江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

◆ わたしもインディアン

2023年12月16日 | 江利チエミ(続編)


アニーよ銃をとれ 劇中歌  

昭和39年「新宿コマ」劇場
11~12月公演期間: 10月31日~12月13日
ブロードウェイ・ミュージカル
「アニーよ銃をとれ」
翻訳=倉橋健
歌詞=中村メイコ
演出=菊田一夫

江利 チエミ
宝田 明
森川 信
市村 俊幸
久松 保夫
茶山花 究
浦島 千歌子


         

あまり一般に売られなかった「アニーよ銃をとれ(オリジナル東京キャスト盤)」のCDです。
銀座山野楽器2階のミュージカルコーナーで入手された方からお借りしたものです。
1995年4月頃の発売のようです。

この舞台のことは ココ にも掲示しましたが、川上博氏によるライナーノーツから興味深い部分をご紹介します。

>(アニーよ銃をとれの)日本初演は、1964年の東京・新宿コマ劇場で、10月31日から12月13日まで上演された。ブロードウェイ・ミュージカルの翻訳上演としては、前年の「マイ・フェア・レディ」に始まり、「カーニバル」「ノーストリングス」「努力しないで出世する方法」に続く菊田一夫の制作・演出による第五作だった。
主演は江利チエミ(アニー・オークリー)と宝田明(フランク・バトラー)。
共演陣には、森川信(シティング・ブル)、市村俊幸(バッファロー・ビル)、柳沢真一(チャーリー)、山茶花究(ウィルソン氏)、浦島千歌子(ドーリー)、久松保夫(ポニー・ビル)、森山加代子(ウィニー)等が出ていた。

※曲紹介に「いつ、どんな場面で」というクレジットがありますのでご紹介します。

1.当り前のことさ(第1幕・第1場) 江利チエミ/児童合唱団
 アニーと子供たちが、ホテルの主人に向かって元気に歌います。
 読み書きなんか出来なくたって不自由しないさ・・・

2.鉄砲で男は得られない(第1幕・第1場) 江利チエミ
 アニーは男らしいフランクに一目惚れ、頼りの鉄砲もこんな時には使えない。

3.愛することは素晴らしい(第1幕・第2場) 江利チエミ/宝田明
 若い二人は恋に落ち、その喜びを歌に託します。

4.月光の子守歌(第1幕・第2場) 江利チエミ/ハニーナイツ/児童合唱団
 気の強いアニーも幼い弟妹にはやさしいお姉さん。早くお休み...と優しく歌います。

5.あの娘に負けた(第1幕・第3場) 宝田明/キング・レコーディング・クワイアー
アニーのやさしい心にフランクはすっかりダウン。彼女と結婚しようと決心します。

6.私もインディアン(第1幕・第5場) 江利チエミ/キング・レコーディング・クワイアー
 アニーの度胸に惚れ込んだスー族の大酋長シッティング・ブル、アニーを養女にしたいと申し出ます。その儀式のときに歌います。

7.あの人の腕に抱かれて(第2幕・第1場) 江利チエミ/キング・レコーディング・クワイアー
 欧州巡業に失敗したバッファロー・ビル一座は船で帰国することになりました。その途中でアニーは別れて久しく会わぬ恋しいフランクの身の上を思いやります。

8.朝の太陽は私のもの(第2幕・第2場) 江利チエミ/キング・レコーディング・クワイアー
フランクに逢う事ができる...そう思うとアニーの心は躍るのでした。

9.あんたにゃ負けない(第2幕・第2場) 江利チエミ/宝田明
 せっかく仲良くなったのに、またまた射撃の腕前のことからアニーとフランクは張り合って歌います。オマエなんかに負けるもんか・・・

10.ショウほど素敵な商売はない(第1幕・第1場) 江利チエミ/キング・レコーディング・クワイアー
 バッファロー・ビル一座に飛び入りしたアニーは、フランクと射撃の腕を競って打ち負かし、彼らのショウに迎えられショウの世界の楽しさを合唱します。

作詞・作曲/アービン・バーリン
編曲/若松正司(1.2.3.5.7.9.11) 山屋清(4.8.10) 筒井広志(6)

此の公演に関しての素晴らしい解説ページがあります。 こちら です。

1  


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (twig)
2024-03-31 18:42:05
初めてチエミさんに直にあったとき。持っていたLPレコード全てを抱えていって、サインを頼みました。一枚ずつ丁寧にサインしてくれましたが、このアニーのときに「私の人生で一番最悪の時。だからいやな顔してるでしょう?」と。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。