コマンダーインチーフが死亡・・・

１２日（火）、「優駿スタリオンステーション」（新冠町朝日）に繋養されていたコマンダーインチーフが、放牧中の事故による骨折（飛節）の為に死亡した。１７歳だった。

コマンダーインチーフは、父ダンシングブレーヴ、母Slightly Dangerou、母父Robertoという血統で、半兄にウォーニング、いとこにレインボウクエストなどがいる名血。
１９９３年のデビューから２ヶ月でエプソムダービーとアイリッシュダービーを制して全欧３歳牡馬チャンピオンに輝き、１９９４年に本邦で種牡馬となった。初年度産駒からアインブライド（阪神３歳牝馬Ｓ） などを輩出、１９９７年新種牡馬チャンピオンとなった。

その後も、レギュラーメンバー（川崎記念、ＪＢＣクラシック、ダービーグランプリなど） やマイネルコンバット（ジャパンダートダービー）などを輩出し、優駿スタリオンステーションでは看板種牡馬の１頭として人気を集めていた。

【コマンダーインチーフ】

父ダンシングブレーヴ　母Slightly Dangerous（Roberto）
２００７年度種付料：１５０万円（受胎条件）
写真：優駿ＳＳ種牡馬展示会２００７にて

by 馬市ドットコム