<<梅>>備忘録 ~Random Walk~

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ランダムウォーク de JA1OHP/AC2BF

WSJT-XのSuper Foxを初めて使ってみた

2024年07月11日 | ・HAM(デジタルモード)
WSJT-XにSuper FoxモードというF/Hモード(DXペディションで使うモード)の進化系ができ、WSJT-X 2.7.0-rc5でこのモードが公表された。

運よく、K8Rがこのモードで運用しているので試しにやってみた。



呼んでみたらまだ実装している人も少ないようで意外と直ぐに応答がありました。

従来のF/Hモードと比べ複数スロットでも電力が分割されないのでこの交信例では7スロットでも十分S/Nが良い。

いままでのF/Hモードだと数スロットになるとうちの釣り竿アンテナでは受信が難しくなるがこのモードなら期待できそう。


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初めての車の中からFT8

2023年11月18日 | ・HAM(デジタルモード)
昔から車の中からアマチュア無線が出来るようにしていますが、さすがにFT8はなかなかやる気が出なかった。
しかし、自宅ではラグチュー以外ではFT8が多くなったのでクルマからもと思い急遽セットアップ。

夕方で移動時間がなかったので近所の屋上駐車場で実験。


偶然、2mで友人のコールサインが見えたので取り敢えず呼んでみたら無事交信することができました。


アンテナはダイアモンドのHV5Sというマルチバンドホイップ。1本で7/21/50/144/430の5バンド出られる。性能はいまいちだが面倒でないので便利です。

他のバンドも色々聞いてみたがさすがにFT8でこんなアンテナでもヨーロッパなど遠くの海外もよく入ってくるのでちょっと驚いた。

手軽にやるには楽しめそう。

スマホから投稿

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wsjt-x inproved AL

2023年06月25日 | ・HAM(デジタルモード)

wsjt-x inproved ALはwsjt-xとほとんど同じものだが、使い勝手等を少し変更しているものでALとつくのはコンパクトな画面になるバージョンです。

FT8/FT4は手軽に出来るアマチュア無線なので、わたしはもっぱらスマホ(android)や小さなノートPC経由でやることが多い。

リグには繋がっているPC上ではwsjt系(wsjt-x、jtdx、wsjt-z、wsjt-x inproved ALのどれか)とhamlogとリグコントロール用のflrigを動かしている。(バックグラウンドではBktTimeSyncも)
なるべくシンプルにしたいのでJTAlert等は使っていません。



おおむねこんな感じ。

 
画面が小さいので操作しにくいところがあるが通常であればタッチするだけなのでまあなれればwsjt系のどのソフトでもスマホやノートPCからでも大丈夫。
ただ、たまにはほかの画面を見たくなったりするので少しでも画面がコンパクトであってほしいので、その場合にこのwsjt-x inproved ALが一番いい。

wsjt-x inproved ALのいいところはコンパクトな画面以外にも私が気に入っているのはペディションを追いかけるときです。

私のLW+ATUではなかなか応答してもらえないので何度かコールを繰り返すことになるんだがQSBの谷間等にも呼び続けるのは問題なのでワッチとコールを繰り返すことになります。このソフトは何度かコールしてタイムアウトになると相手のコールサインが見えるまで待っていてくれる。ずぼら運用に最適?!

これ以外もいろいろいいところがあるがここでは省略



スマホで運用するときはほぼ左側のところを見ているだけでよいが、交信が終わったときログ(hamlogへ)の登録クリックをします。
wsjt-zでやるときはログの登録は自動にしているのでほとんど操作不要。



最近、hamlogの機能でhamlog上のモニタ画面をクリックすれば自動で交信してくれるようになったのでhamlogのJT Getの画面だけでも何もなければ運用できます。

この画面の上側がflrigでここでパワー/swrを監視しています。
釣り竿アンテナ+ATUは天候等でswrが変化するのでうちの場合ここを監視するのは必須に近い。Hi



横位置でwsjt-x inproved ALとflrigをみているところ。
実際はこの状態が一番おおいです。


参考までwsjt系の私にとっての気に入っているところは下記。

wsjt-x: コンテストのときはこれが標準

jtdx : wsjt-xよりデコード率がいいという評判なんだが私のところではwsjt-xとあまり変わらないのですが弱めの時は使っています

wsjt-z: フィルタ機能がとてもきめ細かくできるのでよく使っています。自動運転機能は一番だがやっはり見ていた方が安心。
 
wsjt-x inproved AL: コンパクト画面のほか弱いペディションを追いかけるとき便利
 
なお、wsjt-x、wsjt-z、wsjt-x inproved ALはadiファイル等は共通なので自由の変えられます。

ただし、jtdxも下記の対策をとれば共通ファイルとして扱えます。

wsjt-x と jtdx の adiファイルの共用

 

wsjt-x inprovedには画面に関して標準版、AL版、wide版があります。

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スマホでFT8受信

2023年05月07日 | ・HAM(デジタルモード)

私のスマホはアンドロイドなのだがアンドロイドで動くFT8受信ソフトは知らなかった。

以前、ある友人からアンドロイドスマホでFT8をデコードできるソフトがあるらしいとの話はきいていた。昨日別の友人からFT8CNというソフトがあると聞き早速探してやってみました。

FT8CNは送信もできるが今回はスマホのWebSDRで海外の局を受信してFT8CNで受信してみようとおもう。こうすると海外の局のところでのFT8の混雑具合とかがわかる。

スマホ1台の中でWebSDRのアプリの音声をFT8CNに入力できれば1台で済みそうだがこういった音声の切り替えのやり方がわからないので手っ取り早く2台使うことにした。むかし使っていたスマホも捨てないでとっているのでこういう時に役に立つ。



現用のスマホでWebSDRを聞いて(アプリはpRxTx Liteというフリーアプリ)その音声を古いスマホのFT8CNでデコードする。
海外のWebSDRを使ってパソコンのwsjt-xやjtdxで受信するのはよくやってるがスマホではできなかったがこれなら簡単にパソコンがないところでも受信できる。


で、
こんな風にやってみた。

現用スマホ


pRxTx Lite(Pocket RX TX Free Edition)

WebSDRはここ参照 ーーーー>>> 海外のwebSDRでFT8をみる


 
とりあえずギリシャのSV2AMKを使って聞いてみる。


使用できるサーバーは時々変わるが現在はこんな具合。

 

FT8CNの設定


この画面下にももう少しあるが、受信だけならほとんど設定はデフォルトの状態でよさそう。
自分のコールサインくらいはちゃんと入れておきましょう。



スマホを並べて置いておくだけでFT8CNの画面にデコード情報が表示されます。
やはりヨーロッパあたりは出ている局が多く混信がすごい。

ネット経由で受信しているのでかなりのディレイ(時刻の遅れ)があるのでが意外とちゃんと表示される。
FT8系は時刻にかんしてシビアなんだがこの遅れに関してはなぜこんなに寛大なのかはよくわからないが調べるのも面倒なので詮索してない。



ウォーターフォールもこのように表示されますがウォーターフォール上にもメッセージが表示される。



両方を1つの画面にも出せます。



最新の更新でネットにつながっていればマップへの表示が出る。
どことどこが交信しているのかがリアルタイムで出てくるのでこれが案外見ていて面白い。

赤旗はCQを出している局の場所。


とりあえず受信だけは簡単にできます。
送信は音声系とCI-V等のコントロール系をつなぐ必要があるがVOXを使えば音声系をつなげば通常の無線機でとりあえずできそうです。

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複数リグでwsjtやflrigを簡単に切り替えて使う

2022年09月18日 | ・HAM(デジタルモード)

最近はFT8がメインになっていますがHFのコンディションがよくないのでVUHF主体に変更。

HFはIC-756Pro3、VUHFはIC-9700を使っていますがパソコンのメインは1台なのでHFに出るときとVUHFに出るときはwsjtやflrigの設定をその時々で変えていました。
これでもいいですがだんだん面倒になってきたのでショートカットを別にして簡単に切り替えができるようにしようと考えました。

ところが、問題が、、

wsjt-xは起動パラメータで切り替えられることはわかっていたがflrigはマニュアル/ヘルプをみても起動パラメータの説明が見つからない。

(注)flrigはリグコントロール用のソフトで、私はwsjt-x(実際にはwsjt-zを使ってますが)、jtdxなどをflrig経由にしています。


書いてはいないがたぶんなにかあるはずといろいろ試してみました。
最終的にやま感で
flrig --help
とやってみたら
なんと使い方が出てきた!



実はここまで来るのにだいぶ時間がかかったので忘れないようにここにあげておきます。

具体的な使い方として、flrig起動用のショートカットの記述を下記のようにすればOKです。



リンク先を
"C:\Program Files (x86)\flrig-1.4.7\flrig.exe" --config-dir C:\Users\umeda\flrig.ic9700

--config-dirの後にflrigの設定ファイルのパスを指定します。
私はIC-9700用の設定ファイルが上記のパスのところにできているのでそこを指定します。

なお、最初から使っていたIC-756Pro3用の設定ファイルはデフォルトとしてflrig.filesというところに入っているので起動パラメータでは指定を省略しています。



これは特に変更しない状態でのショートカットですので参考に。
作業用フォルダーは特に問題なさそうなので共通にしています。


FT8用のソフト起動用
wsjt-xの起動用のショートカットはIC-9700用、IC-756Pro用は下記の通り


IC-9700用
--rig-nameでIC-9700を指定しています。



IC-756Pro3用
--rig-nameは省略


参考までにコンテスト用は通常のファイルと分けたいのでコンテスト専用のものを作っています。


--rig-nameで分けています。
名前は何でもいいのですがわかりやすいようにContestにしていますがコンテスト種類ごとに変えたければここで区別することができます。



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海外のwebSDRでFT8をみる

2022年02月06日 | ・HAM(デジタルモード)
パソコンやスマホで海外のwebSDRを使うとその場所でのアマチュア無線の交信を聞くことができますが、これでFT8が受信できるかやってみたら、、、できた!

今回はチェコのwebSDRに繋いでます。



スマホでWebSDRを動かして、タブレットパソコンでJTDXを動かします。まじめにやるならスマホの音声をパソコンに繋いで入力しないといけないのだが今回は省略。スマホのスピーカから出た音声をパソコンのマイクで拾っています。

このパソコンのマイク感度は非常によく小さい音で写真より離れた場所に置いてあってもちゃんとかなりデコードしてます。そばのテレビの音も入っているが大丈夫!(すごいもんだ)



デコードサンプルはこんな感じでヨーロッパの局同士が交信している様子が次々と出てきます。

関係ない話だが、II2IDTというコールサインが見えたが、イタリアのサイトで聞いていたらSSBモードで「なんかの記念局だ」といいながら盛んにパイルをさばいているのがワッチできました。

ネット経由で音声が伝送されてくるので当然遅れが出てきます。JT65時代に実験したときは7-8秒遅れることもあったので今回もおくれでそのままでは表示されないとおもったが、最近は遅れも2-5秒程度で、今回の例では2秒くらいの遅れだった。そのため何も小細工をしなくてもほとんど表示されたが、一応パソコンの時計を2秒遅らせた画面です。

webSDRは何種類かありますが、スマホではPocket RxTx Free Editionというのが使いやすい。

海外のWebSDRでアマチュア無線を聞く

Pocket RxTx Free Edition



こんな画面で、サイトごとに使用できる周波数帯やモードは変わりますがCW、SSB、AM、FMなどが受信できます。



今回使ったチェコのOK1KPUのサイトでは上記の周波数帯が受信できます。



これ以外にはこんなサイトがありますが残念ながら日本のサイトはありません。少しづつ増えているようなのでそのうち出てくることもあるかも。




KiwiSDR

最近はKiwiSDRが全盛のようで大量にリンクが張られています。
どれも自由に使えるようなのでちょっと聞くにはいいかも。

スマホからKiwiSDRを使うにか下記
google playでkiwiSDRは ーー>> ここ

昔のwebsdrに加えてkiwisdrも増えてきていますのでこちらなら少し日本のサーバーもあります。

http://kiwisdr.com/public/ <<ーーここにkiwisdrの一覧があります



WebSDR
昔ながらのwebSDRも健在でかなり使えるところが増えてきました。
webSDRの最新 ーー>> http://websdr.org/


参考
androidで海外の受信機を使う

電波コンディションを知る方法いろいろ


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160mで初めてのDX!

2021年09月21日 | ・HAM(デジタルモード)

160mで国内の交信はできていたんだが、先ほど初めて海外の局との交信に成功!

窓に付けた(置いた?)釣り竿アンテナ+(AH-4)で160mバンドはなかなか難しい。以前に電線の束をAH-4の給電部に入れてみたらなんとか電波が出せるようになったが国内QSOどまり。

何とか160mで海外と交信したいと思っていたんだが、先ほど何とかロシアと交信できた。
まあ、アジアのロシアなので「北海道のちょっと先」というレベルだが国外であることには変わりない。



向こうからのレポートとこちらの電波のレポートの差がかなり大きいのは愛嬌。Hi

交信が終わったところで、なんと3エリアの友人が呼んできてくれた。
うれしい!!
レポートはそれほど悪くはなかったが最後の73は受信できなかったのがちょっと残念。

普段このバンドに出ないせいか結構呼ばれるので「やった気」になります。
ストレス解消!


参考まで、アンテナ設備を紹介。



小窓から釣り竿を出してこれにコードを巻き付けたもので、通常はこれとAH-4で80mから6mまでやってます。

これに、


単なる電線の束を給電部に入れただけ。

これでなんとかAH-4でチューニングできているのが不思議。
ただ、電線の束の位置をちょっと動かすとチューニングできなくなるので場所決めが決めて。Hi

どんなどうさになっているかは不明だが、こんなものでも国内のFT8ならけっこう楽しめる。
CWでもなんとかはなりますが、SSBではまだ十分やってみたことはない。

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144/430MHzでのFT8

2021年04月29日 | ・HAM(デジタルモード)

HFのFT8も込み合ってきてなかなか交信しにくくなってきているせいもあって144/430でのFT8の飛び具合の目安です。

VUの場合は皆さんがQRVする時期とあわないと目安に何らないが、今日は連休初日(4月29日)なので一応の目安としてみました。


アンテナは144/430/1200MHz、3バンドのGPです。
型名不明
送信出力は20-30W



赤が144MHz、緑が430MHz
12時前後で144/430で運用してみたときの飛び具合です。

144で一番遠い秋田県の局は何度か交信してもらっている局で、15m高の10エレのアンテナ!
この局以外同じ市でよく見かける方がいます。

福井県は南アルプスを越えてよくいくもんだと感心している。
12m高の6エレなのでそれほどビッグアンテナでもなさそう。
富士山とか高い山の回折なんですかねえ。

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古いスマホの再利用

2021年04月01日 | ・HAM(デジタルモード)

昔に使っていたスマホが出てきた。



なんと、Androidのバージョンが「4」という骨董品なみに古いAndroidスマホ。パソコンで言えばwindowsXPの古さなのでは。

すててもいいのだが、動かしてみると処理が重いものは応答速度が遅いがレットをみたり画像を表示したりすることはそこそこ普通に動く。

そこで「端末リセット」してとりあえず内部をきれいにしてからアマチュア無線関係の専用にしようと少しインストールしてみた。



1.シャックのリモート操作用に「Chromeリモートデスクトップ」



FT8や普通のFMなどがリモートで使えるようにしました。



2.スマホからDstarやリフレクターなどができる「Peanut」



すべてのDstarレピータが使えるわけではないが世田谷や文京などのレピータは使えます。友人に出てもらってID51と比較したがほぼ似たような音らしいのでまあまあ実用になる。


3.EchoLink

これもAndroid4でもちゃんと動いた。



通常のアナログレピータである港北のレピータで試験したがOK


4.リバースビーコン




最近またリバースビーコンを使いだしたので動くかどうか心配だったが無事動いた。

上の例では21MHzと50MHzでCQをだしてみてあるところの受信強度レベルを調べたところです。


上記のほかいくつかのアプリを入れようとしたがこのバージョンにはインストールできませんでした。
・電源制御ようのスマートコンセントアプリ、kasa
・DstarようのnoraVR
etc

とりあえずアマチュア無線専用に生き返りました。

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2mのFT8の飛び具合

2021年03月07日 | ・HAM(デジタルモード)

先日のいい加減なVUでのFT8で意外とよく飛ぶのがわかったので、今日は日曜で2mのFT8の運用も多いだろうと考えどのくらい飛ぶのか実験してみました。

保土ヶ谷シャックからですのですが設備は、

リグ:IC7000 ちょっと安定度に不安があるが
アンテナ: 144/430/1200の3バンドGP、長さは1mちょっとくらいかな

シャックは9階建ての8階で高台、西の方に開けています



結果はこの通り、遠くは3エリアまで飛んでいます。
驚いた!

もちろん上のすべての局と交信したわけではないが可能性としては期待できます。
今回は30数局と交信してます。

普通のFMでは御殿場くらいまでは届いた記憶があるがそれ以上は飛んだ記憶がない。
GPアンテナなので近くに飛んでくれればと考えていたので、
上の表示では一番遠いところの淡路島で焼く400km、相手のアンテナは13エレスタックの様です。

しばらくは楽しめそう!

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VUでFT8の飛びを確認

2021年03月06日 | ・HAM(デジタルモード)

144/430でのFT8はインターフェースをちゃんと作らなくてもマイク/スピーカーでなんとなくうまくいっているのでもう少し実験です。

前回の簡易インターフェースの記事 ー>> ずぼらな人向けFT8の勧め

HFではちゃんとした(?)CI-VとオーディオインターフェースでつながっているのでCI-Vはそのまま流用してオーディオの入出力をヘッドセットにしてみました。



マイクにヘッドセットを乗せているだけですので、まあ、まえとあまり変わらないが周りの音が少しは減るかも。
そういえば、大昔の電話でパソコン通信やるときの「電話音響カップラー」みたいなもんです。Hi


430でCQを出して数局交信したあとにPSKRでどこまで飛んでいるかチェックしました。
なお、アンテナは144/430/1200用3バンドのGPです。5階の窓から上に出していますが屋上に出ているわけではない。ロケーションとしては小さな丘の北斜面の途中なので北方向は開けているがほかの方向は開けているとまではいかない。
FMでの交信では東京方面は飛んでいる感触はあるがほかの方向は横浜市内でもあまりよくない。



FT8ではどうかというと、さすがにかなり遠くまで飛んでいるようだ。
千葉の外房は条件的によくないと思っている方向だがFT8ではけっこういいですねえ。どこに反射しているのか知りたいところ。

次に同じように144MHzでも数局交信して、同様にPSKRで確認です。



一般的に、430より144のほうがよく飛ぶんだが、ほぼ予想通りのことがうかがえるかんじですかねえ。
144のほうが聞いている局も多いかと思うので単に比較はできないがrポート数も多い。

まあ、短時間の実験だしこの結果がいつも当てはまるわけではないが目安としてはなんとなく理解できる気がする。


この実験は神奈川区からの実験なんだが、保土ヶ谷のほうはIC7000なのでHFもVUもインターフェースは共通なので実験はしやすい。
そのうち気が向いてらやってみたい。
ただ、保土ヶ谷にあるIC7000 は430でのQRHがひどいのでFT8は無理かと思っている。以前ちょっとやってみたが使い物にならないのでそれ以降試したことはない。

追記 2021.3.6 13時
とりあえず保土ヶ谷シャックからIC7000で144/430、FT8の試験をしてみた。

結論から言うと430はQRHがひどくて使い物にならない。
144もQRHはあるが送受信とも何とか許容範囲にあるようで使える。


保土ヶ谷の電波を神奈川区でモニタしたもの
430のFT8のチューン(シングルトーン)の様子
50以下はほぼまっすぐな線になりQRHは見られません。

もともと430ではCWでもQRHが目立つほどなのでほとんど期待はしていなかったが神奈川区でモニタしてもひどい。送信直後の不安定さとどんどんうごいていくQRHで相手側でまともにデコードできないようだ。
パワーを下げても同じなのでパワーの熱でのQRHとは関係なさそう。

144もここまでひどくはないが動いていくのであまり使う気にならない。

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ずぼらな人向けFT8の勧め

2021年02月28日 | ・HAM(デジタルモード)
やはりのFT8を始めるにはリグとパソコンを接続する「インターフェース装置」が必要です。
最近のリグはUSBケーブルで簡単につなげることができるのでインターフェース装置というほどのものではないですが。でもレガシーリグ(?)の場合はちょっと面倒。

私のばあい、HF機はインターフェース装置/機器があるので問題なくFT8等のデジタルモードも楽しんでいますが、VHF/UHFはレガシーリグだし、ローカルラグチュー用と考えていたのでデジタルモードはやっていませんでした。
もっとも、VUのアンテナはマルチバンドのGPだし高さもないので遠くとの交信はあきらめていました。
 
先週、友人がFT8の移動運用をしているというので、急遽、インターフェース機器なしのスピーカー、マイク経由でやってみることにした。

インターフェースなしでも無線機とPCとはスピーカー/マイクで音を伝え、PTTはVOXを使えばできることは何度かやってみたことはあるので近くなら大丈夫だろうという感触は持っていました。

やってみると大成功でその友人をふくみ何局か交信することができました。

その時は普段ハムように使っているデスクトップのPCをマイクSPへ設定を変えてやってみたわけだが、いちいち設定を変えるのも面倒なので小さいノートPCをこの用途用にと考えました。

タブレットPCにもなるパソコンで内蔵のSP/MICを使えばこのままリグのそばに置けば使えそう。

早速、FT8用のソフトをインストールしてやってみました。



周波数は430.510USBにしてVOXをオンにしておきます。
これで準備OKです。

あまり聞こえていませんでしたがちょっとでたら次々コールされこんなやり方でも十分できることがわかりました。
FMモードだと東京の板橋あたりが限度なんだが楽々交信できました。

PSKレポーターで飛び具合をみて、
おどろいた。



なんと名古屋近くまで、北は水戸まで飛んでいるではありませんか!

相手が高い山頂に移動した場合でも西方向は富士山や伊豆半島より飛んだことはないです。

さすがFT8と再認識した次第です。

私のアンテナは3バンドGPで北は比較的見通しがいいがほかの方向はそこそこ。
こんなやり方でも十分楽しめることが分かった。

FT8に二の足を踏んでいる方、とりあえずなにもつながなくてもできますのでやってみては??

なお、以前の実験では、HFではちゃんと線でつないだ場合に比較すると半分くらいしか表示されませんでした。それでもできるにはできる。Hi

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HAMLOGでJTLinker代わり

2021年02月25日 | ・HAM(デジタルモード)

HAMLOGでWSJT-XやJTDXのALL.TXTをリアルタイムで表示してくれる機能ができたが、HAMLOGのデータからどのバンドでの交信済みかも表示してくれる。

WSJT-XやJTDXでも個別のログデータから判定して交信済みかはわかるが最終的にはHAMLOGのデータをメインにしているのでこのほうがよい。私の場合はWSJT-Xのログでもほぼ満足なのでいいのでそれほどとも思ったが機能を見てみると更新完了時にハムログにデータを転送してくれるのがわかった。



shiftを押しながら「WSJT-X ALL.TXTを開く」で起動時に自動表示

上の「交信結果を入力ウインドウへ転送する」と「Saveボタン押下省略」にチェックを入れておくと黙ってデータ登録まで自動でやってくれる。

私はこの機能をJTLinkerでやっていたんだがハムログでもできるのであればこのほうがいいと思い早速実験してみた。




私の使用環境はPTTやリグの制御にHamRadioDeluxeを使い、WSJT-Z(WSJT-Xの代わりにつかっています)、JTLinker、HAMLOGを使っています。
これでJTLinkerなしでやってみました。

とりあえず上の設定でうまくいきました。

しかし、ちょっと問題が2つ気が付いた。

(1)例えばRA9などのDXエンティティが複数ある場合の「DXエンティティ選択ウインドウ」が表示されてしまう。JTLinkerを使った場合は表示されることなく自動で登録されます。昔にもこのような問題がありましたがHAMLOGの機能で、別のところから(ソフトから)入力ウインドウに転送された場合はこのウインドウを表示しない仕様に変更されました。今回はHAMLOG自身からの転送なのでこの機能が動かないようです。
時々、FT8等をWSJT-Zで全自動運転(?)をしているのでこれは私にとってはちょっと辛い。

(2)JTLinkerだとコメントにHAMLOGとは別に交信局数のカウンター、相手との距離等のができるのでちょっと良かったが今度はそれができなくなった。まあ、これはそれほど困ることもないのでまあいいか。



ということでHAMLOGの新しい機能はけっこううれしい機能ですが、しばらくはJTLinkerと場合分けして使っていこうかと思っています。

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ARRL RTTY Roundup Contest

2021年01月03日 | ・HAM(デジタルモード)

ARRLのデジタルモードコンテストがありました。出てみようかとも思ったがコンディションも悪く時間もなかったのでちょっと様子見だけ。



5局交信して終わり

コンテストルールはーー>>ここ

ログ提出用のページからアップしたが、なにやらエラーだかウォーニングだかわからないメッセージが出る。
適当に直そうとしたがなんかおかしい。
5QSO程度で悩むのもばかばかしいのでやめ!

一応、提出済みのページを見てみたら、、



なんと、提出済になっていた。

結局、あまり悩まずにほっとけばよかったようだ。Cabrilloファイルでこれだけ苦労したのは初めてかも。

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USBオーディオのトラブル解決

2020年12月26日 | ・HAM(デジタルモード)

FT8等のデジタルモードではオーディオ信号の入出力にパソコンのサウンドボードを使ってもいいがノイズ対策でUSBオーディオ(サウンドアダプターなど)を使うこともおおいです。私も手元にUSBオーディオアダプタがあったのでずっと使っています。



かなり昔から使っているものです。

ところが、最近になってたまにエラーが出るようになった。



オーディオ出力デバイスがおかしいとのメッセージなのですが、いつも出るわけではなく数週間に1回程度でしたが、数日に1回程度になってきた。もちろん何の変更もしていないのに。

ということで、このアダプターも寿命かとおもいamazonで格安のアダプタを購入し交換した。



あのエラーは出ないんだが、なぜか変調音にひずみがあり音がおかしい。

いろいろ調べてみると、なんと原因は途中に入っていたハブのせいだった。



このUSBハブをバイパスしてらあっさり治ってしまった。

想定だが、アダプターへの電流にこのハブがちょっと容量不足だったようです。ポータブルHDDとかはこういったハブ経由ではうまく動かないのはわかっていたがこのUSBオーディオレベルでもきついようです。

外部電源を必要としないUSBハブはキーボードとかマウス程度でないと耐えられないようです。もし使いたければ外部電源月のUSBハブにしないといけない。


ということで終わりですが、ついでに電源周りの変更もしておきました。

リグの13.8V電源はHFとVU機を1台の電源で賄っていましたが、430MHzで交信中にHFでFT8等をやっていると同時に送信状態になったりする。そうなると完全の容量不足で、AC100Vのヒューズが切れたりしてました。

同じ電源がもう1台あるのでHFとVUの電源を分けることにしました。



右下の2台重なっているのが電源です。2台の間を少し開けたほうがよさそうなのでそのうち細い木でも挟もうかと思っています。

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