9月末、高知県の殺処分場から雑種のメス2歳?を引き取りました。
まだふくちゃんを探していたので、「10月半ばに」と言っていたのですが、施設が満杯で追い出されてしまいました。
とても痩せていて、全部のあばら骨が見えていました。とてもお腹をすかせていたのか、我が家に入った途端、テーブルの上に置いていた握り寿司のネタを「バクバクーッ」と食べて、シャリだけ残っていたのを覚えています。
人に捨てられたその犬はとても懐っこく、今まで愛情に飢えていたのかと思うと胸が苦しくなりました。
実は顔はと言うとクックックッ(笑) ブス子ちゃんなんです。家族は「前から見ても後ろから見ても不細工。
こんな犬、街に歩いてへんで」と言ったぐらい。
痩せてキツネみたいな顔に胴長、足長、小枝みたいなしっぽ。そんな犬でも私にとっては可愛くて可愛くて。
「桃子」と名付けました。
今まで散歩に連れて行ってもらったことがなかったようで、最初は歩き方がとても変でした。
ドッグトレーニングを2週間に1回受けていますが、引っ張り癖はなかなか直らず、散歩が大変です。
でもしっぽ立てながら楽しそうに歩く姿を見るとうれしくなります。
今ではふっくらして、体重は17kg弱。
足もしっぽも太くなり、立派な体型になりました。
家族に可愛がられ、3歳の姪っ子に抱きつかれています。いい遊び相手です。
前のふくちゃんと違い、「うれしい」という感情を体で表し、家の中でも私の後をいつも追っています。
そんな桃子を愛おしく思いながらふくちゃん探しに今日も奔走です。
台所に立つと、桃子はいつも何か落ちてこないかな?と待っています。
この時は人参を落としてしまい、すぐさまキャッチ。何でも食べてしまいます。