玄米屋ウエトミ

玄米屋ウエトミのブログ
お米5ツ星マイスターの上田那未がお届けします。

大変なことが起こった!

2017-08-08 11:18:13 | ウエトミかわら版

猛暑が続きますが、皆さま、お元気でいらっしゃいますか?

実は6月16日にふくちゃんが逃げました!
夜、店の前を通りかかったときにシャッターを閉める音に驚き、ハーネスをふりほどいて、脱走してしまいました。
鑑札が付いた赤い首輪を付けたまま、前の大通りを猛突進。
あわや、車にぶつかりそうになりながら、ものすごい勢いで走り去ってしまいました。
慌てて、追いかけたものの、どこへ行ったのか夜中じゅう探しても全く見つかりません。

次の日もその次の日も寝ずに探しても見つからず。
すぐに京都府や大阪府の保健所や警察にも連絡を入れました。
チラシも配り、目撃情報を募りました。
近くの八幡山や堤防をひたすら捜索。
連日朝4時から自転車に乗って捜し、もしかして夜に移動しているかもしれないと懐中電灯を持って深夜まで探しました。
「似た犬がいるよ」と言われれば、どこへでも飛んで探しに行きました。
期待をふくらませては気落ちして帰る日々。
泣きそうになりながらも「絶対会える」と信じて探し続けました。
同時に餌付け作戦も実行。
せっせと夜に唐揚げとスティックパンを運ぶこと5日。
ある日、早朝見たら親子でキツネが散歩しているではありませんか。あぁ、ショック~。

まさか堤防のグランドをキツネが走り回っているとは・・・。
真っ暗な中で捜索していて、てっきり太い尻尾だけで「ふくちゃんだっ!」と決めつけたのが間違い。
保健所さんで「捕獲器」を借りて、八幡山に備え付けたりもしましたが、まったく入りません。
きっとふくちゃんは2回目だから用心して入らないだろうとは思っていましたが。

家族必死で探しても、見つからず、むなしく日が過ぎて行き、気がつけばもう2カ月弱。
毎日毎日思うのはどうしているのかなあとふくちゃんのことばかり。
もともと岡山県で餌付けで3年ぐらい野良暮らしをしていたようなので、たくましく生きてはいると思うのですが、とてもおとなしいので心配です。
お腹すいていないか、他の動物にひっかかれたりしていないか等と心配の種はつきません。
でも飼い主があきらめると戻ってこない気がして、「絶対戻る」と信じて、今日も捜索頑張っています。

捜索に協力してくださった、たくさんのボランティアさんや目撃情報を連絡してくださった方々、本当にありがとうございます。
うれしい報告ができるよう、まだまだ頑張ります。


姪っ子は「ふくちゃんは八幡山にいる」とずっと言っています。


だまされた!

2017-08-08 11:00:18 | 日記

ふくちゃん探しで八幡山に通うこと2カ月。
100回以上登っています。

八幡山は低い山なので、最初は簡単に考えていたのですが、実は2年に1回ぐらい遭難者が出て、死者も出るぐらい、山深いことがわかりました。
「地元に住んでいて何をいまさら?」なんですが、よくよく考えると1駅分ぐらいある大きな山。
山の半分は人が入れない険しい崖が広がっています。
夜中は不気味なほど真っ暗。

ふくちゃんの目撃情報から八幡山にも餌付け作戦を実行しました。
せっせと「ドッグフード」と骨っこを夜中に運び込み。骨っこは犬しか食べれない特大サイズを用意。
ドッグフードは入れ物に入れてふくちゃんがくわえやすいようにしました。
いつも持っていくと、薮の中からガサガサ。
てっきり、ふくちゃんが待ち構えていると思っていました。
2週間ほどたったある日、「今日こそ捕まえるぞ」と思い、懐中電灯を向けると「タッ、タヌキ??」
それも2匹で!
ネットで調べると茶色と黒のアライグマでした。
「あんたらにあげに来てたんちゃうわ!」
またもやガッカリ。
でもこんなことでめげるもんか。

 

 

 

 

 

ふくちゃんがいつもいた場所を見るにつけ、
寂しさが募ります。

 

次の日から場所を変えて、山の反対側で餌付け再開。

設置したその日からドッグフードを入れた容器ごとなくなっていました。
「よっしゃ。今度こそふくちゃんや!」と確信したのですが、念には念を入れて、暗視カメラを設置。
ワクワクしながら撮ったビデオを見ると、今度は丸々と太った猫。
大きなおしりをカメラに向けて一心不乱に食べていました。

「おーい、ふくちゃんはどこにいるの~?」
八幡山にはタヌキ、キツネ、アライグマ、猿、猫が住んでいます。国宝の石清水八幡宮がある八幡山は外敵がいないのでどうやら獣の天国でもあるようです。
まただまされちゃった!


「もしかして幽霊?」

2017-08-08 10:53:21 | 日記

夜10時頃、八幡山の山頂から車で帰る途中、真っ暗な竹藪に1台の黒い車が停まっていました。

父と私は「こんな時間に変やね」と言っていたら、突然その車が動き出し、10メートルぐらい走ったところで停まりました。
後続の私達の車も停まり、待っていたら女の人が降りました。
「なんでこんなところで降りるんやろなぁ?」と言っていたら、ものすごいスピードで黒い車が走り去ってしまいました。
あの女の人はどこにいったんやろうと見ると、女性が降りた場所は壁になっていて、忽然と消えていました。

暑い夏、父と私がゾクッとした夜の出来事です。

石清水八幡宮

今年も新米はどの産地も順調に生育しています。
例年通りです。