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【ハードスパン(Hard Spun)】がダーレー・ジャパンスタリオンCに到着(モンテロッソ(Monterosso)も披露)

2014年02月14日 | 馬産地情報
2014年2月14日(金)午前11時、G1-全日本2歳優駿を制したサマリーズ(Someries)や米国3歳牝馬チャンピオンQuestingなどの活躍馬を送り出している【ハードスパン(Hard Spun)】が、本邦で種牡馬として繋養される「ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックス」(北海道沙流郡日高町富浜)に到着しました。
HARD SPUN arrived in Darley of Japan.


写真:到着したハードスパン(Hard Spun)

ハードスパン(Hard Spun)は、2004年生の米国産で、父Danzig、母Turkish Tryst(母父Turkoman)という血統の10歳牡馬。
名種牡馬Danzig最後の大物といわれた本馬の競走成績は13戦7勝。現役時(2歳~3歳)は、カーリン(Curlin)やストリートセンス(Street Sense)など近年屈指の強豪世代の一角を占め、卓越したスピードとその持続力を武器に、2007年のG1-キングスビショップステークスG2-レーンズエンドステークスなどに勝利、G1-ケンタッキーダービー、G1-BCクラシック、G1-ハスケル招待Hなどは2着と、スプリントに加えクラシックディスタンスでも活躍した。
引退後2008年より米国のダーレー(ジョナベルファーム)で種牡馬入り、初年度産駒から、Questing(米3歳牝馬チャンピオン、G1-CCAアメリカンオークス)やZo Impressive(G1-マザーグースS)など27頭のステークス馬を送り出している。
ちなみに、日本における代表産駒にはサマリーズ(Someries、G1-全日本2歳優駿)がいる。

【ハードスパン(Hard Spun)】 ※新種牡馬
2004年生・米国産・牡・鹿
父Danzig 母Turkish Tryst(母父Turkoman)
2014年度Fee:400万円(出生条件)
競走成績:13戦7勝(重賞4勝、米G1-キングスビショップS等)
本馬の紹介ページへ(by Darley)


写真:到着したハードスパン(Hard Spun)

到着に立ち会った加治屋正太郎ノミネーションマネージャーは、「本馬は単なるスピード馬ではなく、卓越したスピードとその持続力を武器に、ケンタッキーダービーやブリーダーズCクラシックでも活躍しました。種牡馬としての成績も素晴らしく、ファーストクロップからはエクリプスチャンピオン、セカンドクロップからはサマリーズを送り出すなど、これだけの馬を日本に導入できたことを嬉しく思っています。既に大手牧場を含めて多数のお問い合わせをいただいており、ダーレーとしても優良繁殖牝馬との交配を予定しています。」と、大きな期待を寄せていた。


写真:到着したハードスパン(Hard Spun)


また、既に1月27日に到着していた2012年のG1-ドバイワールドカップを制した【モンテロッソ(Monterosso)】も報道陣に披露されました。
Darley Showing off "MONTEROSSO" in front of Media

モンテロッソ(Monterosso)は、2007年生の英国産で、父Dubawi、母Porto Roca(母父Barathea)という血統の7歳牡馬。
欧州で成功している種牡馬Dubawiの北半球における初年度産駒。現役時(2歳~6歳時)は、G1-ドバイワールドカップG2-ドバイシティオブゴールドG2-キングエドワード7世Sなどに優勝、特に2012年のG1-ドバイワールドカップでは、ロイヤルデルタ(Royal Delta)、ソーユーシンク(So You Think)、エイシンフラッシュ(Eishin Flash)、スマートファルコン(Smart Falcon)、トランセンド(Transcend)など近年屈指の好メンバー相手にレコードで勝利している。
また父のDubawiは、欧州で既に成功種牡馬の1頭に数えられており、父の後継種牡馬としては日本初供用となる。


写真:披露されたモンテロッソ(Monterosso)

【モンテロッソ(Monterosso)】 ※新種牡馬
2007年生・英国産・鹿
父Dubawi 母Porto Roca(母父Barathea)
2014年度Fee:150万円(出生条件)
競走成績:16戦7勝(重賞3勝、首G1-ドバイワールドカップ)
本馬の紹介ページへ(by Darley)


写真:披露されたモンテロッソ(Monterosso)

加治屋正太郎ノミネーションマネージャーは、「先月27日に到着してからも順調です。ヨーロッパを席巻するドゥバウィを父に持つ本馬は、芝とオールウェザーの両方で重賞制覇をしており、そのスピードと瞬発力は日本の馬場にも適正があると考えています。非常に柔らかくバネのある動きをしますので、スタリオンパレード(2/24開催)で是非ご覧いただきたいですね。」と、本馬の将来性に期待していた。


写真:披露されたモンテロッソ(Monterosso)


 <照会先>
  ダーレー・ジャパン(株)・ノミネーション オフィス
  住所:日高町富浜137-2
  電話:01456-3-1166
  ⇒オフィシャルサイト
  ⇒2013年度スタリオンパレードの様子
  ⇒2012年度スタリオンパレードの様子
  ⇒2011年度スタリオンパレードの様子
  ⇒2010年度スタリオンパレードの様子
  ⇒2009年度スタリオンパレードの様子
  ⇒2008年度スタリオンパレードの様子

by 馬市ドットコム

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