「お父ちゃん受難続く・・・」
長かった夏がやっと終わり、涼しくなってきました。皆さま、お体、大丈夫ですか?
前回のかわら版で家事で忙しくなった父を紹介しましたが、またもや同じ状況に陥っています。
今度は母が右手の親指を負傷し、家事ができなくなってしまいました。
というのは、母は前日に買ったばかりのスライサーで、ルンルン気分で玉ねぎをスライスしていました。
ところがしばらくして「ナミ~っ、ちょっと来て~」 「んっ?? どうしたん?」
仕事していた手を止めて台所に行くと、なんと母の手が血だらけになっているではありませんか。
ギョエっ!!。
あわててガーゼで巻いても血が止まらず、病院に急行。それからが大変。
救急外来にいた脳外科医は止血できずにオロオロ(なんでやねん)。
その間にも、みるみる病室は血の海に。
横で見ていた看護婦さんに「○○先生、整形外科医を呼んだほうがいいのでは?」と言われ、あえなく新米先生断念。
ベテラン整形外科医によってようやく血が止まりました。ナント親指の動脈を切っていました。
皆さん、スライサーは怖いので、気を付けて下さい。
もう母にはスライサー永久禁止令です。
野菜が分厚くても文句言いませんから。
結局母は全治1カ月の傷を負い、絶対に右手をぬらせない生活が始まりました。
そこで、またまたお父ちゃん登場です。

母「ちょっとナスビ切って」
父「どんな形や?こう切るんか?」
母「違う違う。こうや」なんて具合に母の厳しい料理教室が始まりました。
無言で耐える父。(ちょっとかわいい)
今日も父はぬかで汚れた前掛けをしながら台所に母と並んで立っています。
母「洗剤の量が多い」
父「・・・」
かわいそうに思いますが、しかし、夫婦は助け合い。
男の人だって絶対、家事ができたほうがいいのですから母がケガしたのもマイナスではありません。
不自由な生活をしばらく母は送らないといけませんが、
おかげで父はきっと家事全般ができるようになって将来、役立つ時も来ると思います。
我が家を見ていると今の日本の縮図がここにあるように思うのです。
介護が必要な祖母と、年老いて行く夫婦。
そこになかなか結婚しない子供たち。
寄り添わないと生きていけない現実があります。
毎日なにかにぶつかる。
それが日常生活というものなのだろうなあと思います。
みなさんはいかがですか?
長かった夏がやっと終わり、涼しくなってきました。皆さま、お体、大丈夫ですか?
前回のかわら版で家事で忙しくなった父を紹介しましたが、またもや同じ状況に陥っています。
今度は母が右手の親指を負傷し、家事ができなくなってしまいました。
というのは、母は前日に買ったばかりのスライサーで、ルンルン気分で玉ねぎをスライスしていました。
ところがしばらくして「ナミ~っ、ちょっと来て~」 「んっ?? どうしたん?」
仕事していた手を止めて台所に行くと、なんと母の手が血だらけになっているではありませんか。
ギョエっ!!。
あわててガーゼで巻いても血が止まらず、病院に急行。それからが大変。
救急外来にいた脳外科医は止血できずにオロオロ(なんでやねん)。
その間にも、みるみる病室は血の海に。
横で見ていた看護婦さんに「○○先生、整形外科医を呼んだほうがいいのでは?」と言われ、あえなく新米先生断念。
ベテラン整形外科医によってようやく血が止まりました。ナント親指の動脈を切っていました。
皆さん、スライサーは怖いので、気を付けて下さい。
もう母にはスライサー永久禁止令です。
野菜が分厚くても文句言いませんから。
結局母は全治1カ月の傷を負い、絶対に右手をぬらせない生活が始まりました。
そこで、またまたお父ちゃん登場です。

母「ちょっとナスビ切って」
父「どんな形や?こう切るんか?」
母「違う違う。こうや」なんて具合に母の厳しい料理教室が始まりました。
無言で耐える父。(ちょっとかわいい)
今日も父はぬかで汚れた前掛けをしながら台所に母と並んで立っています。
母「洗剤の量が多い」
父「・・・」
かわいそうに思いますが、しかし、夫婦は助け合い。
男の人だって絶対、家事ができたほうがいいのですから母がケガしたのもマイナスではありません。
不自由な生活をしばらく母は送らないといけませんが、
おかげで父はきっと家事全般ができるようになって将来、役立つ時も来ると思います。
我が家を見ていると今の日本の縮図がここにあるように思うのです。
介護が必要な祖母と、年老いて行く夫婦。
そこになかなか結婚しない子供たち。
寄り添わないと生きていけない現実があります。
毎日なにかにぶつかる。
それが日常生活というものなのだろうなあと思います。
みなさんはいかがですか?