トウサワトラノオ保全地

下野市の「トウサワトラノオ保全地」に咲く花です
県内では絶滅したと思われていた、トウサワトラノオ（唐沢虎の尾）
2007年6月、ほ場整備事業施工前に実施した生態系調査で
栃木県では約50年ぶりにが発見されました。
休耕田や湿地などに群生するサクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、
30センチ前後の茎に１センチ程の小さな白い花を咲かせます
環境省のレッドデータブックでも絶滅危惧ⅠB類
（近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの）に
指定されています
（国内の群生地はここと愛知県の2か所しかない）
写真は、トウサワトラノオの花です。
数年前に行った時より「下野市トウサワトラノオ保存会」の
努力で沢山の花が咲いていました。（見頃を少し過ぎていました）
名前の由来：中国で多く生息するため「トウ」（唐）と「サワ」（湿地）、
　　咲き方が「虎の尾」に似ていることから。）
敷地：約3000㎡
住所：栃木県下野市東根