江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

53) ラジオ(ラヂヲ)の時間 イブニングコンサート

2005年06月25日 | 江利チエミ(初期記事・本編)
デビュー直後の昭和27年11月、ラジオ番組「イブニングコンサート」の火曜日レギュラー、「カントリー・ジャンボリー」のメイン歌手になります。
伴奏バンドは「チャック・ワゴン・ボーイズ」...このメンバーが凄いのです。
 井原高志(b.後の「光子の窓」「11pm」のプロデューサー)
 堀 威夫(g.堀プロダクション社長)
 曽我部博士(g.放送作家)
 バンドシンガーには「黒田美治」、この楽器運搬係り…「坊や」が、坂本九だったそうです。
この番組での江利チエミさんは、ハンク・ウイリアムスのナンバーをレパートリーに「カントリー専門」歌手としてレギュラー番組を持っていた...のだそうです。

これ...意外!に感じるのです。
しかし、よくよく初期の音源を聴き返すと「カントリーテイスト」が感じられる楽曲もあるのです...
CD化されていない楽曲ですが、28年4月のリリース「鍛冶屋のブルース」、31年11月の「誇り高き男」...そして30年3月の「嘆きのワルツ」あたりにその匂いが感じられます。

そうそう、これは本末転倒...デビュー盤のテネシーワルツは、元々「カントリー&ウエスタン」でした。
デビュー盤のテネシーの歌唱には色濃く「C&Wテイスト」が感じられます。
どうも私にとってテネシーは「10周年記念LP(37年発売)」が一番印象に残っていることと、2度目の29年のテイクがお気に入りなので...そのために「デビュー盤」の印象が薄いからでしょう。
ありとあらゆるジャンルを歌ったチエミさんですが、私にとってどうも「C&W」はピンとこないのです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。