玄米屋ウエトミ

玄米屋ウエトミのブログ
お米5ツ星マイスターの上田那未がお届けします。

ひっ~!!

2020-11-24 11:24:16 | ウエトミかわら版

今年も皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。寒さが身に染みる季節になってきましたがお元気でいらっしゃいますか?
ちょっと怖い体験をしましたのでお話いたします。


秋の初め頃、仕事を終えて、夕方から開店する京都祇園のケーキ屋さんで絶品スイーツを買って、桃子(犬)と近くの大きな公園に向かいました。
時刻は夜9時頃。辺りは暗く、新型コロナウィルスの影響で公園の中はひっそりとしていました。
いつもなら祇園に近いので、数名の酔い客が千鳥足で散歩しているのですが誰もいません。


「気持ちのいい季節だなあ」と思いながらケーキを片手に歩いていると突如、桃子が猛烈に吠えました。


「ケーキ、ひっくり返るやん!誰に吠えてねん?」とちょっと怒っていたら、暗がりに上下黒っぽい服を着た男性が立っていました。
タバコを吸っているわけでもないし、なんでこんなところに立ってんねん?といぶかしんでいたら、犬もそう思うのか、鳴きやみません。
暗闇で男性の顔はわからないものの、あきらかに吠えられて迷惑している様子。
男性は手で「しっしっ」と犬を追い払うようなしぐさをしたので、慌てて犬を引っ張って去りました。

少し歩くと広いところにベンチがあり、「どっこいしょ」と腰を下ろして、お茶タイム。
男性のことなどすっかり忘れて、「やっぱ、ここのケーキは日本一やわ」と感激しながら、スイーツをほおばっていました。

隣でおとなしく待っていた桃子。
突然、尻尾を「ピーン」と立てたと思ったら、目の前を先ほどの男性が通り過ぎていきました。

「今から帰るのかな?」とその時は気にも留めませんでした。30分ほど休憩して、さあ出発!
「散歩に来ているんやから食べた分は消化しないと」と更に公園の奥に歩いていきました。

ところがまた桃子が暗がりに向かって吠えだしました。
桃子の体重は20㎏弱。腹の底からうなり声をあげているので、ド、ド迫力!
「ウッ~!!」
その声はやむことがなく、公園の中に響き渡りました。

「何に吠えているんやろ?」と不思議に思い、見渡しても暗くてよくわかりません。
吠えている先に更に近づいてみると「アッ!!」
木の陰に先ほどの男性が立っていたのです!

かろうじて、木の陰から男性の腕が見えました!
「やばい!」まだ吠え続けている桃子を無理やり引っ張って、公園を走り抜けました。

男性はただたたずんでいただけかもしれない。
そうでないかもしれない。
しかし、今の世の中、何があるかわかりません。
皆さまも夜、出歩くときはお気を付けください。

因みに桃子は無駄吠えしない、おとなしい犬。見た目はイケメンですが、目がクリっとした、かわいい女の子です。

 

 

 

  狭いキッチンにデ~ンと寝そべる桃子。
 人間のほうが小さくなってご飯を食べている(笑)


健康診断

2020-11-24 11:20:11 | 日記

父は3カ月に1度病院で健康診断を受けている。
昔は「ずっと酒樽に浸かっといたら」と腹立ち紛れに母が言ったほど、よく酒を飲んだ。
今は酒を家族の前では飲んでいないが怪しいもんだ。

数値の良い時は診断表を机の上に置いたままにするが、今月は悪いのか、さっさと自分の部屋に隠してしまった。
母や私には父はのらりくらりとやり過ごすのだが、厳しい姉にはそういうことは通じない。

仕事から帰ってきた姉はすかさず父に「ヘモグロビンA1cはいくらなん?」と質問をした。
すると父はぼそりと素直に「7.1」と答えた。
姉から「飲んでるやろ?数値に出るんやで」と有無を言わさぬ鋭い言葉が返ってきた。

おそらく家族の中に厳しく言う人がいるからこそ父は酒に対して少しのブレーキが効いているのだろうと思う。
「いればイライラするけど、朝、起きてきいひんかったら気になる。ほんま腹立つわ」と姉はブツブツ文句を言いながら安全確認のために昨日も父を起こしに行っていた。

性格のきつい姉だが姉なりの愛情表現なのだろう。
家族だからこそ、ぶつかることも多いが、そんな生活がずっと続くよう願っている。

 

 

 今年の8月、わずかに残っていた父の漢方薬を全部、体調の悪い桃子に飲ませてしまった。
 新型コロナウィルスが猛威をふるう中、

 「新幹線代出すから買いに行って」 と言ったら父は
 「おまえが飲ましたんやからおまえが買いに行け」。

 電車を乗り継ぐのは嫌だったので、友人に頼み込んで、犬と共に鎌倉まで車を走らせて買いに行った。
 まじで「通販やってくれ~」と思う。


もしかして住んでるの?

2020-11-24 11:17:09 | 日記

毎朝、桃子と近くの八幡山を登っている。
犬を連れているので、ほとんど人と出会わない険しいほうの山道を使っている。

その日もいつものように山を下りていると中腹あたりで「ゥワンッ」と低く野太い犬の声が響いた。
声の大きさからすると桃子クラスの大型犬のようだ。
どこから鳴いたのか、キョロキョロしたが辺りは荒れた山の中。さっぱりわからない。

しかし桃子は涼しい顔でいつも通りに歩いている。
私の空耳かと疑ったが、すぐ後ろを歩いていた姉に

「今、犬の声、聞こえたなあ?」と聞くと
「うん」と言う。

やはり山の中に犬が住んでいるのかもしれないが、桃子は嗅覚ですでにわかっているのか、驚くふうでもない。
そういえば、今朝も鼻をヒグヒグしながら上を見上げていた。

福ちゃんだったらなあと切ない思いを抱いて、毎日登っている。

 

湖の魚を凝視。
この後、桃子にひっぱられて、湖にドボン。
ヌルヌルの粘土質の土で立ち上がれなくて苦労した(笑)


婚活♡

2020-11-24 11:10:00 | 那未の婚活

今から愚痴になります。ごめんなさい。

婚活で出会った相手と最初の頃、ドライブに行っていたが仕事が忙しい彼は常に携帯電話が鳴りっぱなし。

私は「仕事だから仕方ないよ。大丈夫よ~」と彼が気にしないように笑顔で返していたが、ホントは「いいかげんにしろ~。今日はデート💛やで」と言いたいくらいだった。

最近は桃子と二人で遊びに行くほうが楽しいので、理由をつけては断るようになった。
ときめくような恋。いつになるやら(苦笑)


私の好きなもの

2020-11-24 11:07:46 | ちょっと勉強しましょう

私はとにかく活字が大好きだ。

毎日4紙の新聞を読みこむが特に時事の様々な問題を取り上げる社説・コラムは一番のお気に入りコーナーだ。

右寄り、左寄りといった会社の特徴もよく出ていて、実におもしろい。
ネットであふれている様々な情報よりも一行一行に重みがあり、編集に携わる人の記事への熱き思いは文章から感じ取ることができる。

さて、そんな大好きな新聞から記事を抜粋としたいところだが、ふと先日読んだ小冊子のあるコラムに目が留まった。

「すべての大切なものは、失って初めて身に沁みてわかるものだ。
己に残された時間も然り」

これは永田和宏さんが書いたエッセイ集の一文である。
何度読み返しても胸にチクッとした痛みを感じた。

私の場合は亡くなった人や事情あって別れた人たち、様々なことを思い出した。
「あの時、こうすれば良かったのではないか」
「もっとあの時違う行動がとれたのではないか」
など、様々な思いが交錯した。

自分が若かりし頃は何も考えなかったが、世間でいう中年になり、過去の自分の行動をを思い返すことが増えた。
そう、来年からと言わず今日からもっと丁寧に生きなきゃと思う。

皆さま、今までに心に残った言葉ってありますか?

 

 

 

 

 

 

 

京都丹後の海。
海水浴客がいないから思う存分、桃子は遊んだ。