上田ゆう子のあやせブログ

日々のでき事への私の思いをお伝えしながら、
政治のこと、社会のことを、ごいっしょに考えていきたいと思います

無理せず楽しくごみを減らせるしくみづくりを

2006年06月10日 | 綾瀬っていいな
小園自治会のみなさんのごみ問題での研修会にごいっしょさせていただきました。
行き先は、綾瀬市リサイクル協同組合と綾瀬市のリサイクルプラザ。とくにリサイクル協同組合では、リサイクルを進めようとする現場での努力や心意気を伺うことができてよかったなあと思いました。
ごみを分別するためにたくさんの水を使って洗っていては、「水」という面で環境によくないというお話は、いつも矛盾を感じていたことでした。牛乳パックを洗うには、まず切り開いて、お茶碗を洗うとき下に敷いておけばいいとの知恵に納得。容器・包装プラスチック類について、「無理するのはやめましょう。ここまでして洗わなければならないの? と思うようなものは燃やすごみへ」というお話も、長続きさせる秘訣だなあと思いました(ちなみに、紙のラベルなどが貼ってあるのをわざわざ切り取る必要はないそうです。綾瀬市では、いまのところ燃料として燃やす方法をとっていますので)。
いつもどう分別していいか迷っていたカップラーメンのフタ。紙とアルミが貼り合わせてあるので資源として使えない。燃やすごみにしかできないとのお話に、やはり作る段階で、もっと資源化しやすい製品づくりをしてもらわなければいけないと、生産者責任の問題を改めて強く感じました。
この組合は、精神障害の方の社会適応訓練協力事業所の指定を受けています。障害をお持ちの方といっしょに道を開きたいという思いも聞かせていただくことができました。写真はその一つ、ペットボトルのキャップの色分け作業の成果です。これで子どもたちの教材など作れないだろうかとの夢も教えていただきました。

教育福祉常任委員会で質疑しました

2006年06月07日 | 市政のこと、市議会のこと
教育福祉常任委員会がありました。本会議に引き続いて、春日台中の改修工事の補正予算について質疑しました。
●市が適性な時期に改修工事をしてこなかった責任について、
①国が大規模改修の補助対象を15年以上の校舎から20年以上の校舎に引き延ばした問題(塗装等補修改修については補助制度そのものもないそうです)→国に適性な時期に改修工事が行なえるような補助制度のあり方を求めていくこと
②市が公共施設を適性に管理するための計画=リニューアルプランに、万が一不良工事があった場合でも時効前の時期(10年、20年)に発見できるように検査するなどの項目を設けていくこと
●間(はざま)組の責任について、
①「法的責任は問えない」というのは時効を過ぎてしまっているということであって、仕様書(契約)どおりの工事をしなかった責任はあるのだということをしっかり踏まえ交渉にあたるべきであること
②現在、すべて検査できているわけではないが、検査をだれがするのか、その費用をだれがもつのか
③間(はざま)組の責任範囲についての判断基準はどこにおいているのか
④将来発覚する可能性のある部分についても、念書等で間(はざま)組に責任をもたせていく必要があるのではないか
⑤今回の補正予算については、せめて足場代を間(はざま)組が負担するよう交渉すべきではないか
と質疑、指摘しました。
直接担当してきた課長からの答弁を受け、市側も間(はざま)組に何とか責任を果たさせようと交渉してきたようであることはわかってきました。そうであるなら、市の姿勢がきちんと伝わるように説明をしてほしい、ということを合わせて求めました。

医師、看護師、技師等の増員を求めてほしいという陳情については、
①過密な仕事を強いられる、診療報酬の中に人件費が適性に盛り込まれていないなどによって、ますます人員確保ができず悪循環が起きていること
②その中で医療ミスを初め、小児科医、産婦人科医不足、また救急指定の病院なのに時間外にレントゲン技師がいないなどのさまざまな問題が起こってくること
などを指摘し、ぜひとも国に意見書をあげていきたいと意見を述べました。
しかし、「現在、国で医療制度見直しを行なっているから、その動向を見守りたい」との理由をつけて、審議を継続していくことになってしまいました。
国が制度見直しをしている時期だからこそ、意見を述べていくことが大切なのに……。先送りをしておいて、国の方針が決まると、「もう決まってしまったことだから、いまさら意見をあげてもしょうがない」といって否決する。いつも、そういうやり方が繰り返され、くやしい思いをしています。

みなさんの輪の中で(サロン・ゆう)

2006年06月03日 | きょうの出来事
精神的な疾患を抱えているみなさんと食事やカラオケを楽しむ「サロン・ゆう」に参加しました。食事のカレーづくりでは、材料を順番に重ねて煮る方法を教わることができました。いつものことですが、みんなで作ると、大人数の料理も楽しくあっと言う間に出来てしまいます。
今回は、少し参加者が少なかったのですが、その分、みなさんたっぷりカラオケが歌えたのではないでしょうか。私にとってもみなさんの輪の中に入って、いろいろとお話する時間がもてて貴重なひとときとなりました。
国はこの4月から、精神的な疾患で病院にかかるときの自己負担を1割に引き上げてしまいました。綾瀬市の国民健康保険も、7月から自己負担分への助成をやめてしまいます。「これまで無料で受診できていたのに、これからは病院に行きにくなってしまう」と切実に話されていました。病気を抱えながら、がんばって暮らしているみなさんを直撃する制度改悪に、深いいきどおりを感じてなりません。

だれの立場に立ってるの?(春日台中の鉄筋が露出!)

2006年06月02日 | 市政のこと、市議会のこと
6月議会が始まりました。今回、とくに問題を感じているのは、春日台中学校の校舎の改修工事の予算の扱いについてです。
22年前に間(はざま)組が建設を担当した校舎の壁に、現在、実に200カ所近くも鉄筋が露出してしまっています。鉄筋の外側に40ミリの壁の厚さが必要なのに、5ミリもないという事実が発覚! 昨年12月議会、今年3月議会と、同僚の松本議員が一般質問で取りあげてきました。明らかに、間(はざま)組の工事ミスであるのに、「手抜き工事とは考えていない」「時効を過ぎているので法的責任は問えない」と、まるで間(はざま)組の立場に立ったような答弁をする綾瀬市。そのツケを支払うことになるのは市民なのに、と思うとどうにも納得がいきません。
今回の補正予算は、夏休みに間(はざま)組が問題カ所を修繕するのに合わせて、市が塗装工事を予定を早めて行なうというもの。同じ時期に工事を合わせるという考えはわかるのですが、問題はその足場の費用を間(はざま)組が1割しか負担しないということ。これではまるで、綾瀬市の予算で足場を組んで、間(はざま)組の経費を安くしてあげるようなものではないでしょうか。
現在、発見されているカ所以外には問題がないかの検査も、完全には行なわれていない状態です。これらの点を質疑し、引き続き交渉を続けるとの答弁は得ることができました。引き続き、教育福祉常任委員会(6月7日)でも質疑を続ける予定です。