玄米屋ウエトミ

玄米屋ウエトミのブログ
お米5ツ星マイスターの上田那未がお届けします。

玄米屋ウエトミ かわら版2015年7月 第24号

2015-06-23 14:45:16 | ウエトミかわら版
とんだ結末

夏になり、暑い日々が続いていますが、皆さま、お元気でいらっしゃいますか?
相変わらず、我が家はバタバタの日々を過ごしております。

先日、仕事も兼ねて友人と温泉に泊まりに行った。73歳の男性を筆頭に70歳の女性、55歳の男性と私の4人。時々一緒に旅行する仲である。
一仕事終えたので、宿に入り、さあお風呂に入ろうということになった。
旅の楽しみはなんといってもお風呂。

ところが一人だけ「僕、部屋のお風呂に入るわ。みんな大浴場に行ってきて」と言う。
私達3人は『じゃあ、行ってくるわ。1時間ぐらいで戻ると思うわ』と言って、大浴場へゴーッ!
お客様が少なくて広すぎるほどのデカいお風呂に浸かり、「なんてええ日や。仕事も早く終わり、あとは晩ご飯食べて寝るだけや」なんて考えながら部屋に戻った。

「ただいまっ!」と言って勢いよく部屋のドアを開けると、留守番していた彼が「えらいこっちゃ。お風呂割ってもうた!」と言う。
「えっ?なに?」と青くなって風呂をのぞきに行くと湯船の真ん中が割れているではないか。

「僕、お風呂に浸かって、立った途端、バリッというねん。どんどんお湯がなくなっていくし・・・」そういって彼はうなだれている。かわいそうに。

「うーん、これはどう見ても、高い修理代が要るわ。

まるごと湯船を入れ替えなあかんし、漏れたお湯はどこへいったんやろう?」などと私は黙って考えていた。


まいちゃんのバスタイム

他の2人の顔色を伺うと同じように押し黙ったままである。でも考えれば本人はケガがなくて良かったし、そもそも立っただけで割れるなんて、旅館のほうが悪いわという考えに落ち着いた。
連絡を受けてやってきた旅館の人は少々困った顔をしていたが、弁償を免れ、この件は一見落着。
ホッとしたのか、彼は夕食でビール大ジョッキ2杯飲んで、コロッと寝てしまった。
グーグー、グーグー、いびきをかきながら寝る彼を見て思った。この巨体、彼の体重が3分の2だったならおそらく湯船は割れなかっただろう。
世界一と言ってもいいほどの優しい性格。
体重が普通だったら、ほんまにええ男やのに、と思った。

次の日、昨日の出来事が夢だったかのようにみんな、すがすがしい朝を迎えた。
何せ田んぼの真ん中に立っている旅館である。
朝食はバイキング。
昨日の問題男は朝から胃はフル回転。

コロッケがおいしいと朝から8個食べる。
大きめのウインナーは4本。
皿の上はおかずで満タンだ。

大切な友人。これからもうんとうんと長生きして欲しいから、ダイエットしてくれることを切に願う。

ゴンちゃんスペシャル

2015-06-23 14:44:59 | ちょっと勉強しましょう
ゴンちゃんの問い合わせがものすごく多いので、今回はスペシャルバージョンでお届けいたします。

5月のある日、尿が出てこなくなり、「ついにゴンちゃんもあの世行きか」と悲しみながら病院に連れて行った。血液検査をしたところ、以上に肝数値が高い。
世話をしている母と私には思い当たることがあった。
半年ほど前、病院で先生が「もう年やから好きなもん食べさせてええで。食も細くなっているから食べれるもんやったらアイスクリームでも何でも」と言った。
長生きしないと思ったのだろう。


仲良し?のふたり


それからというもの、カルシウム入りの牛乳を毎日1本、アイスクリームにチーズケーキ、何でも食べさせた。
ところが医者の予想に反してゴンちゃんは長生き。

結果、肝臓だけが悪くなってしまった。

もちろん、一切バター系はやめ。
肝臓に優しい医療用の缶詰を毎日与え、以前よりも体重が増え、元気になった。
もうすぐ17歳の誕生日を迎える。

世話は大変だ。医療の力で生き延びているゴンちゃんは今の状態をどう思っているのかわからないが、もう少し生きていて欲しいと思う。
姉の生後10カ月の子供に毎日いじめられているが寝てばかりのゴンちゃんにとっては、ちょうどいい目覚ましだ。耳をひっぱられ、鼻をつかまれ、叩かれる。
吠えることのできないゴンちゃんは目を見開いて「やめてくれ~」と訴えているが実にいいコンビである。

女性の活躍

2015-06-23 14:44:25 | 日記


まいちゃんの誕生で我が家は大きく生活が変わった。

高齢出産は出産よりもその後の生活が大変だ。

姉は今日も東京へ出張。

その度に母が付いていき、子守をする。新幹線では赤ちゃんが泣くので、座れないらしい。

子供がいることで自分のキャリアのハンデにならないよう頑張っている姉にエールを送りたい。

婚活

2015-06-23 14:44:03 | 那未の婚活
5月は祖母が入院。

食事の介助に毎日通い、仕事をしながらは忙しくて、恋どころではない日々が続いた。
ところが入院するときに母が「○○君に入院することを伝えて。いろいろとまた聞きたいから」と言う。
一度別れた相手にメールを送るのは気が進まなかったが、毎日急かされるので仕方なくメールを送った。
すると丁寧なメールが返ってきた。
祖母の今の現状とこれからの処置。
ありがたかった。
祖母は認知症を患い、言葉も話せないが、今は施設の人の手厚い介護を受けて、元気に暮らしている。
祖母は毎日訪ねる母と私には「親しい人」という認識は持ってくれているようだ。
昨日もゆっくりだが自分でご飯を食べてくれて、少しずつ機能が回復しているのがわかる。
祖母の入院がきっかけとなった彼との縁は今、また回りだした。


お互いの記憶がよみがえる(婆ちゃんとゴン)

海外養殖モノの実態7

2015-06-23 14:41:23 | ちょっと勉強しましょう


地中海で養殖されたマグロ

『ダイオキシン』は国産の50倍




高級刺身マグロとして消費されているのはクロマグロ(本マグロ)と南マグロ(南半球産クロマグロ)だ。
なんと8割を日本人が消費している。
クロマグロの大産卵場である地中海では、スペインをはじめとするヨーロッパの巻網船が産卵前後の親魚や小さなマグロを乱獲して畜養し、そのほとんどを日本に輸出している。

そのマグロ、水産庁の調査によれば、地中海の養殖クロマグロのダイオキシン類は1グラムあたり10.29pgTEQで、国産の天然マグロの50倍も汚染されていることがわかっている。
スペインあたりから輸入された養殖マグロを一切れ食べれば、国産のトロを50切れ食べるのと同じだけのダイオキシン類が体内に蓄積されることになる。
南マグロも日本が遠洋で獲ってくる天然物と、オーストラリアの養殖物を比べると5倍以上もの開きがある。

クロマグロの天然物は高くてなかなか買えないし、どうしたらいいのだろうか?
対策としては養殖マグロばかり食べるのではなく、いろいろな食品を摂取して、リスクを分散したほうがよいと思われる。
そういえば姉の妊娠中、医者から渡された食べてはいけない食品リストの中に「マグロ」が入っていた。