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ある牧師から

ハンドルネームは「司祭」です。

きよしこの夜

2006年12月07日 | 賛美歌

いよいよクリスマスですね。クリスマスといえば「きよしこの夜」でしょうか。この歌の誕生のいきさつについては、どうも神聖化されているところがあるようなのですが、一応ウィキペディアのもの貼っておきますね。

「この歌は1818年12月25日にオーストリアのオーベルンドルフの聖ニコラウス教会で初演された。この日、教会では一つ重要な問題が起きていた。教会のオルガンがネズミによって壊され、クリスマスに歌う賛美歌の伴奏ができなくなっていた。困ったヨゼフは“Stille Nacht”の詞を書き上げ、グルーバーに、この詞にギターで伴奏できる讃美歌を作曲してくれるように依頼した。グルーバーは懸命に考え続け、ついにこの曲が作られた。そして、クリスマス・イヴに教会にやってきた村人たちは、ギターによる讃美歌にはじめは驚いていたが、やがてそのすばらしい詞とメロディに魅了された。」

ま、いずでにせよ原歌詞“Stille Nacht”はドイツ語です。Silent Nightは原歌詞ではありませんのでご注意を。さて今日は“Stille Nacht”の楽譜UPしておきます。



1番の翻訳はあるHPによれば以下のようになります。

Stille Nacht, heilige Nacht!
Alles schläft, einsam wacht
Nur das traute hoch heilige Paar,
Holder Knabe im lockigen Haar,
Shlaf in himmlischer Ruh,
Shlaf in himmlischer Ruh.


静かな夜、聖なる夜、
すべてが 眠っている。
目覚めている ヨセフとマリヤ(直訳では気高き両親)、
眠っている 巻き毛のおさなご
神の平和に つつまれて。

で、おもしろいのはlockigen Haar=巻き毛ですね。生まれたばかりの赤ちゃんが巻き毛って訳でもないだろうに・・・・、少なくともそんなに強調する事じゃないだろ・・・・って思っちゃうのですが、実はこれは上の段のPaar=両親と韻をふんでいるんだそうです。その意味では1行目のNachtと2行目のwachtもそういう事かもしれません。

即興の歌詞にしては見事ですね。やっぱりエピソードは神聖化されているような・・・・。


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