いつも皆さまには大変お世話になり、ありがとうございます。暑い季節がやってきました。
皆さま、お元気でいらっしゃいますか?
旅先での「やってしまった事件」のお話しです。
今年の3月、新型コロナが毎日「今日は感染者は〇万人」とテレビで話題になっていた頃、友人から
「1人タダで行けるんやけど一緒に行かへん?」と誘われました。
今まで全ての誘いを断っていた私が「タダ」という言葉に敏感に反応してしまい、2つ返事で「行く行く!!」と即答。
鳥羽のホテルに3人で行くことになりました。
男1人、女2人の年齢層の高い、仲良し3人組。
私以外は腰を痛めているので、ゆったりと温泉に浸かり、楽しみにしていた夕食の時間が始まりました。
我が家なら主食になりそうな豪華な前菜。
さあ、いよいよメインの登場!
ご当地ならではの新鮮なお刺身がデーンと運ばれてきました。
お頭付きの伊勢海老に目を奪われ、気分は最高潮!
いつの間にかペロリと全部平らげ、3人とも皿には伊勢海老の頭だけ残っている状態になりました。
「頭にはまだかすかに身がはりついている。もったいないな・・・」と思っていたら、ナント3人とも同じことを思っていたのです!
3人は無我夢中で手と箸で身をガリガリ、最終的には湯豆腐の小鍋に放り込んで、ぐつぐつと煮てしまいました。
伊勢海老はあられもない姿に。
そこへ中居さんがやってきました。
「今から皆さまの伊勢海老で出汁をとり味噌汁を作ってまいります」。
3人とも「えっ??」という顔。
オレンジ色になったバラバラの海老の残骸しか残ってへんやん・・・。
どないして作んねん・・・??。
あぁ恥ずかしい・・・。
中居さんは顔色も変えずに平然と3人の小鍋を回収していきました。
「旅の恥は搔き捨て」とはよく言ったものです(笑)
翌日の朝は超ゆっくり目にチェックアウト。
ルンルン♪で2つ目の観光地に着いたとき、友人が「あれっ?上着がないっ!!」と言い出しました。
その友人、前回も旅館に財布を置き忘れ、かなりの距離を戻りました。
「2度あることは3度ある」。
またホテルに出戻りです。
やっとの思いで着くと、もうその日の宿泊客が列をなしてチェックインをしていました。
実は3人の旅行はいつもこんな具合。
旅行の行程は毎度立てても計画倒れ。
ところがこの3人、いつもケラケラ(笑)。
「旅は道連れ、世は情け」あぁ、なんていう良い言葉!
海で遊ぶ姪っ子。
私の人生で一番大切にしている存在だ