釣り竿アンテナは約5mでATUを使って3.5から50MHzまで使うことができるので性能はともかく重宝しています。
基台にはコメットのCHL-350という約2mの28/50MHz共用のホイップアンテナがついている。
28MHzと50MHzではどちらのアンテナでも使えるんだが普段適当に切り替えて使っているとどちらがどのくらいよいのかいまいちわかりずらい。
保土ヶ谷のシャックもリモートで使えるので保土ヶ谷の無線機で受信して強さを比較してみる。
保土ヶ谷の設備はIC-7000とLW+ATUです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/cc/ab28aa732449c1799f58da9bf2258b2f.jpg?1682916341)
窓から斜めに出している
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/89/23d749bc24b198488e959ec81ad23892.jpg?1682916342)
CHL-350は窓の手すりに基台をつけて止めてあるだけ。
実はアース側は何もつけていないといいい加減さ。窓の手すりはアルミで、調べてみたがグランドにはつながっていない。
神奈川区から28/50MHzのキャリアを出して保土ヶ谷で受信しSメータの表示で比較します。
<<28MHzの場合>>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/8a/d5a6c2e024e68ce050df5f6205782021.jpg)
釣り竿アンテナ、S=8
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/42/28a671a5d6b29d1bfba8a2d21497b932.jpg)
ホイップ、S=4
だいぶ差があって釣り竿アンテナのほうが良い
<<50MHzの場合>>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/a1/56cf06cef058103459b822ef44b441c0.jpg)
釣り竿アンテナ、S=5
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/da/14fffde43ec65f046817b6d7735e84ac.jpg)
ホイップアンテナ、S=8
50MHzはホイップアンテナのほうが良い
<<結論>>
50MHzはホイップアンテナがよく28MHzは釣り竿アンテナが良い
まあ、IC7000のSメータがどの程度正確なのかは不明だが目安にはなりそう。
AH-4は50MHzまでサポートしているがSWRを下げるためLCの回路を無理やり合わせているんだろうからこんなものかもしれない。
ホイップはとりあえずその周波数付近にはあっているので短いながらもいいのではないかと推察される。
釣り竿のエレメント長を変えれば別の結果になると思うので、「こんな感じ」ととらえればいいかと。
今、気になって基台とアルミの手すりの導通を測ってみたら、なんとつながっていない。表面がコーティングされているようだ。
ここから無線機まで4-5mのケーブルでつないでいるが途中にコモンモードチョークは入っているのでその間のケーブルに波が乗っている可能性も捨てきれない。