玄米屋ウエトミ

玄米屋ウエトミのブログ
お米5ツ星マイスターの上田那未がお届けします。

玄米屋ウエトミ かわら版 2012年4月 第9号

2012-04-30 14:10:47 | ウエトミかわら版
変な「すいか」

いつも皆さまにはお世話になり、ありがとうございます。
暖かくなり、とても気持ちのよい季節になりましたね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

姉が東京に住むようになって4カ月。
母が姉のところへ遊びに行くことになり、母にきたメールの中でこんな一文が。
姉のメール「母ちゃん用にSUIKAを買っておきました。それでどこでもスイスイ、東京通になってね!!」。
それを見た父は「おい、すいかを買ってくれているみたいやで。何ですいかなんやろな・・・」。
母も私も爆笑。
「SUIKAの発音が違う。食べるすいかと違うで。」
父「?!!」
母「関西で言うたらイコカと同じや。どこでも使える乗車券やで」
とても横文字には弱い父。
今の世の中、横文字があふれているので、父にとってはわからない言葉が多すぎるようです。
かっこよくない言い方ですが「乗車共通券」とかそんな名前だと理解できるんだけどなあ。
皆様、勘違いをしていたことなどありませんか?
私は昔、会社勤めをしていた時、モーニング娘を知らなくて同僚から笑われたことがあります。
モーニング娘とは直訳すると「おはよう娘」。

おはよう娘がナント16人もいるというではないですか。
私の頭の中は「朝しか活動しない娘が16人か。朝にテレビを見たらその娘が見れるんやなあ」。
もちろんモーニング娘は当時、一番輝いていたアイドルグループ。
理解するのにみんなから100歩ぐらい遅れてから知りました。
さすが父の娘。親譲りです。
AKB48はもう許容範囲を完全に超えていて、誰が誰だかさっぱりわかりません。
なんで48人も?
米の品種は500種類。米は理解できても芸能ネタ、機械ものにはついていけない現代人がここにいます。
つらいなあ。
来月になると田植えが始まります。
私は今年も福井県で田んぼを借りましたので、刈り取りまで日曜日はたびたび留守いたします。
店は父や母が留守番いたします。
申し訳ございません。
昨年よりもっとおいしいお米ができるよう頑張ります。
秋までお待ちくださいね。


酒蔵にも行きます。

今月のお題 「なすび」

2012-04-30 14:07:09 | ちょっと調べました
夏によく食べるなすび。どんな調理法にも合い、料理のレパートリーも広いことから
自慢の料理を投稿するインターネットの料理ホームページ「クックパッド」では圧倒的になすびの投稿が多い。

「紫外線を浴びて「なす紺」が生まれる」
原産地はインド。奈良時代に中国経由で渡来したといわれ、1200年の歴史がある。
暑さに強く、寒さに弱い野菜で、晩秋から春にかけてはハウス栽培、初夏から晩秋にかけては路地栽培されるものが多い。
ナスのつややかな黒紫色はアントシアニンという色素によるもので、紫外線をたっぷり当てて栽培しなくてはならない。

「旬」
暑さを好み、真夏がおいしい。

「見分け方」
ツヤのある「なす紺」色で、ヘタがみずみずしい
・濃い黒紫色で、ツヤがある。
・皮にキズがない
・握るとしっかりしたハリがあり、弾力を感じる
・ヘタの切り口がみずみずしく、とげが痛いくらいなもの
・ヘタの大きさに比べて実が小さいものは、未熟なので避ける

「栄養」
少ない栄養成分
水分が約93%で、特徴的な栄養成分は少ないが、食物繊維やカリウムなどを含む。
副腎皮質や肝臓などに存在する機能性成分のコリンもあり、肝臓の働きをよくする効果がある
ポイント1 カリウムが血圧を下げる
ポイント2 色素ナスニンに抗酸化作用がある→動脈硬化などの予防に効果があるといわれる

「ちょっと小耳に♪」
4月17日は「なすび記念日」
「417(ヨイナス)」と語呂がいいのと、実は徳川家康の忌日でもある。
家康公は大のナス好きだったことにも掛けているそうだ

お知らせ

2012-04-30 13:58:46 | お知らせ
昨年、皆様からたくさんの「お客様シート」を頂き、ありがとうございました。

そのなかで、「野菜を売ってほしい」との要望がかなりありましたので、すぐ取引しているお米の農家さんに声をかけました。
ところが私がお客様に野菜を売ってお金を頂くことにとても躊躇してしまい(八百屋のようにプロの目で野菜を判別できないため)、
皆様にプレゼントならといろいろと野菜を農家さんに植えてもらいました。
兵庫県但馬村岡の田中さんにはにんじんやにんにく、島根県飯南町の松田さんにはたまねぎやじゃがいもを植えてもらっています。

5月末ぐらいから収穫できますので皆様にプレゼントいたします。
他、なにかご要望があればいつでも言ってください。
最大限ご希望に添えるよう努力いたします。


今年、入荷予定の丹後のお米

那未の婚活特別バージョン

2012-04-30 13:54:11 | 那未の婚活
先日、とてもショックなことが。
仲の良い営業マンがいました。

彼との出会いは6年くらい前。
気さくでとても優しく、料理もできて、芸能人でいえばモコミチさんのような人。
背は高くないですが、そこは誠実な人柄でカバー。
そんな彼が今年4月のとある日、爆弾発言をしました。「僕、転勤になるねん」
私「転勤って、○○さんの会社って転勤あったん?」。
彼「うん」。
知らなかった・・・。早く言ってよぉ。
そしたら心構えも違っていたのに。
離れるとわかったら急にさみしくなってしまいました。
思い返せば、いろいろ遊びに行きました。
奈良の灯篭祭りにも行ったなあ。
よく一緒に飲みにも行った・・・。
指1本ふれずに。

友達という感覚しかなかっただけに去ってから何で今頃、さみしいと思うねんと自分を情けなく思っています。
あぁ、縁がなかったと言えばそうですが年頃の娘としては(年頃ではなかったですね)複雑な思い。
なかなか進まない婚活に、私のカラオケの定番「人生いろいろ」を思い出す。
「人生いろいろ。男もいろいろ。女だっていろいろ咲き乱れるの~。」
そんなフレーズが頭をよぎり、今回も咲く前に散ってしまいました。
人生って難しい。
そのときそのときにいつも満足できる行いをしていればいいのですが、なかなか完ペきにいかない。
私が心痛めたことがもう一つありました。
婚活ではないですよ。
冒頭で書いたとおり姉が東京住まいになり、遠く離れてしまいました。
それまで「那未、一緒に百貨店行こう!」
「那未、一緒にごはん食べに行こう!」とよく誘っていました。
いつでも行けると思っていた私はいつも
「時間ないわ。母ちゃんと行って」と断っていました。
もっと一緒にいてあげれば良かったなあと今更ながら後悔しています。
そのときにしかできないことがあるはず。
今後の人生に生かせればと思っています。