アメリカのアマチュア無線ライセンスを持っていると日本でも開局出来るんだが、日本の3アマ、4アマとの関係がおもしろい事になっていた。
エクストラを持っていると、日本では1アマ相当
ジェネラルを持っていると、日本では2アマ相当
これはなんとなく分かる。
で、
テクニシャンは・・・・・・日本では4アマ
あれ、そういえば3アマ相当がない。
アメリカのライセンスの昔のランク
1.アマチュア エクストラ
2.アドバンスド
3.ジェネラル
4.コンディショナル
5.テクニシャン
6.ノビス
ノビスは入門クラスで一番の初心者クラス。
現在は青字の3段階です。
ところが、電波法令抄録で見ると、
なんと、ノビスは3アマ相当になっています!
アメリカでは一番の初心者クラスが日本では3アマ、ノビスの上のテクニシャンが4アマ。
なお、(注)を要約すると、「電信の合格証を持っているか、1991年2月14日以前のテクニシャンに合格していれば3アマ相当」ということです。
まあ、ノビスは電信しかできなかったから3アマにしたんだろうが、今は全てノーコードライセンス(電信なし)なので3アマだけ電信を特別視してるようにも感じる。
まあ、どうでもいいことだが。
ここの174ページに出ています。
ついでに、
日本のライセンスを持った人はアメリカ(米国本土、ハワイ、グアム・・)ではなんの申請も無く運用することが出来ます。
コールサインは、例えばグアムなら、KH2/JA1OHPとか。
出られる周波数、モード等は、日本の免許状範囲内ですが、4アマはテクニシャン相当なので30MHz以下は出られません。
JARLの海外での運用のページ -->> ここ
FCC(米国の無線ライセンス)は日本国内でも取れるので1.5kWの運用も出来ますのでおすすめ。
ただし、テクニシャンだけしか受からないとまずいことになります。
FCCの免許を取ると相互運用協定に準じた運用が出来なくなり、国内で1アマでもテクニシャンの範囲しかできなくなり、HFに出られなくなります。
もし、FCC免許を受ける方は最低ジェネラルまで取るようにした方がいい。
横浜VEチーム(横浜でのFCC試験スケジュール等) -->> ここ (このブログの横にもリンクがあります)