玄米屋ウエトミ

玄米屋ウエトミのブログ
お米5ツ星マイスターの上田那未がお届けします。

恥ずかしい・・・

2022-06-06 10:31:55 | ウエトミかわら版

いつも皆さまには大変お世話になり、ありがとうございます。暑い季節がやってきました。
皆さま、お元気でいらっしゃいますか?

旅先での「やってしまった事件」のお話しです。

今年の3月、新型コロナが毎日「今日は感染者は〇万人」とテレビで話題になっていた頃、友人から

「1人タダで行けるんやけど一緒に行かへん?」と誘われました。

今まで全ての誘いを断っていた私が「タダ」という言葉に敏感に反応してしまい、2つ返事で「行く行く!!」と即答。
鳥羽のホテルに3人で行くことになりました。

男1人、女2人の年齢層の高い、仲良し3人組。

私以外は腰を痛めているので、ゆったりと温泉に浸かり、楽しみにしていた夕食の時間が始まりました。

我が家なら主食になりそうな豪華な前菜。

さあ、いよいよメインの登場!
ご当地ならではの新鮮なお刺身がデーンと運ばれてきました。

お頭付きの伊勢海老に目を奪われ、気分は最高潮!

いつの間にかペロリと全部平らげ、3人とも皿には伊勢海老の頭だけ残っている状態になりました。

「頭にはまだかすかに身がはりついている。
もったいないな・・・」と思っていたら、ナント3人とも同じことを思っていたのです!

3人は無我夢中で手と箸で身をガリガリ、最終的には湯豆腐の小鍋に放り込んで、ぐつぐつと煮てしまいました。
伊勢海老はあられもない姿に。

そこへ中居さんがやってきました。

「今から皆さまの伊勢海老で出汁をとり味噌汁を作ってまいります」。

3人とも「えっ??」という顔。

オレンジ色になったバラバラの海老の残骸しか残ってへんやん・・・。
どないして作んねん・・・??。
あぁ恥ずかしい・・・。

中居さんは顔色も変えずに平然と3人の小鍋を回収していきました。

「旅の恥は搔き捨て」とはよく言ったものです(笑)

翌日の朝は超ゆっくり目にチェックアウト。
ルンルン♪で2つ目の観光地に着いたとき、友人が「あれっ?上着がないっ!!」と言い出しました。

その友人、前回も旅館に財布を置き忘れ、かなりの距離を戻りました。
「2度あることは3度ある」。
またホテルに出戻りです。

やっとの思いで着くと、もうその日の宿泊客が列をなしてチェックインをしていました。


実は3人の旅行はいつもこんな具合。

旅行の行程は毎度立てても計画倒れ。
ところがこの3人、いつもケラケラ(笑)。

「旅は道連れ、世は情け」あぁ、なんていう良い言葉!



海で遊ぶ姪っ子。
私の人生で一番大切にしている存在だ


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