上田ゆう子のあやせブログ

日々のでき事への私の思いをお伝えしながら、
政治のこと、社会のことを、ごいっしょに考えていきたいと思います

心の相談室 カウンセリングルームゆうゆう

2008年09月06日 | 心あれこれ
すっかりごぶさたしておりますが、みなさまいかがお過ごしですか?

前職を引退させていただいてから、早1年4か月が過ぎました。

私は、お約束した「心の相談」の分野で、海老名駅近くにカウンセリングルームを開設いたしました。
必要を感じて進んだ道でしたが、思った以上にご連絡をくださる方が多く、身の引き締まる思いでおります。

カウンセリングルームのホームページも開設しておりますので、ぜひおいでいただければと思います。
http://yuyu7.health-life.net/

恐れず食らいついていく勇気を-日本カウンセリング学会研修会にて

2006年08月12日 | 心あれこれ
10日、11日、12日と、日本カウンセリング学会の研修会に参加してきました。
議員としてたくさんのご相談をお受けする中で、必要性を感じて始めた「カウンセリング」の勉強でした。学びながらこれまでにお受けしてきたご相談をとらえ返し、みなさんにもっと気軽に身近なところでカウンセリングを利用していただけるしくみづくりが必要だと切実に考え、議員を引退させていただいて新たな道に踏み出す決意をしたわけです。その一方で、この歳(7月25日に50歳になりました)になってからの挑戦で、どこまで責任をもった仕事ができるのだろうという不安をぬぐいされずにきました。
でも今回の研修会で、さまざまな形で「相談・カウンセリング」に取り組んでいらっしゃるみなさんの実践をうかがい、先生のご指導のもと、私の課題意識がズレてはいないのだと確認することができました。目の前に必要性があるのですから、恐れず食らいついていくしかないのですよね。私にとって大きな節目となった研修会でした。

写真は龍王峡です。研修会の帰り道、会場だった鬼怒川温泉からちょっと足をのばし、小1時間散策してきました。途中、水芭蕉の群生しているところがあり、人影がないのを幸いに「夏がく~れば思い出す……水芭蕉の花が咲いている……」と歌いながら歩きました。
自然の中で歌うなんて、初めての経験! カウンセリングの大きなテーマに「ありのままの自分を受け入れる」ということがあるのですが、ほんのひととき、「あっ水芭蕉だ!」→「歌いたいなあ」→「歌っちゃおう!」と心のままに動けるようになった自分を味わってきました

学術的、理論化の大切さ-日本心理学会シンポにて

2006年07月30日 | 心あれこれ
日本心理学会の公開シンポジウム「『こころとからだの健康』の心理学」に参加しました。
職場のメンタルヘルスの問題は、議会でも何度か取りあげてきましたが、企業の最先端のみなさんを対象に活動している久保田浩也さん(メンタルヘルス総合研究所)のお話はなかなか刺激的で実践の力を強く感じました。
健康とライフスタイルという課題についての、知識としては喫煙や無謀運転が「悪い」とわかっていても、青年がこれらの行動を取りやすいメカニズムについての研究報告もありました。「おとなのロジック(論理)では『リスク』なことでも、おとなとしてのステイタスを獲得したい青年期、友人関係づくりが第一の青年期にとっては、必ずしも『リスク』とは認識されない」こと。一般に自尊感情が低いと危険な行動をとると言われているが、逆に自尊感情が高いことによって、リスクを過小評価するという研究結果などの報告もありました。
現実社会につながっているのだけれど、どこか少し遠いような……、なんだかとっても「学術的」な雰囲気がなつかしかったです。いまの時代、こういった学術的研究を「現実ばなれしている」と切り捨てる風潮に出合うことが多いのですが、やっぱり現実社会を、理論的に体系化していく作業をないがしろにしてはいけないと感じました。

ネットワークの大切さ

2005年12月22日 | 心あれこれ
精神保健ボランティアがきっかけで、大和病院のみなさんや大和YMCAのみなさん等とごいっしょしている勉強会。それぞれの職場で、患者さんや利用者のみなさんと真剣に向き合い、誠実な看護、介護を追い続けていらっしゃるみなさんの熱い思いから、さまざまなことを学ばせていただいています。きょうは、当事者のグループによるケアの大切さの話になり、「非行」と向き合う親たちの会の活動の中で感じていることをお話したところ、看護師のみなさんがとても興味を持ってくださいました。最近は、「コラボレーション」ということがよく言われますが、こんなふうに異業種(?)のみなさんとさまざまなネットワークができていくことがとても大切に思いました。会合の終わった後は忘年会。おしゃれなイタメシ屋で、おいしいスパゲティを楽しみました

クリスマスの楽しいひととき

2005年12月03日 | 心あれこれ
精神障害をお持ちのみなさんとごいっしょする「サロンゆう」に参加しました。今回はクリスマスバージョンで、サンドイッチにサラダ、からあげ、そしてクリスマスケーキを囲んで、カラオケ、ビンゴを楽しみました。あちこちで行事が重なってしまったようで、参加者が少なくさびしかったのですが、その分たっぷりと、満足いくまで歌う時間がとれたのではないかと思います。いつも福祉会館をお借りしているのですが、カラオケセットが気軽に使えるのは、ほんとうにありがたいことだと感じています。「新しい曲がないのよねー」という課題はありますが
写真は、綾瀬市福祉会館となりの綾瀬小学校プールで見つけた2匹のカモ、です。小さくて……、さてどこにいるでしょう?(表題をクリックすると写真が少し大きくなって、プールの右縁に黒い点が2つ……)

ストレスとのつきあい方

2005年11月29日 | 心あれこれ
きょうのカウンセリングの講義内容は「ストレス免疫訓練法」。ストレスとどうやってつきあったらよいかという考え方と方法で、日常生活の中で生かしていけると、ずいぶん効果があるのではないかと感じました。でも心理テストの結果、現在、自分に相当のストレス反応が出ていることが発覚! あまり自覚していなかっただけにショック ストレスを減らすようにセーブしているつもりだったのに……。じっくり学んで、実践することにします

「○○な『もんだ』」という発想の危険性

2005年11月27日 | 心あれこれ
「かながわ『非行』と向き合う親たちの会」の公開学習会に参加しました。テーマは「今、子どもたちの性と生は~親の、わかってやること、言うべきこと」。
「性」は「生きること」そのものだという、丸山慶喜さんのお話はとてもわかりやすいものでした。「性のことなんか、そのうちわかる『もんだ』」という発想をベースに、いま「性教育」への攻撃が強められている。「○○な『もんだ』」という、自分の経験から断定してしまうおとなたちの発想の危険性についても指摘され、ほんとうにそうだなあと思いました。おとなたちが、発展途上の子どもたちを見守る確かな眼をもつことの大切さ、責任を改めて感じさせられました。

心をこめて聴くこと

2005年11月19日 | 心あれこれ
あやせボランティアセンターのボランティアさろん「傾聴ってどんなこと?」に参加しました。いま私が勉強しているカウンセリングでもっとも大切なのが「傾聴」、「耳を傾けて心をこめて聴くこと」です。綾瀬でこの企画を行うのは初めてとのことでしたが、関心が高くたくさんの方が参加されていました。
とてもわかりやすいお話で、実際にロールプレイも体験。「一生懸命聴いてもらえるだけで心が軽くなる」というのは、さまざまなボランティア活動のなかでも大切な視点だと感じています。高齢の方のお話相手等々、これからますます求められるだろうこの取り組みが広がっていくといいなあと思います。

青少年相談センターのみなさんと

2005年11月18日 | 心あれこれ
「かながわ『非行』と向き合う親たちの会」のみなさんといっしょに、神奈川県の青少年相談センター連絡協議会の研修会におじゃましました。「親たちの会」をつくったいきさつや、子どもと向き合ってきての思いなどを1人ひとり、お話しました。
「実際に相談にいったときに感じたことは?」など質問してくださり、「一生懸命子育てしてきて、子どもが変わり始めてしまってからもあらゆる手をつくしてもうまくいかず、八方塞がりになって相談に行く。そこで『ああしたら、こうしたら』と言われても、なかなか胸にストンとおちない」との親たちの率直な思いを、真剣に受けとめてくださいました。そして同じ悩みをかかえた親たちがいっしょになって支え合う「親たちの会」の大切さを理解していただけたようでした。
こういった公的機関が「親たちの会」を紹介してくださり、1人で悩んでいる親たちが、もっともっと手をつなぎあっていけるようになるといいなあと思います。