宮の散歩

近場の花の名所と観光地、催し物をのんびり散策しています。

山あげ祭

2019年07月27日 | 祭り
450年以上の伝統を誇る、野外歌舞伎の「山あげ祭」を見て来ました。
疫病防除・五穀豊穣・天下泰平を祈願した際の奉納余興が起源とされて
いるそうです。
芸題は「将門」や「蛇姫様」「戻り橋」等が披露されます。
今年の当番町は鍛冶町です。
和紙で造られた山や舞台の組立、片付けはテキパキと進められていました。
今回は26日午前9時から10時までの「戻り橋」です。(場所:御仮殿前)
(あらすじ:ある日の夜更け渡辺綱が京の一条戻り橋で美女と出会い、
送る途中、橋を渡る祭、水面に物凄い形相の鬼女がが映っていた。
これは、悪鬼の化身と思い、探りを入れる。綱は舞を所望、華麗に舞う。
未だ名乗らなかった名を知っていたため妖術を使い知ったのであろうと言う。
本性を見破られ鬼女へと姿をかえ大立ち回りになる。
愛宕山の棲み家に連れ去ろうとするが、腕を切り落とされ逃げていく)
写真は、鬼女との大立ち回りです。
朝から30℃もあって暑かったですが、踊ってる人はもっと暑いし
若い女性が、長いセリフと踊りを覚え、体力的にも大変だなと思いました。
国指定重要無形民俗文化財のであり、ユネスコの無形文化遺産に登録
されました。
開催期間:2019年7月26日(金)~28日(日)
桟敷席料:500円
会場名:栃木県那須烏山市内(烏山市街地)