宮の散歩

近場の花の名所と観光地、催し物をのんびり散策しています。

日光和楽踊り

2017年08月05日 | 祭り
日光市で行われた「日光和楽踊り」を初めて見て来ました。
日光和楽踊りは、1913年に大正天皇・皇后両陛下が、
日光電気精銅所に民間企業としては初めて行幸啓されたことを記念して、
その翌年から開催しているお祭りです。
当初は、従業員のみでしたが、現在は地元や観光客の人たちも参加して
踊っています。
和楽池の周りに54本の行灯が有り、歌詞が書いて有って、
大正3年からの写真を125枚掲示してありました。
池の中には、やぐらが二つと音楽堂が有りました。
門の前に屋台が並び、食堂を開放して、飲食ができます。
雲のため歌詞に出てくる丹勢山が見えないのが残念でした。
5時から、クックマンショー、ヒップホップダンス、アイスバックスの
セルジオさんのトークショー、うちわの配布後の抽選会が行われ、
7時から花火の後にサイレンが鳴り電飾が一斉点灯し始まりました。
電飾で明るく照らされ、和楽踊りの囃子が盛り上げていました。
踊りは、もともと、石投踊り、手踊り、笠踊りの三種類がありましたが、
現在、手踊りと笠踊りが中心に踊られています。
手踊り、笠踊りは、当時周辺地域で普通に踊られていた盆踊りから
作られたそうです。
(石投げ踊りは銅山の採鉱者たちの動作をもとにしたもの)
大勢の人たちで賑わっていました。
サイレンが鳴って電飾が一斉消灯します。
創業111年目で、歴史の有る工場は定年退職者も大勢招待されていて
良いなと思いました。
日時:2017年8月4日(16:30~21:30)
会場:古河電工日光事業所内 和楽池畔
住所:栃木県日光市清滝町500番地
   (主要製造品目:銅・銅合金の条・線・棒・鋳造品、接点材料、
   メモリーディスク材、超電導製品。)