱蘭遮城にやってくる一人の男・・・これ、「BATEREN 南蛮西遊記序章」に出てきた武蔵みたいに見えますが、さて? 次号で判明するのかな。

来月12月号には「麗島夢譚」が復活、第3話が掲載されるそうです。
これは一つ楽しみが出来たな。

あと1月号に藤原カムイが連載(?)するような話も書かれてました。
この人ドラクエ描いてると思ってたけど、連載終わったのかな?

皇国の守護者 打ち切り

2007-09-18 23:16:12 | Comic
伊藤悠氏連載の「皇国の守護者」が打ち切り終了したらしい

なんでも原作者のチェックが遅すぎるのですっ飛ばしてたら激怒され、あえなく打ち切りになったとか。

この作品一応購読しとったんだけどなあ・・・安彦さんもユリイカで対談までしたくらいなのに、突然のことで非常に残念です。

スティール・ボール・ランを読む

2007-09-17 14:03:06 | Comic
この休みの間に、荒木飛呂彦の[Steel Ball Run]を13巻まで購読

これジャンプで連載されていた「ジョジョの奇妙な冒険」の実質第7部にあたります。第1部からずっとジョースター家(と、その血縁者系)の連綿と続く闘いが描かれていたんですけど、第7部はちょっと趣向を変えてきたみたい。

連載当初は喫茶店で昼食とるときに雑誌を読んでたんですけど、途中からウルジャンに掲載誌が変わったので話の続きがわからなくなった。それから長い間気にもとめていなかったのですが、ちょっとしたきっかけで単行本を手にする機会があって・・・読み始めると止まらない!

最初はジョジョ・シリーズから離れてつつ、登場人物の名前などシリーズから流用して別世界の物語を描くのか?(第6部の最後で別の時間軸に飛んじゃったみたいだし)それにスタンドも出てくるし、またしてもバトルものなのか・・・などと思ってました。

それに、同時期に「オーシャン・オブ・ファイヤー」というアラビア半島を走破する馬レースの映画なんかあったりしたので、パクッタね?などと考えてみたり。

しかし読み進めると、ホースレースの裏側にある陰謀、聖者の「遺体」を巡る冒険、息詰まる攻防、そしてどこか狂気が入っている(あー、なんか言葉では伝えにくいなあ~)キャラクターなどなど、もしかしたら過去のジョジョ・シリーズを凌駕するストーリー展開ではなかろうか?というスバラシイ出来。

昔からアクの強い独特な絵柄と構図を持った漫画家でしたけど、画のクオリティーもかなりUPして洗練されてきていると思う。凄いよ荒木!

まだ読んでいると時々ついて行けなくなるというか、荒木のイマジネーションが暴走し始めて読み手を置き去りにしてしまう時も見受けられるけど、それもかなり改善されたんじゃないかな。

この作品、まだ連載途中だけど、この先の展開が楽しみな作品です。荒木G.J!

安彦良和 つれづれ・・・第25回

2007-09-16 17:48:49 | 読書
安彦良和氏がアニメージュで連載しているコラム

「つれづれなるままひぐらしアニメ机に向かひて・・・」第25回
今回は、福井で行われている原画展のことを少しと、「伊吹山」について。

関ヶ原の北にそびえる「伊吹山」、ヤマトタケルの伝説が有名。
(東国遠征の帰路、この山の神様の挑戦を受け戦うが、氷雨を受けて体調を崩し、現在の三重県へと向かう途中で死んだ。その魂は白鳥となって河内へ飛んだという)

安彦さんは大学の講師として新幹線によく乗るが、その際車窓からよく見るそうです。その時に思いをはせたのがヤマトタケルの伝説。彼は殺されたのではないか?と。

伊吹山は畿内へ向かう関のような場所、東征帰路のヤマトタケル軍が関を越えようとし、それを反皇子の勢力・例えば大豪族息長氏などが阻止、皇子は敗れそれでも大和を目指そうと伊勢路を目指すが力尽き・・・といった想像をされたとか。

その伊吹山、石灰岩の採掘が進行し、山が切り崩されているそうです。氏はこの事態を憂いているようで、自然への畏怖を失った人間の環境破壊に対する警告が語られています。

宮崎駿さんなんかは、寄付を集めて森を守る活動されたりしてますよね。そういう地道な活動って必要なんだなと思う。
私の住んでいる地域も、最近は雨が降るとスコールのような土砂降りになるのですが、日本は亜熱帯気候のような地域になっちゃうんでしょうかね・・・環境破壊、怖い話です。