上田ゆう子のあやせブログ

日々のでき事への私の思いをお伝えしながら、
政治のこと、社会のことを、ごいっしょに考えていきたいと思います

綾瀬東名インターの費用負担(市民オンブズあやせ)

2006年05月31日 | 市政のこと、市議会のこと
ひさしぶりに、市民オンブズあやせの例会に参加しました。東名のインターチェンジについて、神奈川県が平成17年度に行なった調査結果の概要を入手されていて、それをもとに意見を交換しました。
採算性の根拠とする綾瀬インターの利用交通量は1日22000台。インターから一般道路までの間を有料道路とし、その利用料金は100円など、県の具体的な構想が出されています。しかし、その交通量の割り出し方に疑問があること。建設費や用地費、移転補償費などに疑問があることなど、引き続き調査していくことになりました。
今回の文書には、はっきりと「費用負担の協力を関係市町に要請していく」と書かれています。平成23年度までには具体化するという県議。地権者への説明を始めるという市長。後戻りできないところまでいってから、費用負担の額が明らかになるのでは困ります。
確かに近くにあれば便利なインター。でも、その分、通過交通を受け入れていかなければならない現実。どちらが日常生活にとって必要なことなのか。みんなで論議を深めてから結論を出すべきではないでしょうか。

相模川での水防演習

2006年05月28日 | 平和と安心
今日は、相模川での水防演習に参加しました。川に面していない綾瀬市の消防が参加するのは初めてとのこと。さまざまな災害が起きる中で相互の支援体制を整えるため、県の厚木土木事務所管内の厚木市、海老名市、愛川町、清川村との合同演習となったそうです。
以前、あゆみ橋ができる前にあったもぐり橋が増水で流されてしまったのを記憶しています。河原でバーベキューをしたり、向こう街まで越えていったりと身近な相模川ですが、災害時には猛威をふるう可能性があるのですよね。
堤防を守るためにシートやマットを張ったり、川の流れを弱めるために立ち木や木で作った枠をロープにつないで川の中に下ろすなど、ふだん目にすることのない工法を知ることができました。漁業組合のみなさんが、水難者の救助に協力してくださるというのも新鮮な発見でした。
なによりも、土嚢(どのう)の威力を再認識できたのはなによりでした。綾瀬市でも集中豪雨のとき、浸水の不安にさらされてしまう地域が何カ所かあるのですが、そのたびに土嚢(どのう)を手配しながら、「本当にこれで水が防げるのかな」と不安に思っていたからです。
美化キャンペーンとぶつかっていたので迷いながら行ったのですが、さまざまな発見があり、参加してよかったと思いました。

平和を願って

2006年05月21日 | 平和と安心
毎年この時期に、平和を願って行なわれるピースフェア(大和駅プロムナード)。厚木基地の爆音に悩まされている近隣市のみなさんが集まってのイベントです。たくさんの出店にフリーマーケット、舞台では歌あり踊りあり。基地の再編強化や憲法9条を変えてしまおうという動きに心が重くなってしまう最近ですが、たくましく明るくつどうおまつりに元気をもらいました。
写真は、9条Tシャツを着て歌う若手弁護士のみなさんです。路上ライブなどで、平和の大切さをアピールされていると聞いていましたが、生演奏を聞けてラッキーでした。教育基本法を変えようとする動きに反対する歌「僕は僕のままで今日も行く」は、枠にはめこまれるのはイヤだ、という子どもたちの思いが歌われていて、思わず涙がこぼれそうになりました。

無事、副議長職を終えました

2006年05月16日 | 市政のこと、市議会のこと
臨時議会があり、無事、副議長職を終えることができました。初めての経験で緊張することも多かったのですが、終わってみるとあっと言う間の1年だったなあと思います。これまでとは違った角度から議会を見つめることができ、貴重な経験をさせていただくことができました。
午後からは、厚木基地周辺の共産党議員団で、22日から行なうと通告のあったNLPについて、基地に申し入れに行きました。これまでは、爆音への苦情については、たいへん低姿勢に対応していた基地渉外部の方が、微妙に、「必要なことでありやむを得ない」というトーンを強めているように感じたのは私だけでしょうか。日本政府もいっしょになった米軍再編が進められようとしている中で、米軍の存在を当然視する方向が強まっているように思えてしかたがありません。

核兵器廃絶を願って一歩一歩

2006年05月11日 | 平和と安心
世界で唯一、原爆を落とされた日本の広島・長崎。核兵器廃絶の願いをこめて広島へ、長崎へ、全国から歩き続ける「平和行進」のみなさんが、今年も5月11日に綾瀬市にこられました。市役所へ立ち寄った際、市長、議長が出迎え、あいさつしてくださるところは少ないようで、みなさん、感激してくださいます。
毎年先頭を歩き続けてきた被爆者の方が、高齢になられて歩くことができなくなってしまわれたとのこと。被爆から61年という年月の長さ。二度とこのような悲劇を繰り返さないとの誓い、願いに反し、ケタ違いの規模、数の核兵器が世界中にちりばめられている現実。新たな核兵器を許さないのはもちろんのことですが、すでに核兵器を持っている国を許していては、世界の平和と安全は守れないのではないでしょうか。「核抑止力」などという考えがまやかしであることに、一人でも多くの方に気づいていただけるようにがんばらなければと思います。