上田ゆう子のあやせブログ

日々のでき事への私の思いをお伝えしながら、
政治のこと、社会のことを、ごいっしょに考えていきたいと思います

東名インター

2005年09月23日 | 市政のこと、市議会のこと
ようやく一般質問が終わりました。今回は「東名インターと関連施策について」「総合保健福祉センター等公共施設の考え方」「タウンセンターによる地域商業機能充実の現状は」の3つのテーマを関連させながら質問しました。
といっても、最初の東名インターについての質問でずいぶん時間を取ってしまいました。「8月に行われたオープンハウス(説明会)で見えてきたこと」を質問したのですが、1年前、市長になって最初の所信表明で「調査結果を説明し、市民と議論を重ねたうえで方向性を決定していく」と言っていた市長が、「市民との合意形成に向けて説明を重ねていく」と、東名インター設置が前提である答えをしたため、東名インターの是非についてのそもそも論を交わすことになってしまったのです。
①綾瀬市がいまもっている計画には現東名のインターはまったく位置づけられていないこと。②一度決まった計画でも、ほんとうに必要なのであれば変更することも可だと思うが、その場合には、それだけ大きな市民合意が必要であること。8月のオープンハウスに来られた方はわずか507名(会場である会館に、他の目的で来られた方に声をかけて見てもらった数も含まれていてこの数なのです)で、市民合意とはほど遠い状況であること。③市民アンケートで市民が望んでいる市の将来都市イメージは、「自然都市」「福祉都市」「良好住宅都市」でインターによるまちづくりとはほど遠いこと、将来必要なものとしてインターを選んだ人は22.4%で、インター設置は市民の意識とズレがあるのではないかということ。④財政面等から将来の綾瀬にとってインターが必要だというなら、インター設置でどう産業が活性化するか、市の収入がどれだけ増えるか、明確な根拠を示す必要があること。⑤事業費の見込みも早急に示すべきだが、事業費以外に必要になってくる予算についても、きちんと市民に明らかにする必要があること、などを指摘しました。
市の中心に商業施設をつくれば市内の商業全体が活性化する、と言い続けてタウンセンター計画を推し進め、実際に中心地の商業施設が営業を始めたら、市内の他のお店の経営状況が厳しくなっている。現実をシビアに見ることなくイメージだけで推し進め、生じてしまった結果に責任を負おうとしない……。こういうやり方を、二度と繰り返してほしくないのです。

思いの届かないもどかしさ

2005年09月15日 | ゆう子のひと言
14日、15日と大量のアクセスがあり、それと同時に、比較的同主旨のコメントをいただき始めています。おそらく、どちらかのサイトを通じて、アクセスしてこられているのでしょう。

少しずつお返事をしてみましたが、あまり私の思いは届かず、それぞれの方の「解釈」で、私の言葉が一人歩きさせられているようなもどかしさを感じています。
こういうやりとりは、多くのみなさんにとってはあまり目にしたくないもののように感じ、お返事をすることを躊躇しています。

何を求めてコメントされているのか……、「論破」?……、考えています。

「学習理論」のおもしろさ

2005年09月13日 | きょうの出来事
夏休みをはさんで、久しぶりのカウンセリングの講座がありました。
きょうのテーマは「行動カウンセリング」。レバーを押すとエサが出てくるしかけの箱にお腹のすいたネズミを入れておくと、あばれてレバーに触れ、エサが出てくる。これを繰り返すと「学習」し、エサが欲しいときに自らレバーを押すようになる、という学習理論に、学生時代はなんだか違和感を感じていました。でも改めて講義を受けてみると、学習理論の考え方に、ずいぶんちがった受けとめ方ができました。
パチンコなどのギャンブルの、「いつ儲かるかわからないが儲かることもある」という、ランダムに報酬が与えられる状況が、損をすることがあってもやめられなくなる依存症を起こさせていくということなど、うーん、なるほど……、と深く考えさせられてしまいました。
人間は複雑だけれど、あんがい、思考や行動の単純なパターンの組み合わせということなのかもしれないなあ、と感じました。

「改革」の実像を明らかに

2005年09月12日 | ゆう子のひと言
総選挙が終わりました。日本共産党は前回より33万票多い492万票をいただいて、現有議席9議席を守ることができました。自民党と民主党、2大政党のどちらを選ぶか、というような扱いをするマスコミが多いなか、それでもこれだけのみなさんが日本共産党を選んでくださったことに励まされています。
「郵政民営化」が「改革」の代名詞のように扱われるなか、ほんとうの争点が隠されたまま進んでしまった選挙でした。自民党圧勝という結果にこめられたみなさんの思いは「いまのままでは困る」という思いだったのではないでしょうか。しかし、いま自民党が準備している「改革」が、庶民増税と憲法9条をなくす方向に向かっていることが、ほんとうに理解されたうえでの選択だったのでしょうか……? 実際に何をやろうとしているかきちんと説明しないまま、「改革をとめるな」とのイメージだけで選挙にのぞんだ自民党。力およばず選挙期間中には間に合いませんでしたが、その実像を明らかにしていくことがますます重要になっていると感じています。これからが勝負、です。

懐かしいみなさんに

2005年09月11日 | きょうの出来事
子どもの卒業した高校の文化祭に行きました。久しぶりの学校、懐かしいPTAのみなさんや先生にお会いすることができました。1年前はあたふたと仕事していたけれど、今年はすっかりお客さん。各教室での出し物をまわり、ネールアートを初体験しました。すっかりかわいらしくなった指先に、ちょっぴり恥ずかしさを感じながらも、なんだか幸せな気分を味わっています。今年は、先生がキャプテンをされているチアリーダーのチームが、PTA企画として参加してくださっていました。競技会で優秀な成績をおさめている方もいるそうで、ダイナミックな演技に、チアリーダーのイメージがすっかり変わりました。生徒たちはとびっきり元気そうでしたが、保護者の方の姿がちょっと少ないように思ったのは気のせいでしょうか。保護者の方に少しでも多く足を運んでほしいと願いながら進めてきたPTA活動でしたが、まだまだ課題のようです。

市の仕事の「意味」が問われている

2005年09月08日 | 市政のこと、市議会のこと
今日は、教育福祉常任委員会でした。
今年度の予算の補正では、対策が必要なことがわかった早園地区センターのアスベスト対策費用が盛り込まれています。いま、自転車のブレーキなど、思わぬところにアスベストが使われていることがわかってきていますが、建物以外の調査はどうなっているか確認しました。現在、国、県の指導のメニューにそって調査を行っているとのことですが……。アルコールランプを使うときの「石綿付き金網」を、いまだに使っていた学校があったというのです! 昭和62年に大問題になって、学校校舎等の対策はとったというのに、なぜこのような積み残しが起こってしまうのでしょうか。問題意識の現場までの徹底が必要なのだとつくづく感じました。
福祉会館やスポーツセンターなどの施設の管理を、指定管理者に任せていくためのいくつもの条例も提案されています。これまでは、公的な責任のある団体にしか委託できなかった仕事を、民間にも委託できるように、国が法律を変えたためです。民間が管理するようになると、一番心配なのは、判断の基準が「市民にとって必要かどうか」ではなくて「経営的に成り立つ(もうかる)かどうか」になってしまうこと。その危険を防ぐための条件が条例の中に盛り込まれているかどうかをチェックし、市民のためにつくられた施設の目的にそった指定管理者の指定を行うよう、十分な配慮をしていくことを求めました。
平成16年度の決算では、一昨日の本会議に引き続き、資料のまとめ方や説明のしかたで、市民のみなさんに伝わっていく意味が全然変わってしまうことを指摘。十分配慮した資料のまとめ方、説明のしかたを求めました。その他、教育研究所や青少年相談室で行っている相談後のケア、フォローのしくみや方法をもっときめ細かく、実効性あるものに作り上げていってほしいことなど何点かについて質疑し、要望しました。

掲示板in9~10月(なんでも気軽に)

2005年09月07日 | ゆう子のひろば(掲示板)
久しぶりに、閉鎖した「ゆう子のひろば(掲示板)」をのぞいてみたら、書き込みをしてくださっている方がありました(どうやら2ちゃんねるで私の掲示板を紹介(?)してくださっているようで、そこからリンクできるのですね)。
「ブログなら、コメントをいただいてやりとりができる」と考えていましたが、私が発信したものへのお返事はいただけても、掲示板のようにみなさんにダイレクトに書いていただくのは難しいのですね……。
というワケで、この場を「掲示板」のように使えないか、少し試してみたいと思い立ちました。
みなさん、「コメント」を使ってお声をお寄せください。
いただいたお声については、日々のブログで取りあげ、お返事させていただこうと考えています。

一般質問の内容を決めました

2005年09月06日 | 市政のこと、市議会のこと
一般質問の内容を決めました。綾瀬市の総合計画と関連させながら3点について質問する予定です。
1つは「東名インターと関連施設について」。8月に東名インターについてのオープンハウス(説明会)が行われましたが、どれぐらいの方が関心をもって説明を聞きにきてくださったか。どんな意見を寄せてくださったかなど、どんなことが見えてきたのか。それを踏まえてこれから何をしていく予定かを確認したいと思います。天台小学校脇を北上する計画の道路、寺尾上土棚線の予定地が買い取られたという現状についても聞く予定です。
2つめは「総合保健福祉センター等公共施設の考え方」。待ち望まれている総合保健福祉センターを産業会館との複合施設にしようという動きが、商工会を中心に進められています。センターの本来の目的から考えて、産業会館との複合がふさわしいのか。以前の市の総合計画にはあったヤングプラザ館(青少年会館)などの予定は断ち切られてしまっていますが、ほんとうにそれでよいのか。市民にとって優先すべき公共施設は何なのか考えたいと思います。
3つめは「タウンセンターによる地域商業機能充実の現状は」。タウンヒルズが市役所前にできてから半年たとうとしています。現状がどうなっているのか。市内のお店への影響を心配する声に対して、市は、タウンヒルズができると相乗効果で市内のお店も活性化すると、説明し続けてきました。ほんとうにそうなっているのか。身近な歩いていける地域にあるお店を充実させるために、何をしていったらいいのか、考えてみたいと思っています。

粗大ゴミの引き取りが値上げされようとしています

2005年09月05日 | 市政のこと、市議会のこと
きょうから9月議会が始まりました。
今回の議案のなかで、一番疑問に思っているのが粗大ゴミの料金についてです。
これまで無料だったリサイクルプラザに持ち込む粗大ゴミを300円に、家庭まで引き取りにきてもらう場合の500円を700円にしようというものです。市外からや業者からのプラザへの持ち込みが防げず量がぼう大になってしまっているので無料には限界があるというのは、現状をみるとやむを得ないかなと感じていました。しかし、便乗して家庭からの引き取りまで値上げしようとするのには納得がいきません。家庭への引き取りが必要なのは、車のない、高齢者世帯の方などが多いのではないでしょうか……。
いま、「受益者負担」ということばで「取れるものは取る」という発想が広がり、「市民の暮らしを守る」という地方自治体本来の役割がどこかに忘れさられてしまっていることが悲しくてしかたありません。

思わぬ豪雨にどっきり!

2005年09月04日 | きょうの出来事
きょうは1日、横浜で会議。そのあとちょっと実家に寄って戻ってきたら……。大和に入った頃からものすごい豪雨。基地脇の道路で最初の冠水につっこんでしまいました。集中豪雨になるたび心配している早園小学校北側にかけつけたときには雨足は弱まって、最高時の状況を確認することはできませんでした。でも、付近に押し流されてきた葉っぱなどを掃除されていたご近所の方に伺ったら、玄関まで水がきたけれど、それ以上の被害はなかったとのこと。もう1カ所、水が集中してしまうお宅にまわり、ちゃんと土嚢がつんであるのを確認してホッ。状況を確認するために市役所に電話しましたがつながらず、消防に電話したところ、市内3カ所から冠水の通報があり、現在、3台で見まわりに動いているとのこと。道路などの担当職員にも招集の連絡をしたところだとの話でした。今晩、こんな豪雨になるとは予測していなかったので、市も体制を取っていなかったのですね。
近づいているとてつもない規模の台風14号が心配です。