
自己の頭頂に 10万の白色に輝く花弁の蓮華があり、
その中央に 赤黄色の蕊があって法座を形成しており
その法座は 色とりどりの宝石で飾られ
その法座に 根本上師が坐しておられる様子を観じつつ
合掌して 3遍か7遍誦す。
「安于密厳法界宮(あんうみつごんほうがいくう)
三世諸仏之本体(さんぜしょぶつしほんたい)
令我証悟法身者(れいがしょうとくほうしんじゃ)
祈祷根本上師尊(きとうこんぽんじょうしそん)。」
そして上師より 頭頂・喉元・胸の中央の三箇所で
それぞれ 自己の身語意が 上師の身語意と融合して無二となるのを観じて
再び 3遍か7遍誦す。
(回向)
「文殊師利勇猛智(もんじゅしりゆうもうち)
普賢慧行亦復然(ふげんけいこうえきふくぜん)
我今回向諸善根(がこんえこうしょぜんこん)
随彼一切常修学(ずいひいっさいじょうしゅうがく)
三世諸仏所称嘆(さんぜしょぶつしょしょうたん)
如是最勝諸大願(にょぜさいしょうしょたいがん)
我今回向諸善根(がこんえこうしょぜんこん)
為得普賢殊勝行(いとくふげんしゅしょうぎょう)。」