「ゴンちゃん、天国へ」
季節は春になり、暖かい日が続いていますが皆さま、お元気でいらっしゃいますか?
2月6日お昼に我が家の柴犬ゴンちゃんが老衰で死にました。17歳7カ月の命でした。
その日の朝、焼いた鰆を蒸したじゃがいもと一緒にミキサーにかけ、トロトロにしてから注射器で食べさせました。おいしそうに3口ぐらい食べました。
昼過ぎてから、今度は牛肉でだしをとったお昼ご飯をあげようかなと思ったら「動かない!!」
慌てて、母と動物病院に運び込みましたが、すでに息絶えていました。
全く苦しまず、スッとあの世へ旅発ちました。
朝晩きれいに体を拭いていたので、肌荒れもなく、若い時の金色の毛並みのままで、まだ生きているようでした。
亡き骸を連れて帰り、夜、ゴンちゃんを抱いたまま一緒に寝ました。
硬直せず、まだやわらかくて、フッと息を吹き返すのではないかとさえ思いました。
死が受け止められず、抱きしめながら「ゴンちゃん、ゴンちゃん」と思いっきり泣きました。
まだ長生きすると思っていたので、前日にゴンちゃんの紙おむつを買っていたぐらいです。
別れは突然やってくるものなんですね。
ぽっかり心に穴が空いた日が続きました。
介護は最期まで丁寧にしましたが、もっとこうすればもう少し長生きしたのではないか?などとしばらくは後悔の念が消えませんでした。
多分、生き物全てにおいて、介護を必死にすればするほど、悩む人が多いように思います。
(車いすのゴンちゃんと姪っ子のまいちゃん)
思えばゴンちゃんは意外とわがままな奴でした。
機嫌の悪い時になでると歯をむき、母以外は全員咬まれました。愛宕山に登ると、帰りは「僕、歩くのは嫌だ」とストをして、父と私二人で抱っこして下山。
笑っちゃうぐらい、駄々っ子でした。
誰にも遠慮することのない、素直な生き方は半ばうらやましく、本音で生きるゴンちゃんを家族は思いっきり愛しました。
夜は私の布団を出たり入ったり。堂々と布団の真ん中を占領し、私は体を丸めて寝ていました。
ぬいぐるみをくわえて部屋の中を走る姿を思い出します。
今まで本当にありがとう。楽しい思い出がいっぱいです。
不思議なことが。まだ魂が家に宿っているのか姪っ子が「ワンワン」と台所やお風呂の天井を指差します。
雑念が多い大人は見えないけれど、透き通った心の子供にはゴンちゃんの魂が見えるのだと思います。
もう一度会いたいです。夢の中でもいいから。
季節は春になり、暖かい日が続いていますが皆さま、お元気でいらっしゃいますか?
2月6日お昼に我が家の柴犬ゴンちゃんが老衰で死にました。17歳7カ月の命でした。
その日の朝、焼いた鰆を蒸したじゃがいもと一緒にミキサーにかけ、トロトロにしてから注射器で食べさせました。おいしそうに3口ぐらい食べました。
昼過ぎてから、今度は牛肉でだしをとったお昼ご飯をあげようかなと思ったら「動かない!!」
慌てて、母と動物病院に運び込みましたが、すでに息絶えていました。
全く苦しまず、スッとあの世へ旅発ちました。
朝晩きれいに体を拭いていたので、肌荒れもなく、若い時の金色の毛並みのままで、まだ生きているようでした。
亡き骸を連れて帰り、夜、ゴンちゃんを抱いたまま一緒に寝ました。
硬直せず、まだやわらかくて、フッと息を吹き返すのではないかとさえ思いました。
死が受け止められず、抱きしめながら「ゴンちゃん、ゴンちゃん」と思いっきり泣きました。
まだ長生きすると思っていたので、前日にゴンちゃんの紙おむつを買っていたぐらいです。
別れは突然やってくるものなんですね。
ぽっかり心に穴が空いた日が続きました。
介護は最期まで丁寧にしましたが、もっとこうすればもう少し長生きしたのではないか?などとしばらくは後悔の念が消えませんでした。
多分、生き物全てにおいて、介護を必死にすればするほど、悩む人が多いように思います。
(車いすのゴンちゃんと姪っ子のまいちゃん)
思えばゴンちゃんは意外とわがままな奴でした。
機嫌の悪い時になでると歯をむき、母以外は全員咬まれました。愛宕山に登ると、帰りは「僕、歩くのは嫌だ」とストをして、父と私二人で抱っこして下山。
笑っちゃうぐらい、駄々っ子でした。
誰にも遠慮することのない、素直な生き方は半ばうらやましく、本音で生きるゴンちゃんを家族は思いっきり愛しました。
夜は私の布団を出たり入ったり。堂々と布団の真ん中を占領し、私は体を丸めて寝ていました。
ぬいぐるみをくわえて部屋の中を走る姿を思い出します。
今まで本当にありがとう。楽しい思い出がいっぱいです。
不思議なことが。まだ魂が家に宿っているのか姪っ子が「ワンワン」と台所やお風呂の天井を指差します。
雑念が多い大人は見えないけれど、透き通った心の子供にはゴンちゃんの魂が見えるのだと思います。
もう一度会いたいです。夢の中でもいいから。