江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

◆ こぼればなし(6)

2007年05月04日 | 江利チエミ(続編)
淋しがり屋で神経質で・・・ 外見は裏腹に「ざっくばらんで、ちゃきちゃきの江戸っ子。姐御肌の強い女」・・・そう多くのファンに思われていたのは、「姐御肌に見える外見」の裏に「涙もろくて世話好き」という部分があったればこそ。彼女の外見の明るさは「彼女の内面の優しさ」だったのでしょう。いきつけの新宿のバーにハーフのホステスさんがいたそうです。失恋を苦に自殺未遂を起こしたのだとか・・・自分には全く関係のない . . . 本文を読む

◆ こぼればなし(5)

2007年05月03日 | 江利チエミ(続編)
話は料亭から黒塗りの車でホテルに送迎された時にもどります。チエミさんは「ウヒヒ!義理を果たしたところでさ。今度は肩の力を抜いて呑みなおそうよ!」と、筒井先生、マネージャー(木村さん)と、ハイヤーで夜の釧路にくりだします。いきあたりばったりのナイトクラブで飲み直し・・・すると今度は、その店のマネージャーが・・・「失礼ですが江利チエミさんとお見受けします。無理を承知でお願いします。1曲だけでいいので唄 . . . 本文を読む

◆ こぼればなし(4)

2007年05月02日 | 江利チエミ(続編)
芸者さんをはべらせ、チエミさん御一行には親分さんからお酌まで。。。筒井先生は生きた心地がしなかったのだとか。小一時間したときにチエミさんはスマートに仁義を通してその場をお開きにしたのだそうです。改まって正座をし、親分さんに頭を下げ・・・「過分のご接待、心から感謝いたしております。宴たけなわの折り、まことに後ろ髪を引かれる思いですが、わたくしども芸人には明日の舞台が控えておりますので、今夜はこれにて . . . 本文を読む

◆ こぼればなし(3)

2007年05月01日 | 江利チエミ(続編)
釧路空港には「江利チエミさん御一行歓迎」ののぼりとともに、ひとめでその筋の方々とわかる黒服のおあにいさんが丁重にお出迎え・・・チエミさんには専用のボディガードまでつくありさまだったそうです。当時の大スターの地方興行というのはこういったことが当たり前だったようです。(民音・労音・・・といったものは別だったでしょうが)リハーサルには見張りが立ち、若い衆がお茶の用意まで・・・びびりながら筒井先生は「はじ . . . 本文を読む