巨大ヒロイン・コミック計画

3DCGを使ってデジタルコミックの電子書籍化をめざすブログ

第2話を製作中です【怪獣の都市破壊シーン】

2021年01月15日 15時39分10秒 | 3D作業

 

個人制作の漫画「ウルティマゴッテス」(巨大ヒロインもの)の第2話を制作中です。

 

 

現在、怪獣による都市破壊のシーンを作成しています。

本日は、その過程をご紹介します。

 


まずは高速道路に、主人公たちの乗る車をセッティングします。

 


スケールを合わせて、他の車とともに配置していきます。

 

ストーリー上、渋滞しているという設定なので、たくさんの車を並べていきます。

 

一台ずつ並べていきます。

 

続いて背景となるビル街も並べていきます。ここから特撮ステージみたいになっていきます。

 

どのビルを手前に持ってきて、どのビルを奥に移動させるか……。

 

ウルトラマンや戦隊モノの特撮ステージでやっていそうな作業を真似しているみたいで、楽しくなってきます。

 

渋滞する車もだいだん増えてきました。

 

こういったアングルだと、不思議と怪獣が出てきそうな雰囲気が出るんですよねー。

 

というわけで、へラーム(第1話から登場した怪獣)の3Dモデルを置いてみます。

 

千葉の海から上陸してきた怪獣へラームが、東関東自動車道に接近してくるというシーンです。
ちょっと配置しただけでも、それらしくなってくるので楽しさがUPします!

 

ローアングルにすれば、まさに怪獣映画らしさが出てきます。

 

これはもう、子供の頃の砂遊びのノリに近いですね。

 

というわけで、カメラアングルの検討です。
フレームを決めて、好みのカメラポジションを探ります。

 

いろんなアングルから撮りたくなる……。
この時点は、カメラをいろんな角度に動かして堪能します。
おそらく私はこれがやりたくて、この作品を企画したようなものだと言えます(笑)。

 


続いて高速道路の一部を破壊すべく、切り込みを細かく入れていきます。

 

ヒビ割れして、砕けるようにしていきます。

 

こうした仕掛けは、特撮作品とやっていることが同じですね。
そう思うと楽しいです。

 

というわけで、中にも「ガラ」を詰めていきます。

「ガラ」とは建築用語の一種で、産業廃棄物や建設廃材の総称。レンガやコンクリートブロックを砕いたものや、木の柱や杭の木切れなど色々なものを含む。
……だそうです。

 

さて……。

どのくらいガレキが飛び散ってくれるか、期待しながらエフェクト用の本番(データ取り)を行います。

 

横から高速道路に割り込んでいく怪獣!
主人公たちの乗る車を狙っています。

 

勢いよく壊れてくれます。
ガレキも数多くはじけ飛んでくれています。

 

シミュレーションのデータを取れたので、巻き戻してチェックします。
まずは元の位置から再スタート!

 

怪獣が高速道路に体重を乗せて、崩壊させていきます。

 

どんどん、のめり込むように進んできます。

 

ズズズッと、怪獣も横移動です。

 

破壊も大きく進行していきます。

 

バキバキバキーッと、音が聞こえてきそうです。

 

 

カメラアングルを変えて、テストレンダリングしてみました。

 

レンダリング開始です。
いろんなパーツに分けてレンダリングし、最後に合成します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じで、第2話の製作は進んでいます。

 

完成はまだまだ先ですが、のんびり頑張っていきます。

 

またご覧になってください。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 



最新の画像もっと見る