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シンゴジの二次創作!? ドラマ「凪のお暇」が面白い!

2019年07月28日 07時55分37秒 | 映画・ドラマ

テレビドラマ『凪のお暇』が面白いです。


原作の『凪のお暇』(なぎのおいとま)は、コナリミサトによる日本の漫画作品。
『Eleganceイブ』(秋田書店)にて、2016年8月号から連載中で、2019年7月19日からTBSの「金曜ドラマ」でドラマ化が決定したものです。

ストーリーは、節約が趣味の28歳OLの大島凪はある日、凪を蔑む同僚たちの陰口を知り、さらに隠れて交際している慎二から弄ばれていた事にも気づき、過呼吸で倒れたのをキッカケに会社を辞め、家財を処分し都心から郊外へ転居――おどおどした従順なOLから、突如にしてヒッピー風爆弾娘へ大変身!
全ての人間関係を断ち切って、ゼロからの新しい生活をスタートさせる!

いわゆるリセットもので、たとえ貧乏な暮らしでも工夫次第で楽しくなるんじゃないかという生活の知恵のモロモロを挟み込みながら、痛快なラブコメが展開されるという変化球なドラマなのであります。



『凪のお暇』(なぎのおいとま) 7/26(金) #2 再出発は波乱の幕開け!! アプローチは突然に【TBS】




このドラマが今、徐々に世間で話題沸騰となりつつあるのですが――特撮ファン的な視点で言うと、あの『シン・ゴジラ』の尾頭ヒロミと安田龍彦の《巨災対メンバー》が共演し、そしてキャラ的にも何となく被っているという点が注目ポイントになります。







第2話では、この巨災対の2人は徐々に接近していくというゴジラ的なゆっくりとした歩み寄りで、やっとラストで2人が偶然に出会うのですが、そのときのやりとりが、まるでシンゴジのあの2人が出会ってるような雰囲気が満載で――これは巨災対の2人のその後? ifモノ? スピンオフ? 二次創作? と、あれこれ想像を膨らませたくなるような暗示っぷりだったのです。

はい、ここ妄想タップリで書いています……(笑)。


とにかくキャラ的にも傾向が似た2人が、尾頭ヒロミと安田龍彦チックな絡みを展開していってくれると、シンゴジの二次創作モノとしても楽しめるなぁと大変に期待しています。


他にもシンゴジ的な要素としては、第1話で主人公の凪(黒木華)と、引っ越した先の隣人ゴン(中村倫也)の会話でも、ベランダで育ったゴーヤが「ゴジラみたいだ」と言うシーンがあります。

そのゴーヤは、映画『シン・ゴジラ』で実際にゴジラの原型製作にリファレンスとして使われていましたから、まさにそれなんですよね(笑)。

それからラストのクレジットタイトルも、シンゴジ風の明朝体のエヴァ文字で出てきたりします。

そんな細かいところでも、思わずニンマリとさせてくれます。


これは、ドラマを作っている人たち、相当なシンゴジ好きだな……と推測。

わかる人にはわかると、細かいところで仕掛けられると……これは毎回、見逃せなくなると思いました。

またドラマとしてもテンポが良くて、演出も字幕の使い方がアレコレと工夫されていて面白く(第1話のエピソードタイトルが会社の部署表記チックに使われていて、どれだけ細部に凝ってるんですかとツッコミたくなったり)、シンゴジ好き以外でも大変に楽しめます。

とくに安田龍彦の高橋一生が演じる慎二は、仕事の出来るサラリーマンで表向きは完璧でありながら、奥の顔は小学生モロ出しの駄々っ子、甘えっ子をベースにしたモラハラ全開のモンスターに成長してしまった変人であり、その傲慢さ、高飛車ぶり、加えて支配欲と嫉妬のカタマリという、ワガママの総合デパートぶりが見所であります。









まさに怪物といえる、その慎二がマウントしまくったあとにスナックでママに諭され、号泣しながら反省会を開くその姿は、徐々に女性視聴者の母性本能をくすぐり、気持ち悪いキャラなのに、なぜか憎めなくなってくると話題です。
すでにツイッターでは「#慎二やべぇ」というハッシュタグまでが現われ、沼にハマった人たちの中から「慎二応援団」のようなものまでが出来つつある事態(笑)。







これは2016年にTBS系でテレビドラマ化された『逃げるは恥だが役に立つ』(新垣結衣+星野源 主運)の《逃げ恥》ブームに似た社会現象になっていくのかもしれません。

見逃し無料配信のTVerでは、第2話が8月2日(金) の21:59 まで配信されていますので、興味を持たれた方は、是非是非ご覧ください。


◆TVer『凪のお暇』第2話の見逃し配信
https://tver.jp/corner/f0037577
(8月2日(金) の21:59 までの無料配信)







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