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第56章「2012年年明け」

2012年01月11日 | 人生これから日記


2012年1月1日
近所でみつけた鳥居で初詣散歩をしてきた。

2008年7月に開拓はじめて、4度目の冬。
やっぱり寒い・・・
水は気を抜くと即、凍る。
ちょろちょろ出しておいてもそれでも凍るので
「もったいないなあ・・」と思うくらいにじょろじょろと出しておいた。

着いてすぐ、この作業!

え~~!!ドアが開かない~~!!

ドアを外して下を切るのが一番だろうが、重いので外したけれど持てなかったでは
厳寒の中、話にならないのでもったいないけど下の鉄平石を斫った。
このあいているドアは二人がかりでギシギシ持ち上げて
石を削らないと閉まらない状態。
しかも斫り機が無いのでドリルで無数の穴をあけているトホホ状態のYさん。
更に言ってしまうと、ドアを開けてした作業なのでログの中が粉塵だらけに。
途中で気が付いた時にはもう手遅れだった。

結論を言うと、半開きまで削っても毎日開かないので毎日削っていた。
たぶん、ドアが下がったのではなくて下のコンクリートが霜で持ち上がったと思う。
毎日ドアが目に見えて下がる訳ないしねえ。

次にした作業は煙突。


ここでもYさん、
「え~~!!」だった。
こっちは下で「え~~」って何々!?もう「え~~」はやめて~~!!

結論を言うと、サイズを間違えて作ってきたらしい。(Yさんらしい)
でも上にきてみないとわからないよという程度らしく、そのまま設置。
それもYさんらしい。
あとは、気温が一日中5度以上になったらレンガの上の部分に白い塗装材を塗る。
特殊軽量骨材を使用している塗材なので施工性が良い。
塗るまでにベニヤ板がダメにならなきゃいいけどね。
冬にできない作業を真剣に考えておけばよかった!ちょっと時間を置きすぎたかな。

ログの新人の紹介

前々から欲しかったファイヤーサイドのケトル(光ってる!!)
しょぼいストーブなので身分不相応だと思って今まで買わずにいたけれど、
やっぱりバランスとれてないね~
欲しいねえ~つやつやのバーモントキャスティングス!!高すぎるよねえ~~



ムースの絵が描かれている照明を付けた。
電球を6ワットのLEDに変えたのでソーラーだけしかない我が家でも安心して付けていられる。
ちょっと残念なのは配線が露出していること?
まあまあ、山小屋だからこんなもんでしょ。

外では寒いし作業する気にもなれないのでログの中だけで出来ることをしていた。
・・・といっても、ほぼ毎日飲みっぱなしだったけど。。。

コールマンの3階建て

Yさんお気に入りのコールマンのストーブに
私お気に入りのコールマンのオーブンでパンを焼き
さらにその上でコーヒー(カップはスノーピークだわ)を温めているという
無駄がないけど子供がいたら危ないからできない大人だけの3階建て。

パンはこのオーブンが最高だと思っていたけれど
ダッチオーブンを焚火の中に入れて温めた方が格段おいしかった。
ダッチで焼くとぱさぱさにならないし、サクッとホカッと焼き立てが味わえた。


どれも真黒な鍋。
本当はそれぞれ色があるんだけど、白い蓋のは下も白のホーローだし
ケトルはブルーだし。
Yさん、いいちこだし。


上田市にあったちょっと有名なお蕎麦屋さんの中のストーブ


かっこいいなあ~~
松がドーンと入っている。

飯炊きが出来る釜を作りたいな。
小諸に来るとああしたいこうしたいがいっぱいで夢だらけになる。
それをゆっくり楽しんでまた1年通ってこよう♪




第57章に続く

第55章「2011年しめくくり」

2011年12月16日 | 人生これから日記


うっすら雪をかぶっている荒船山。
道路にも日陰の所は雪が残ったままだ。

去年も今の時期に来て、あせって屋根を作っていた。

お正月に何とか屋根の下で過ごしたいと頑張ってコンパネを貼っている写真を見返してみた。

今年も月に一度か二度小諸に来ることを目標に、仕事に精を出す一年だった。
小さな孫たちの世話もせず時間の隙間を作っては
ぶっ飛んでいたばあちゃんを呆れてみているのかもしれないが
やっとなんとか泊まれるようにできたので
最近はすこしゆっくり小諸を見ることができるようになった。

4度目の冬か・・・



なんと言ってもこのログ小屋は「取敢えずの1棟だ」とYさんがいうので
作り途中のお風呂とか、トイレとかの次には
もしかして2棟目が・・・・?とこっそり期待をしているが
こそこそアルバイトに精を出し始めたYさんは忙しそうでログは当分お預けかもしれない。

あ、違う!その前に温水器を付けるんだった。その屋根を作らないと乗せられないんだ。
何から手を付けたらいいんだろう~~~
穴掘って「土の家」とか言ってた所もそのままだし
「ツリーハウス」も途中で倉庫の裏になっちゃったし、
Yさん!
次のログやアルバイトどころじゃ~ないみたいよ。

非力な私が出来る軽作業(楽しようとしてるわけではない!)は・・・
4年経ったソーラー照明のメンテナンス
一番日照のいいところを耕して畑を作る
ミントに占領された花壇の手入れ←(たのしそ~)
水道のホースを穴掘って埋めていく作業だってある←(きつそ~)
コンポストをひっくり返して土に混ぜる←(くさそ~)
というかコンポストまで道を作らないと雑草が木になっているし、
枯葉用の大きな箱も必需品!
そうだ、クランベリーとサルナシ用の棚も作らないといけないんだ。

どれが最初かな。やりかけが多すぎて考えただけで疲れちゃった。。。
年かしら・・・・

Yさん、来年も頑張ろうね!!

第54章「いつものルートをはずれて」

2011年11月21日 | 人生これから日記
2011年11月19日
上信越・下仁田を降りていつもならまっすぐ内山峠を抜ける所、
今回は南牧村を通って佐久へ抜けるルートを選んだ。


もう12時を過ぎていたので道の駅でお昼御飯を調達し、景色のいい所があったらそこで食べようということに。
下仁田から山に向かっていった町の感じは産業はなんだろうと思うような昔からの古い佇まい。
似た作りの家が多く木のベランダ?が道路ぎりぎり飛び出してあるので
トラックにぶつけられるんでは・・・いや、大型は通れないか。

走っていると大当たりの景色がひろがる。


「蝉の渓谷」
紅葉まっただ中。下に流れる川を隠すように岩がせり出している。
ここでさっき買ったお昼を食べ、また車を走らせていくと
渓流沿いにずーと紅葉が続く「狭岩峡」という国定公園になった。
 

いつものルートから外れてみるのも良いもんだ。
目的地に着くことばかり考えていると渋滞等が嫌になるが
途中を楽しんで考えると、今日みたいに得した気分になれる。

雨とわかってきているので、今回の作業は冬への準備だけと決めていた。

Yさんは現場合わせの煙突の枠を測って、後はログ小屋の中の野地板数枚付けていない所を貼った。
野地板と言えば・・・・まるで綺麗に5mmづつあけて貼ったかのように隙間が出来てしまった。
乾燥したんだ。
コーキングでは間に合わないほど広い。さて・・・どうしたものか。
このままではカメムシさん、いらっしゃい!ってなもんだ。
(もう、入っちゃってるかな)

それから焚き火キッチンの板に合板を使っていたので、作った杉板に変えた。


それから吹き込みを防ぐためにちょっとだけコーナーを作ってみたが
これがなかなか落ち着くスペースになった。



ガーデンキッチンをブロックやレンガでちゃんと作ろうと思っているのに
ここを充実させてどうする!と、自分を叱りつつ、
ここは外のリビングだから居心地良く皆がいられたらいいじゃないかと思っているわけだ。

夕方早くからYさんがうーと小屋に入ったまま出てこないので覗いたら大いびきで寝ていた。
結構本気モードで寝ているので私は五右衛門風呂に入り星を眺めていた。
今日が獅子座流星群の見える日だったらすごいだろうなあ…とそんなことを考えながら。

これが我が家の最後の紅葉。


カエデ類は成長が遅いというので大木になるまでには・・・いるかしら?

帰りは八ヶ岳を通っていろいろ散策してきた。




ここのお蕎麦はおいしかったな~
蕎麦湯がとろ~~としてて、大満足!(せいろ800円=八ヶ岳価格?)



いつものルートから外れて車を走らせるのもなかなかいいもんだ。


第55章に続く




第53章「紅葉を見に」

2011年10月31日 | 人生これから日記

うちの裏から見えるモミジの紅葉が見事なのでそれを見に来たが、まだ早かった。
例年ならもう少し色づいているのだが、今年はだらだらと暑い日が続いたせいかな。

おやおや、渋い顔で何見てるの?


ログ小屋の中がカメムシ臭い。
隙間だらけだからどこからでも入れるから仕方ないけど、
臭い臭い!!とYさんが探し回っていた時に座り込んでこのかっこ。

自分の手袋を外して中を覗いてる・・・・ま、まさか!?


「いたよ~~俺の手袋の中がカメムシのアパートになってるよ~~~!!」

親指の中にお父さんカメムシ♪
 人差し指にお母さんカメムシ♪
はめてて気が付かないってのも・・・どうなんだろか。
さんざん作業した後の話だし。でもよく使いこんだ手袋だね、こりゃ入るよ。

皮手袋はこれから気を付けよう!

しょんぼりするなって♪


おとうさん、元気出して!

人一倍カメムシが嫌いなYさんの一日でした。


この薪ラックは半端の鉄筋を溶接して作った代物。
サイズがぴったり!
小諸で作る薪は松ばかりだから、それは焚火に使い
ここに置くのはストーブ用に横浜から運んでくるクヌギの薪。

遊び半分に薪を作ってオークションで売ってたけど
ここ最近、引きが多くて驚いている。
おこずかい稼ぎに気を入れて作ろうかと考えているYさん。

小諸での朝食は、
MYブレッド&地野菜サラダ&お気に入りの南部鉄パンで焼くおかずが少々。
そしてワイン。
赤ピーマンが12~3個入ってて100円だった。安いな~


今日は朝から曇り気味でとうとう昼から雨が降ってきた。
夕方近くになると冷えてきてここでの冬がまた始まるなと感じた。


うーがログの中の布団の上で丸くなりながらこっちを見ている。
ドアを閉めるとカリカリ(開けてよ~)をするので開けっ放しにしている。
それでもストーブの熱で中はかなり暖かい。
夏用の網戸ももう今はいらないし、(カメムシ以外)虫のいない良い季節だ。



また寒い季節がやってくるんだ。
ヒートテックに何枚も上着を重ねて真っ白い息を一日中はいている冬。

なぜか嫌だなとは思わない。
空気が空が本当にきれいだから肺の中を掃除するみたいに深呼吸をしに来る。

ただね、頭がい骨の芯からガッタガタ震えてるうーが可愛そうで。。。
犬用のヒートテックを作ってもらおうかな。(誰に?)


寒い寒い夜でもYさんはお気に入りの五右衛門風呂を満喫している。



明日から11月。
次来る時こそ、煙突を仕上げなければ・・・・!


第54章に続く

第52章「4度目の秋」

2011年10月12日 | 人生これから日記
1章から始めたブログもとうとう歳の数まで続いてきた。

4年前の秋、
開拓途中でやっとこさトレーラーを入れた。
来る長い冬を目前にトレーラーを最優先させて道を作ったり、松で土止めを作ったり、
思えば今はなんて満たされているんだろう・・・。

満たされる環境になじんでしまうと体が以前のように動こうとしない。

こんなのとか、

こんなのとか、、、

今回はリコ&ばあばチームと娘親子がやってきた。
ログに2組
バンビに1組
それ以上来たらテントも有る。

↓野外キッチン。手を伸ばせば何でもある。
 1辺だけ風よけにビニールシートを張った。



おいしい秋の味覚は栗・プルーン・リンゴ
そして毎度おなじみのモツ鍋に焼肉。


植えた覚えのない花。これは、雑草?
オキザリスみたいだけどこんな大きな花の種類もあるんだろうか。




うっすら暗くなりだすと
ソーラー式のイルミネーションが付きだした。

「何年も持つ、しっかりした作り」というふれ込みのこのライト、
本当だったらうれしいな♪



帰るときにスイッチを消して行こうと思っていたら
忘れて帰ってきてしまった。

今度いつ行けるかわからないのに
毎日夕暮れになると青く光り出すんだね。
誰もいない森の中で・・・。




第53章に続く