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ある牧師から

ハンドルネームは「司祭」です。

新約外典ラオデキアへの手紙

2025年05月08日 | 聖書の背景

ラオデキア人への手紙

1 人々からでもなく、人によってでもなく、ただイエス・キリストを通してのみ使徒であるパウロから、ラオデキアにある兄弟たちへ。2 神、父、そして主イエス・キリストから、恵みと平安とがあなたがたにありますように。3 わたしは常にわたしの祈りにおいて、あなたがたが審(さば)きの日における約束を待ち望みつつ彼(キリスト)のうちに堅く立ち、彼のわざをなし続けていることを、キリストに感謝しています。4 あなたがたはわたしが宣(の)べ伝えた福音の真理からあなたがたを遠ざけようとして語られる何人かの人たちの虚しいことばに惑わされないようにしてください。5 そして今や神が、わたしから生じたことが福音の真理の前進に〔   〕役立ち、永遠の生命という救いに達するようなよいわざを生み出すようにしてくださいますように。

6 そして今、わたしの鎖(捕われていること)が明らかになりましたが、わたしはそれをキリストにあって甘受し、うれしく思い、喜んでいます。7 このことはわたしにとって永遠の救いをもたらしてくれるのですが、それは、生命を通してにせよ死を通してにせよ、あなたがたの祈りと聖霊の助けによって生じるのです。8 なぜならばわたしにとって生きることはキリストのうちにあることであり、死ぬことは喜びであるからです。9 そしてそのことは、彼のあわれみをあなたがたのうちに働かせてあなたがたがこの愛を持ち、ひとつの思いになることを可能にしてくれるでしょう。

10 そういうわけですから、最愛のかたがた、わたしがおりました時にあなたがたが聞いたように、堅く立ち、神を畏れつつ(ことを)なしてください。そうすればあなたがたには永遠の生命が与えられるでしょう。11 なぜならば、あなたがたのうちにあって働いておられるのは神だからです。12 そしてあなたがたのなすことはなんでも疑いを持たずになしてください。

13 最後に、最愛のかたがた、キリストにあって喜び、(人々の関心を)獲得しつつある汚れた人々を警戒してください。14 願わくばあなたがたのすべての祈りが神のみ前に明らかにされ、あなたがたがキリストのみ思いのうちに堅くされますように。15 そして、すべて純粋なこと、真実なこと、慎ましいこと、正しいこと、そして愛すべきことを行なってください。16 そしてあなたがたが聞きそして受け入れたことがらを心のうちに保っていてください。そうすれば平和があなたがたとともにあるでしょう。17 〔すべての兄弟たちに聖なる接吻をもってよろしくお伝えください。〕18 聖徒たちからあなたがたによろしく。19 主イエスの恵みがあなたがたの霊とともにありますように。20 〔この手紙がコロサイ人にも読まれ〕コロサイ人への手紙があなたがたのところでも読まれるようにしてください。(青野太潮訳)

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ツィクラグ

2025年02月13日 | 聖書の背景

ダビデがサウル王から逃れ住んだペリシテの町ツィクラグ発見か : 国際 : クリスチャントゥデイ

ダビデがサウル王から逃れ住んだペリシテの町ツィクラグ発見か

ヘブライ大学などの研究者チームの発表によると、ダビデがサウル王から逃亡していた際、隠れ住んでいた町が発見された可能性がある。

発見されたとみられるのは、旧約聖書のサムエル記や歴代誌などに登場する町ツィクラグ(新共同訳、ツィケラグ:新改訳、チクラグ:口語訳)。ツィクラグは、当時イスラエルが戦っていたペリシテ人の町だったが、サウル王に追われていたダビデは、ペシシテ人の地に逃れ、この町に住むことを許される。

ダビデは心に思った。「このままではいつかサウルの手にかかるにちがいない。ペリシテの地に逃れるほかはない」。(中略)ダビデは立って、彼に従う兵六百人と共に、ガトの王、マオクの子アキシュのもとに移って行った。(中略)その日、アキシュは彼にツィクラグを与えた。こうして、今日に至るまでツィクラグはユダの王に属することになった。(サムエル上27:1~6)

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ソドムを滅ぼしたのは隕石? 3600年前に爆発か―国際研究

2021年09月24日 | 聖書の背景

「ソドムを滅ぼしたのは隕石?」というニュースが話題になっている。ソドムというと旧約聖書の創世記にある、アブラハムの甥ロト夫妻が住んでいた街である。


死海周辺の古代集落トルエルハマムの遺跡を調べる国際研究チーム(米カリフォルニア大サンタバーバラ校提供)

【ロンドン時事】旧約聖書で神が滅ぼしたとされるソドムの街は、実際には隕石(いんせき)で滅びた? 約3600年前に隕石が大気中で引き起こした爆発で、死海周辺の古代集落が破壊されたとする国際研究チームの研究結果が、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。

以下はリンクで

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092300472&g=int

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コリントの遺跡

2021年01月04日 | 聖書の背景

コリントはギリシャ共和国のペロポネソス地方にある街です。新約聖書の時代には大変栄えた街です。

私もこの街に行ったことがあります。昔の遺跡が残っています。



上水道があったりして、当時の技術が高かったことがわかります。

この遺跡から、神殿跡を眺めることが出来ます。



パウロがかつて居て、手紙の宛先となった諸教会があるコリントの街は、教会の側からすると異教の街だったのです。



その「神々」に献げられた動物が、そのあと食事として出されます。街の人たちはそれを食べることが出来たわけで、教会の人たちも例外ではありません。

パウロは、「世の中に偶像などという神はないのだから食べても問題はない」と書きます。そして「強い人はそのことを知っている」と続けます。しかし、「弱い人たちはそれを食べるとつまずくかもしれない」としています。

だから、「強い人たちがそれを食ベているところを見て、弱い人たちも食べ、そしてそこでつまずきがおこらないように気をつけなさい」と書いています。(一コリント8章)

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