上田ゆう子のあやせブログ

日々のでき事への私の思いをお伝えしながら、
政治のこと、社会のことを、ごいっしょに考えていきたいと思います

一人ひとりを大切にした教育を-教育研究大会で

2006年08月20日 | きょうの出来事
「非行」と向き合う親たちの会のみなさんと、「神奈川・夏の教育研究大会」に参加しました。各教科の研修をはじめ、よりよい教育をと先生方が行っている会ですが、子どもたちの問題行動についての分科会を、毎年担当させていただいているものです。
子どもたちに健やかに育ってほしいという願いはいっしょなのに、子どもたちの問題行動をはさんで、ヘタをすると対立してしまう親と先生……。親と先生が手をつなぎ合えれば、子どもたちがこんなにおいつめられなくてすむだろうと思うことがよくあります。そんな率直な思いを話し合える、貴重な機会になっています。
子どもたちを「集団」として見る必要があるために、はみ出る子を規制するしかないという先生の本音。今年、小規模な学校に変わって十数人のクラスになったら、少々違うことをしている子がいても受け止められるようになったという先生の声。子ども一人ひとりを大切にした教育のためには、先生方がゆとりをもって子どもたちと向き合える少人数学級が必要なんだと、改めて考えさせられました。

写真は、三浦海岸の会場から帰りがけに寄った、横須賀長沢の「平和の母子像」です。1977年、厚木基地を飛び立った米軍機が横浜市緑区(現青葉区)に墜落した事故で命を奪われた土志田和枝さんと、3歳だった祐一郎君、1歳の康弘君を忘れないために建てられたものです(<7月21日に書いた映画「パパ ママ バイバイ」の事故です)。

現実対応はまだまだ…-健康診断にて

2006年07月24日 | きょうの出来事
健康診断を受けました。市議会議員も、綾瀬市の職員のみなさんといっしょに受けさせていただけるようになっているのです。
体重計に乗って「少し体重が減った~!」と喜び、血液検査の採血では、痛みをできるだけ感じないようにと身体の力を抜いて。順調に進んで最後の問診まできたら……
同じ部屋の中で20人ほどの方が待っていて、カーテン1枚の向こうで行われている問診の内容が全部聞こえてくるのです……
いいのかしらと思っていたら、お隣の方が「全部聞こえちゃいますねえ」とおっしゃいます。「やっぱりマズイですよねえ」と、受付に走って担当職員に事情を説明。対策をお願いしました。
とりあえず、応急処置で待合所を部屋の外のロビーに変更。みんなで椅子を持って大移動しました。午後の部、そして来年に向けての改善を求めましたがどうなったかしら。
個人情報保護などの大切さがいわれていますが、現実対応はまだまだあとから追っかけている状態ですね




本音で話せる場の広がりを-「非行」と向き合う会で長野市へ

2006年07月23日 | きょうの出来事
22日、23日と長野市に行ってきました。全国からお母さんたちが集まる「日本母親大会」の分科会「『非行』にはしる子どもと向き合うために-ひとりで悩まないで」。そして「『非行』と向き合う全国ネット」初企画の学習交流会と、2日続けての参加でした。
大雨の被害が続いている長野県ということで心配していましたが、長野市は幸い、被害に合わなかったそうです。自然相手とはいえ、地形や気象状況次第で、なすすべもなく被害が広がってしまう現実がやりきれません。
母親大会はかの有名な善光寺近くの信州大学で開かれたのですが、時間がなく善光寺には寄れずじまい。それでも立派な門構えをのぞきこみ、郵便局まで由緒正しい旧旅館風の町並みに、すこうしだけ歴史のいぶきを感じてきました。
全国ネットの学習交流会は、北海道から九州まで、全国から11もの加盟団体が参加してくださいました。準備等々がんばってくださった長野こまくさの会のみなさんのお力もあって参加者数もまずまず。日頃の思いを本音で話せる場が、もっともっと広がっていくといいなあと思います。

みなさんの輪の中で(サロン・ゆう)

2006年06月03日 | きょうの出来事
精神的な疾患を抱えているみなさんと食事やカラオケを楽しむ「サロン・ゆう」に参加しました。食事のカレーづくりでは、材料を順番に重ねて煮る方法を教わることができました。いつものことですが、みんなで作ると、大人数の料理も楽しくあっと言う間に出来てしまいます。
今回は、少し参加者が少なかったのですが、その分、みなさんたっぷりカラオケが歌えたのではないでしょうか。私にとってもみなさんの輪の中に入って、いろいろとお話する時間がもてて貴重なひとときとなりました。
国はこの4月から、精神的な疾患で病院にかかるときの自己負担を1割に引き上げてしまいました。綾瀬市の国民健康保険も、7月から自己負担分への助成をやめてしまいます。「これまで無料で受診できていたのに、これからは病院に行きにくなってしまう」と切実に話されていました。病気を抱えながら、がんばって暮らしているみなさんを直撃する制度改悪に、深いいきどおりを感じてなりません。

成人式は心に残ったでしょうか

2006年01月09日 | きょうの出来事
成人式に参加しました。毎年のことですが、主催者は一生懸命式を進めていても、参加している新成人はほとんど仲間とのおしゃべりに夢中です。おとなだって、飲み会の乾杯後はほとんどあいさつなど聞かず話に夢中になっているのですから、立食形式で厳粛な式を望むほうが無理なのではないでしょうか。「厳粛な式」を求める方たちもおられるようですが、若い彼らだってTPOはわきまえていますから、全体が厳粛なところでハメをはずす姿はあまり見かけません。成人式は新成人が主人公なのだと割り切って、もっと彼らの感覚にあった、心に残る場にできないものかと感じ続けてきました。もっとも彼らはたくましいですから、よけいな心配などしなくても、久しぶりの同級生たちとしっかりエンジョイし、自分たちなりの思い出をつくっているのかもしれませんね。ここ何年か、なんとかみんなが参加できる場にと工夫されていたイベントも今年はなく、あいさつも短く、ごくごくあっさり終わった式でした。とにかく「式」は行われたし、新成人は久しぶりの友だちと会えたし、これでいいのかも……。うちの2男も成人式。お赤飯は炊いたものの、本人はしっかり祝いの飲み会へ。祝いの習わしだから、明日になってもちゃんと食べるのだぞ!

今年1年が無事でありますように

2006年01月08日 | きょうの出来事
消防の出初式がありました。幼稚園の子どもたちの鼓笛隊、婦人防火クラブのみなさんの消防音頭、全国で準優勝した綾北中学校マーチングバンドの演技、屋内消火の模範演技に続く消防職員による演技は、今年は震災を想定した救助活動でした。くずれてしまった家屋の手作り模型が力作! 救助工作車による屋根のつり上げ、充満した煙を外部に吸い出す装置や金属切断のチェーンソー、人命探知機による探索など、装備を駆使した演技は初めてで、災害時にほんとうに心強いものだと思いました。同時に、実際の震災時にはこの救助を待つ方がどれほどの数になってしまうのだろうかと感じてしまいました。最後の消防団のみなさんによるいっせい放水では虹が! いつ震災が起きるかわからないと感じさせられる昨今ですが、今年1年が無事に、この虹のような希望をもって過ごせる年になりますように!

新年のごあいさつ

2006年01月02日 | きょうの出来事
暮れから子どもたちとトランプに興じ、楽しい時間を過ごしていましたが、今日から少しずつ新年のごあいさつ、引退と交代のごあいさつに伺い始めました。みなさんとお話し、励ましていただくなかで、改めて議席を引き継ぐ責任の重さを感じています。

「女性」の視点からの広がり

2005年11月20日 | きょうの出来事
かながわ女性会議と県立かながわ女性センターが主催する「男女共同参画 NPOフォーラムinかながわ」に参加しました。女性たちのさまざまな活動が紹介されていました。時間が折り合わず参加できなかったのですが、「男性だってできる介護を話し合おう」や、県立藤沢高校の生徒さんも参加しての「なぜ女性専用車両が生まれたの」などのワークショップもあり、「女性」の視点にとどまることなく活動が広がっているんだなあと感じました。きっと県内には、もっともっとたくさんの取り組みがあると思います。せっかくの県レベルでの企画。いっそうたくさんの参加があるといいなあと思いました。

世間ってせまい!

2005年11月13日 | きょうの出来事
2日続きの講座を受講しました。さまざまな年代の、さまざまな経歴をお持ちの方々とごいっしょに学ぶのは、とても新鮮なことでした。お休み時間に話していたら、なんとお隣の大学で、同じ学科で学んでいたという方にお会いしてびっくり! 世間ってせまいですね。

生命とは何か

2005年11月10日 | きょうの出来事
綾瀬市畜産協会のみなさんが主催する「畜霊祭」に参加しました。私たち人間が、動物の生命を食べて生きているのだということを、私たちは忘れてしまいがちなのではないでしょうか。家畜を育てていらっしゃるみなさんは、情もうつっているだろう家畜を場に送り出さざるをえない。その思いを胸に1年に1回、家畜に感謝し、その霊を慰めるための会を催されているとのことです。
「生命とは何か」。その厳しさを実感することが少ない現代のありようが、はたしてよいものなのか。ご住職様がお経をとなえられた後、「消費者も参加し、生命について考える場にしては」とお話されていましたが、ほんとうにそのとおりだと思いました。さまざまなことに気づかされる場でした。