ホリエモンのライブドアの粉飾決算がたいへんな問題になっています。私がホリエモンを知ったのは、たしか新規プロ野球チームの登録問題のとき。それ以来、そのキャラクターが親しみやすくて人気があるとか、「新人類」を超えた若い世代(この世代をどう呼んでいたか忘れましたが)の発想を代表する人物として評されているのを眼にしたり。そんな彼が、先の総選挙で自民党にかつぎだされたときには「へえー、そういう話にのっちゃうんだー」と、「何でもアリ」との印象を受けていました。そこに今回の問題が。「何でもアリ」という印象が、こういう方向に向かうとは思ってもみなかったのですが、耐震偽造問題といい、今回の問題といい、社会そのものが「何でもアリ」を許してしまう危うさを抱えているのだと感じました。こうやって発覚してしまえばもちろん許しはしないのですが、いまの社会は、「発覚しないところ」に「落とし穴」を抱えているような気がします。その同じ「落とし穴」が、さまざまな社会保障制度や福祉の切り捨てを許しているような気がしてしかたありません。
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