夏休み、宮城県南三陸町のホテルに宿泊し、『語り部バス』に乗りました。
東日本大震災の津波被害をぜひ皆様に伝えたいと思い、書くことにいたしました。
大津波は鳥居の下まで押し寄せた
3月11日、20mを超える大津波が町を襲いました。
その時、戸倉小学校の児童は校長の指示のもと、近くの高台にある五十鈴神社に避難し、91人全児童が助かりました。
鉄筋コンクリート3階建て校舎の屋上に逃げていれば助かりませんでした。
屋上5mの高さまで津波は押し寄せたそうです。
防災対策庁舎では住民を避難させようと
最後まで残った職員二〇名が犠牲になった
一方、隣の石巻市の大川小学校では5分で登れる裏山があったのに、全児童が校庭に待機させられ、108人の7割に当たる74人の児童が死亡・行方不明になりました。
中には裏山に逃げたいと訴えた児童もいたようで、無理やり校庭に戻されたそうです。
明暗を分けたのは普段の危機管理の意識の違いによるものでしょう。
南海トラフ地震や東京直下型地震など巨大地震がいつどこで起こるかわかりません。
他人事と思わないで、いつも備えをしておくことは大切だと思います。
まゆ細工のあじさいブローチを姪と色違いで買った。
手作りの温かさが伝わります
津波に襲われた多くの町はまだ復興途中です。
東北へぜひ訪れてみてください。
とても美しい海岸が広がっています。
復興支援のひとつとして、考えてくださればとてもうれしいです。