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第67章「2013年・GW」

2013年05月05日 | 人生これから日記


小諸開拓から5回目のGW
2013年4月28日 

Yさんはまだ我々が寝ている間にトラックで出発していた。
5時ごろだったかなあ、行ってくるねと小さな声がして、静かにドアが閉まったのは。
その時点まではうーと私は今日行くかどうか決めていなかった。

お布団の中で、仕事の連絡とか、植木の水やりとか、どうしようかいつ行こうか等等
うだうだしていたら7時になって、今、出なかったら今日は行けない。。

そう思ったら「一人の小諸はさみしいね」といつか云ったYさんの言葉を思い出して
「いつ行くの?今でしょ!今でしょ」と、あの台詞を繰り返しながら
超特急で仕度して、ガソリンを満タンにしていざ!小諸へ!
うーと二人のドライブスタート!



浅間山の見えるこの道は、行きも帰りも、温泉に行くときも必ず通る道で
ここを通るともうすぐなのでうーが窓から顔を出して吠え始める。

(お父さんのにおいがするよ)



さてさて今回の作業は
まずはこの時期お約束の落ち葉集め&落ち葉焚き。



次にみんなが来る前に倉庫の移動を最優先に。


仮に組んだ足場に、増えていく資材をどんどん重ねて身動き取れなくなっていたので
一気に全部外に出し、掃除して、点検して、そして移動することにした。
移動先はここ。テーブルの有った所。





ブル―シート、、、、
どうも隅田川沿いに並ぶアウトドアーズマン達の小屋になっちゃうね。
ブルーシートを剥がして板張りにできるのはまだまだ先になるな。
温水器を設置する土台を作るのが夏までの課題だから。
ひとまず辛抱。




でもこの倉庫のおかげで五右衛門風呂が隠れて
いつでも気兼ねなくお風呂に入れるようになったのは正解だ。




ランタンを吊るすように立てた木は、
タープが低くなり過ぎない様な役割も有る。


完成!





Yさんも大事な工具類を1ヶ所に集められたので大満足♪


見直してみると、焚火スペースも動線を考えてテーブルを変えた方が使いやすそう。という事で端材でテーブルを作った。



ペンキで色を塗って


下に置く炭や鍋もこれで雨が吹きこんでも濡れない。



今回は娘親子と、リコファミリーで総勢10人と2匹。



子供たちと遊んで、彼らが釣ってきたニジマスを焼いて、
いつもの肉三昧&ワイン三昧。
&リコママの青空ヨガのおまけつきで最高の小諸になった。






親父のかたみの重たくて大きな双眼鏡を
孫1が気に入ってずっと首から下げていて、浅間山を覗いていた。

「見えたーーー山の上でゴリラが温泉に入ってるよーー!」


素晴らしい想像力だ!








第68章に続く

第66章「小諸の春」

2013年04月08日 | 人生これから日記
2013年4月6日

横浜ではサクラは終わり、タラの芽の収穫はそろそろ終わり、
チュウリップもムスカリも、もう終わりかなという今日、
小諸の春を見に行った。
毎年、5月にチューリップやムスカリが咲いているので
もしかしてまだ雪が残っているかもと、やってきた。
雪はさすがに無かったけれどサクラもまだこれから。
チュウリップは5センチくらいの葉がやっと出ているくらいで
山はまだ枯れ葉色。

それでも冷たい澄んだ空気がやっぱり小諸。
横浜ではマスクの毎日で、PM2.5のせいか青空がくすんでいたけれど、



ここでは思わず深呼吸。
空が青い!
気持ちいい~!

この時期の唯一の花、ミツマタ。

いいにおい。
変な表現だけど、昔っぽい。
朴の花とかロウバイとか鼻腔をとおって脳天チョップされる強烈なのと違い
子供の頃にかいだ花の匂いはこんな感じだった気がする。

暫く留守していた小諸はかわいそうな有様で、
白樺が半分にボッキリ折れていたり、いろいろ飛ばされていたり、
ログの中ではカメムシがひっくり返っていると思いきや、仮眠状態で足が時々動く。
蜂もあっちこっちに転がっている。(お目覚めの前に火葬・・・・・)

いつでも気軽に来れるようにとタオルや布団・シーツなども全部用意しておいたけれど
去年のダニ騒動でそれは間違いだと気が付いた。
布製品は全部撤収!
来る時に各自持ってくれば良しとした。
バンビの中のマットレスも残念だけど、ポイ!

そういえば、犬もダニに食われるのかな・・・
そんな様子もなかったし何故か去年は男連中がゼロで女ばかり3人がダニ被害。
特に私・・・何を基準に選ぶのかしら!




今年のGWはどんな遊びが出来るかな?

娘たちはたまにしか来ないからと、ここでの世話はしてきたけれど
それも間違いだと最近思うようになった。

自分のことは自分でやれるように山はそんな場所だよと、教えるのも私の務めかなと。
電気も無くて水場も遠くて、食べるのもトイレも全部不便で大変で、
これなら家にいた方が楽!・・・て、思うかもしれないけれど
でも小諸に来ると楽しい。
大変だけど楽しいって。


そんなすごし方をそろそろ教えておこう。





丸山コーヒーから見た浅間山













第67章に続く

第65章「ヨリドコロ」

2012年11月10日 | 人生これから日記
仕事をさぼってここにいる。

年末に向けて仕事がどんどん入ってくる。忙しいのは良い事だ。
贅沢はこの先も縁がないと思っているけど、今してることが贅沢なんだろうなあ。

小諸に行けて
ワインが飲めて
星が見れて
もう、それが全てだし心のよりどころ。



心の通う人と場所が有れば、もう何を他に望むか。
この澄み切った空の下でちんけな煩悩は何迷うか。



ぼくは何も望んじゃいませんよ。
ゆっくりとした時間とお日様が有れば人生それで十分。
お母さんは他にもいっぱい欲しいのが有るんでしょ?

・・・てなこと言われてる?
生きてる限り、次から次へと望むのさ。

何を?
いろいろだよ。
全部~~~~
だから働けるんだ。と、思うぞ。





昼間っから五右衛門風呂に入りながらこんなことを考えている酔っ払いだけどね。







おれは火が焚ければいいな、、、と向うの彼が云っている。











第66章に続く




第64章「2012年10月21日」

2012年10月23日 | 人生これから日記
紅葉はまだだった。
あと、1週間先でも早いかも?

内山峠は所々、やっと薄いオレンジ色や黄色が見える程度。
佐久に降りてからの方が、庭のモミジや花水木が色づいていた。

これは我が家の去年買った花水木。


周りのミントと比べると紅葉しているね。

それより裏の松に絡んでいるツタが見事に紅葉していた。


でも、この松はツタに〆られてもう駄目みたい。
我が家の庭も2か月間の間にツタが勢力を広げ始めていた。

まず、ミント狩りから始め雑草取りに一日費やして
自宅に植えるタイムやアジュカなどグランドカバーを持って帰ってきた。

そしてそして、お楽しみのお風呂♪





濁り湯。
場所違いだけど、これは那須の「鹿の湯」の温泉の素。
硫黄の香りが最高!



お疲れ様。











第65章に続く

第63章「2012年夏休み」

2012年08月17日 | 人生これから日記
今年は家&置き場&事務所の引っ越しが一気に9月までの日程になっているので小諸はあきらめていた。

あきらめていたというか、この休みで片づけをしないで終われるわけがないと思っていたのだが

「俺は一人でも行く」
あっさりYさんの台詞。
私一人残されても置き場の片づけが進む訳でもなく、
じゃあ行くよ、と3日前に決まり
行くとなったら絶対楽しまなくっちゃ♪と、素直に切り替えた。

まずは流しそうめんをするか!

太い竹を真っ二つに。節をサンダーで削り、竹のミツマタでセット。

それから人気のプール。
ひっそりと静かに水を張る。
ドンブラコとスイカが浮かぶ。


みんなが来る前に荒れ果てた雑草をとらなくては。

アブと闘いながら

やっと以前のバンビの姿に。



滑り台を膨らませる人。


ニジマスの串を作る人。


食べる人。


落ちてくるそうめんを待つ犬。


焼く人。


そして遊ぶ子供達。





今年もやっぱり小諸は楽しかった。

この子たちが大きくなって、友達を連れてきたくなるような場所に作って行かなくっちゃね!

シアワセ♪






第64章に続く