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第5章「枯葉色」

2010年03月24日 | 人生これから日記
2008年10月

夏が終わり もうすっかり秋景色。



横浜では半袖でいられる日もあるのに
ここでは景色が季節を教えてくれる。
森の色も変ってきている。



朴の葉もすっかり落ちて、道路からご近所さんちまで
うちの葉がご迷惑をかけている。
これは横浜の感覚か?ここではOKかな~?
でも、まず落ち葉を掻き集め 燃やすことに。
朴の葉はカリカリに乾いていたので良く燃えた。

この様子だと 本当に冬は早そう。
何とか道路を作って、トレーラーを持ってこなければ!

Yさんの戦いは まだまだ続く。



お化けタコのような巨大な根っこに半日掛かることもある。
埋めたままでおけるならそうしたいが、道路や家の障害になる。

この土地はフラットな所がなく、全体に勾配がついている。
距離が長いので気が付かないだけで、足はしっかり疲れるし
歩くだけでいいダイエットになっていそう。

夜、雨が降ってきた。
テントもスクリーンも、毎回撤収するので
結構めんどくさく、回を重ねるごとにいい加減な張り方になっていたので
この日は雨がスクリーンの真ん中に集まり
何と夜中に雨の重さで崩れてしまった。
我々はテントの中だったので少ししか濡れなかったが
荷物やら道具やら床やら・・・すごい事になってしまった。



更に帰る日も雨で、テントも干せず撤収に困った。

いつもテントの台に道具1式乗せて、ブルーシートをかけて帰っていた。
横浜ならきっと一晩で道具はないだろう。
内心、ここでも心配でブルーシートの上に丸太やら材木やら
盗る気が起きないようにしてきた。
でも、今回は全部濡れたまま蓋をすることになる。
あ~あ、
次回は道路と倉庫作りも作らなくては!


地面もドロドロで1歩ごとに、泥の塊が靴についてくる。
そこで初めて「この土地は粘土質じゃないか!」と気が付いた。

え?ホクホクだったよね?
ホクホクの黒土じゃなかった??
枯葉が腐葉土になってただけで 何とその下はかっちかちの粘土だった。



作業にならず 早朝撤収。

トレーラー設置にあせるけれど 天候には逆らえず
次回に。



第6章に続く