ばちかぶり季記 人生いきあたりばったり

なんとかなるもんよ。・・・・・・たぶんね。

「映画あれこれ」 blog化。

2008年11月03日 | 映画
うりゃ本部での「映画あれこれ」と、この「ばちかぶり日記2」で書いた映画ネタを、
そっくり新しいブログに移しました。

blog版 「うりゃの映画あれこれ」 → こちら

前のは Dreamweaverで編集していたんですが、
全部1ページ内でダラダラ追加してたんで、どうにもこうにも重くなってしまいましてね。
ブログ形式にして過去分が追いついた後なら、
DVDを見てすぐ気軽に更新するんじゃないかな・・・・と、我ながら。

最近5ヶ月ぶんもボチボチ書いておりますので、随時ご覧下さいませ。

あ、50音順索引ページの設置は とうぶん無理です(笑)。



追記:ここのテンプレートが変わったのは、ただの気まぐれです。
   暗灰色バックの新しいテンプレートないのよね・・・・

見てない映画でグダグダ言う。

2008年07月30日 | 映画
ジャッキー・チェンとジェット・リー(リー・リンチェイ)、夢の競演!!
という映画「ドラゴン・キングダム」が封切られたようだ。
この企画を2人の全盛期の10年以上前にやってくれたらねぇ(泣)。

新聞では評論家が「夢のような至福の時間が流れる」とまで書いていた。
2人の代表作として「プロジェクトA」や「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ(通称ワンチャイ)を揚げているところを見ると、一応カンフー映画マニアなんだろう。
だが、2人のファンでありカンフー映画のファンである私はあまり期待していない。

公式サイトで使われる写真が↓コレである。



・・・・・・・他にもっとカッコイイ場面はないのか??センスないわね。

アクション監督はユエン・ウーピンだが、そもそも今までハリウッドは2人の本当の凄さを撮れたことがない。
特にジェット・リーの場合、ほれぼれするような彼の「型」の美しさは香港・中国を離れるとお目にかかれない。
ハリウッドは「見得を切る」美しさをわかっていない。
だいたいなんで監督が、ネズミ映画の「スチュワート・リトル」の監督なのよ。
いっそ、「ガン=カタ」なる架空武術を作り出したB級名作「リベリオン」の監督が撮ったほうがマシかもしれんぞ(笑)。

以上、見てもいないのにグダグダ語ってしまったが、
いつものように私が鑑賞するのはDVD発売後となる。年末かなぁ?
見てみて面白かったら、それはそれで「もうけもん」♪

蛇足ながら、ジェット・リーの映画で私が一番好きなのは「レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター 方世玉」
あ、それと、ブルース・リーには興味ないんです。:・(`▽´)・:

年末から最近までに見たDVD。

2008年06月13日 | 映画
  
  

え~~~~、多忙につき放置状態の「映画あれこれ」。
とりあえず(またもや)こちらで、5か月分を簡単にアップ。
ただし、この5ヶ月分は「ハズレ」が多かった~~~(泣)

いつものように、上のほうが最近見たDVDです。


ザ・シューター/極大射程 SHOOTER 2007年 アメリカ

元海兵隊の凄腕スナイパー(マーク・ウォルバーグ)。
政府組織と名乗る男たちからの極秘依頼は、罠だった!!!
自らの潔白証明と大統領暗殺未遂の真相を探すアクション。
原作はスティーヴン・ハンターのベストセラー小説。
ま、この手のB級軍事アクションとしては並レベルかな。
 

GALACTICA/ギャラクティカ 【起:season 1】Vol.1
BATTLESTAR GALACTICA  (2003年 アメリカ)

大ヒットTVシリーズだそうですな。
ただしこれは序章で、4年前にDVD化されている「バトルスター ギャラクティカ サイロンの攻撃」と同じだそうな。 ・・・・・・・・・・・・・・見てなくてよかった。
序章を見る限り、かなりちゃんとしたハード・スペース・オペラ。
Vol.2以降はもっとハイ・スピードな展開になるそうなので、今後ぼちぼち見てみようかと思います。
あーーーー、金髪セクシー美女1名、邪魔っ(笑)。


やじきた道中 てれすこ (2007年)

中村勘三郎・柄本明(怪演!!)・小泉今日子ほか芸達者をそろえ、落語ネタを散りばめて面白く作ってはあるが、いかんせん、こじんまりとまとめてしまった。
冒頭、老番頭(笑福亭松之助)と老女主人(淡路恵子)の心中道行きが良ろし。
しかし、ラストの茶屋女(藤山直美)の行動は意味不明。あんな落語ネタあったかなぁ?????どなたか解説してちょ。


俺たちフィギュアスケーター BLADES OF GLORY (2007年 アメリカ)

ベタなおバカコメディ。でもきっとフィギュア・スケート・ファンは見てしまう。
スケートファンには物足りない。世界大会だよ、トリプル・アクセルじゃなくて4回転やってよ(笑)。演技点低いんだから。
せめて主役2人のうちどっちかでももう少しイケメンだったらなぁ。下品なマッチョ男(ウィル・フェレル)はアメリカ基準ではセクシーなのか。
普通のおバカ映画好きにはいいかも。


エイリアンズvsプレデター 2  AVP2 ALIENS VS. PREDATOR(2007年 アメリカ)

前作がB級なりにわりと良かっただけに、「なんで?なんで続編は田舎町のモンスター・パニック映画になっちゃうの?」という感じ。


オペラ座の怪人  THE PHANTOM OF THE OPERA(2005年 アメリカ・フランス)

ミュージカルの舞台は2回見てるのでどうでも良かったんですけど。
アンドリュー・ロイド・ウェバーの曲はどれも好きです。
でも、あの舞台の見所はストーリーではなく豪華な衣装とセット転換ですから。。。映画では場面転換が散漫になるに決まってる。
んで、いざ主役の怪人が歌い始めてビックリ。噂どおりに歌がヘタじゃん(泣)。
怪人は圧倒的に上手くないとさぁ・・・・・。そこで見る気なくしました。よほどヒマな時に続きを見るかもしれません。 舞台を見てない方はどうぞ。


ライブラリアン 伝説の秘宝  THE LIBRARIAN: QUEST FOR THE SPEAR (2004年 アメリカTV)

ERのノア・ワイリー主演のアドベンチャー・アクション+ちょっとコメディ。
チープなインディ・ジョーンズといったとこ。
ヒマつぶし用には最適か(笑)。続編もあるよ。


トランスフォーマー   TRANSFORMERS (2007年 アメリカ)

10年?くらい前に子供向きでヒットしたのはアメリカとの合作CGアニメ・シリーズでしたねぇ。
小さい男の子と、おとなの男の子にはバカウケでしょう。
私(オバサン)はずっとツッコミっぱなしでしたわ。 変身ロボットは構造的に無理があるってばっ!(笑)


ベオウルフ/呪われし勇者   BEOWULF (2007年 アメリカ)

何度も映画化されている北欧英雄譚ですが・・・・・
これって著名俳優を使ったモーション・キャプチャーによるCG作品だったのねぇ。
なんか真面目な「シュレック」みたいで、違和感から話に入り込めず。 途中で挫折。


アイ・アム・レジェンド I am Legend (2007年 アメリカ)

みどころは演技派になったウィル・スミス。感染症の爆発的流行により、たった一人になってしまった男の話だからほとんど一人芝居が続き、泣かせる。
アクションかと思い込んでいたら「バイオハザード」みたいなゾンビ・ホラーであった。


真・女立喰師列伝 (2007年)

押井守はじめ「押井組」クリエイター5人による実写オムニバス6話。
それぞれ、無銭飲食を生業とする美女が主役。
女優の好みなど色々あるだろうが、あまりのチープさ下手さにアキれた「バーボンのミキ」(水野美紀)もあり、色っぽい文芸作品「氷苺の玖実」もあり。
個人的には、一番短くて、役者は佐伯日菜子しかでてこないCG使用作品「ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子」が笑えたので良しとする。


レミーのおいしいレストラン RATATOUILLE (2007年 アメリカ)

ピクサーのアニメです。ネズミ嫌い以外はみんなで見れますね。
でもさ~~~~、ネズミの寿命って何年だっけ??いつまでシェフが出来るかな(笑)


ボーン・スプレマシー THE BOURNE SUPREMACY (2005年 アメリカ)
ボーン・アルティメイタム THE BOURNE ULTIMATUM(2007年 アメリカ)

マット・デイモン主演。2002年の「ボーン・アイデンティティー」を第一作とするシリーズの2作目・3作目。骨太アクションです。
3作目はシリーズを完結させる都合上、意外性がなかったかな?


機甲戦虫記LEXX 1 ・2 Lexx: The Dark Zone (1997年 カナダ/ドイツ/イギリス)

TVシリーズのSF宇宙もの。元はオデブだったけど本人の意思に反してセクシー美女に改造されたヒロイン(ただし改造時の事故で凶暴な獣が混じっている)。裏切り者の情けないオッサン。ヒロインに恋する頭部だけのロボット。人工血液で動く死体である美青年。・・・以上が主要人物。みょ~~~~でしょ?
各話に有名スターがゲスト出演。ティム・カリー出演は見たから、まぁ、もういいかな?(笑)。 話の運びもあまりよくないし。


Mr.&Mrs. スミス   MR. AND MRS. SMITH(2005年 アメリカ)

アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが初共演の殺し屋アクション・コメディ。
まぁなんてったって、この2人ですから。
結局ブラピはアンジェリーナに食われたんだな、と(笑)。
いつまで続きますかねーーー現実のこのご夫婦。(捨てられるのは絶対ブラピだな。)


AFRO SAMURAI 劇場版   (2006年 日本・アメリカ)

岡崎能士の原作コミックを日米合作でアニメ化した異色時代劇アクション。
サミュエル・L・ジャクソンが製作&主役の声。
5話ものの再編集版ということで、繰り返しがちょっとダルい。


パンズ・ラビリンス PAN'S LABYRINTH (2006年 スペイン・メキシコ・アメリカ )

メキシコ出身ギレルモ・デル・トロ監督のダーク・ファンタジー。
内戦下のスペインで不幸な境遇にある少女が異世界の試練に挑戦する。
こういう骨太な大人の幻想映画はいいね。
この監督、私は長編第一作の「クロノス」が好きなんだが、
「デビルズ・バックボーン」と「ヘルボーイ」を見てないんだよね。そのうち・・・。
ほかの同監督作は大ヒット作「ミミック」と「ブレイド2」。


ゲド戦記 (2006年)

「どのくらいダメなのか」という興味で見たんですが・・・ホントに駄作ねぇ。
ある意味、ここまで期待を裏切らないのも珍しい(笑)。


めがね    (2006年)

私が満点に近い評価をつけた「かもめ食堂」の荻上直子監督、小林聡美主演ということですが・・・
前作は舞台がフィンランドという非現実感(私にとって)があるので、全然お客が来なくても日本から持ってきた貯金がまだあるんだろな~~とか思って見てたんですが。
日本の南の島だと現実感があって・・・「そんなに商売っ気がなくて、あんたらナニで食ってるのよっ!!遺産か?大地主か?」と言いたくなったのは、私が以前に商売やってたせいもあるとは思いますがね。

「そんな細かいこと言わないのっ。」と、ただひたすら“ぽやぁ~ん”としたい人にはよろしいかと。


ライフ・アクアティック THE LIFE AQUATIC WITH STEVE ZISSOU(2004年 アメリカ)

ウェス・アンダーソン監督作品で有名なのは、オールスターキャストの
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」かなぁ。
ひねくれた笑いのセンスですね。けっこう好き。万人向きではないけれど。
著名な海洋冒険家であり、怪しい海洋ドキュメンタリー映画監督ズィスーと彼のチームは、仲間がサメに食われたのにもめげず、新たな航海へ!!

私が主演のビル・マーレイをあまり好きじゃないのは、顔のせいが50%、出演作の役柄のせいが50%という感じだけど、私好みの映画にはこの人がよく出てるのよねーーーーーー。コマッタモンダ。。。。
ウィレム・デフォーが、うれしそうに「パシリ」な役を演じてます。


リサイクル -死界-  RE-CYCL/鬼域 (2006年 香港・タイ)

新進気鋭のパン兄弟監督。アンジェリカ・リー主演。ホラーというよりダーク・ファンタジー。
人気女性作家が自分の没ネタ世界に取り込まれてしまう。そこはすべての「捨てられたものの世界」だった?
予告編の映像からキアヌ・リーブスの「コンスタンティン」っぽいものを期待したんですが違いましたね。鬼域(原題)に溜まる怨念や対処方法がいかにも中国人っぽく、私には目新しさがなかった。
で、邦題はなんで原題のままの鬼域ではなく死界なんでしょう??


ルネッサンス   RENAISSANCE (2006年 フランス・イギリス・ルクセンブルグ)

実写をベースにした白黒のハイコントラスト映像アニメーション。
前述(見たのはコレが先だけど)のアメリカ製「ベオウルフ」 のシュレックもどきとは違い、近未来SFらしいクールな映像。ユーロ・コミックス(バンド・デシネ)のかっこよさ。
ただストーリーはそれほど目新しいものはなく、あまり記憶に残ってない(笑)。
押井とか大友とかの影がチラチラ~~~。(会社名がアヴァロン、早老病、光学迷彩etc.)

ロケットマン! Tabun Fire (2006年 タイ)

まだまだ元気なタイ製アクション。
主役は違うが、「トム・ヤン・クン」や「マッハ!!!!!!!!」が気に入った方ならO.K.でしょ♪
悪役兼道化役がクドすぎる(笑)。荒唐無稽が身上です。


エキストラ ファースト・シリーズ 1・2   
Extras first series (2005年 イギリスTV)

各話ごとに豪華スターがゲスト出演。ケイト・ウインスレットなんか、とんでもないシモネタ台詞こなしてます。
ただメインキャラ(エキストラばかりやってる売れない役者)が冴えない中年のオッサン。台詞のある役をもらおうとジタバタしたり愚痴をたれたりの地味~~モード。
第6話あたりから「あ、これから面白くなるかな?」って展開の気配があったけど、ま、もういいや。で脱落。


インランド・エンパイア   INLAND EMPIRE (2006年 アメリカ)

奇才デヴィッド・リンチが「マルホランド・ドライブ」以来5年ぶりに手掛けた不条理ミステリー。って売りでしたけどね。
なんたって、デビッド・リンチですから。
この映画の筋書きをストーリーとして理解しようなんて思っちゃいけません。
ええ、そりゃもう、ワケワカリマセン(笑)。
監督作品はほぼ全部見てますが、劇場作品はどれが一番好きかって聞かれたら1997年の「ロスト・ハイウェイ」でしょうか。
でも「あれってどういうこと?」って聞かないでね。わかんないから(笑)。


アレックス・ライダー STORMBREAKER (2006年 ドイツ・イギリス・アメリカ)

「スパイ・キッズ」よりは年長さんのティーンズ版007。
主役が金髪美少年(設定は中学生)♪


プレステージ THE PRESTIGE (2007年 アメリカ)

原作はクリストファー・プリーストの小説「奇術師」。
19世紀末のロンドン。マジックの技を競う2人のマジシャンの確執、事故、復讐。
主演はヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベール。
マジなマジック・ミステリーかと思ったら、例えて言えば「ジュール・ヴェルヌ系」の話でした。時代設定的にもね。そういえば原作は「世界幻想文学大賞」の受賞作なのね。。。
監督が「メメント」のクリストファー・ノーラン監督なので、時系列があっちいったりこっちいったり。冒頭シーンに重要伏線あり(笑)。
驚異の瞬間移動マジックのネタの秘密は、早めに察しはつくけれど、
まさかなぁ~~~、え~~~~??それ毎回やってたの?エグイわ~~(大泣)ってなオチ。

エジソンの妨害に負けた発明家ニコラ・テスラ(実在&実話。交流電流の父。)役が、
「あれ?目元がデビッド・ボウイだ。いやどう見てもボウイだ。うわ~~~老けたなぁ(泣)。」でした。
クリスチャン・ベールってホントに悪役顔。(←悪役かどうかは見てのお楽しみ♪)


ファンタスティック・フォー:銀河の危機
Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer 2007年 アメリカ

アメコミ・超能力チームもの第2作。
ま、X-MENよりファミリー向きですね。


続・荒野の用心棒 DJANGO 1966年 イタリア
SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ 2007年 日本
2本ともブログ既出。
こちら

転校生 -さよなら あなた-  2007年日本
ブログ既出。大人の見るもんじゃないです、はい。
こちら


ファイアー・アンド・ソード With Fire and Sword 1999年ポーランド

ポーランドでは有名な歴史大河ドラマ、と聞いたので
てっきりポーランドの勝ち戦の話だと思ったら・・・・・・・
ウクライナ・コサックが反乱を起こし、ポーランドから独立したときの話なんですね。
(歴史的には、結局そののちロシアに取り込まれてしまうんですが)
映画としては少々退屈ですが、この辺の民族・歴史に興味があればどうぞ。
主人公っぽいハンサム中尉と敵方の美女の恋物語が邪魔です(笑)。


大根刑事 2007年 日本

走れば走るほど路面でおろされて頭の葉っぱだけになってしまう「大根刑事」。
ナンセンスギャグな実写野菜のショート刑事コント集。
これ、74分全部見るのはキツイ。25分くらいなら・・・・・・・・(笑)


ラッシュアワー3 RUSH HOUR 3  2006年 アメリカ

ご存知、ジャッキー・チェンとクリス・タッカーの大ヒット・アクションコメディ第3弾。
ま、「ふたりがパリで暴れました。」ってだけの、かる~~~い出来ですね。悪役は真田広之。


ボルベール <帰郷> VOLVER 2006年 スペイン

ペドロ・アルモドバル監督。ペネロペ・クルス主演。
相変わらず泣かせる映画をつくる。 ああっ!初期の頃の常連女優カルメン・マウラがペネロペの母さん役にーーーー(泣)。年とったのねぇ。
アルモドバル独特の鮮やかな色彩と女性への賛歌。
ストーリーの鍵はイギリスの鬼才グリーナウェイ監督の「数に溺れて」を連想したが、テイストはまったく違い、明るい太陽の下で生命力旺盛。
つらい過去はもうしょうがない。せめて、これからをたくましく生きるのよーー。ってね。


パビリオン山椒魚 2006年 日本

あのーーーーー、香椎由宇って女優は映像ではわからない、現場でしか感じられないオーラみたいなのがあるんでしょうか??
「ローレライ」でも思ったんですけどね。この娘の出番を増やすために映画全体が狂ってしまって駄作になるんじゃないかと・・・・
この映画で共演したオダギリ・ジョーも骨抜きになっちゃったし。(まぁだ離婚しないの?)
この映画、ちゃんと作ればカルトムービーになったネタなのになぁ。まるっきりダメダメ。


監督・ばんざい!<同時収録> 素晴らしき休日 2006年 日本

北野武の監督・脚本・主演である。
「ギャング映画はもう撮らない」と宣言してしまったキタノタケシ監督は、次々にさまざまなジャンルに挑戦するがことごとく途中で挫折する・・・・
小津やフェリーニなど過去の巨匠への賛歌と自虐ネタ。ないに等しいストーリー。
いかにも北野武らしいという自主映画みたいなもんであって、商業映画ではない。
佳作ではないが、私は好きだ(笑)。


モノノ怪 壱の巻 座敷童子 2007年 オリジナルアニメ

面白い「和テイスト」なアニメ・シリーズです。斬新。


ブラッド RISE:BLOOD HUNTER  2006年 アメリカ

ルーシー・リュー主演、バンパイアホラー・アクション。「ブレイド」のパクリ。
主役でこういうアクション映画をやりたかったのかもしれませんが、もう少しちゃんと脚本を選びましょうね、ルーシーさん。
ああっ!!マコさん(岩松信)が寡黙な脇役で出てる・・・・・ひょっとしてこれが遺作になったの? それはあんまりでしょ(泣)。
ま、アジア系俳優の後押し活動をしていたマコさんらしい遺作かも。。。。


人生劇場 飛車角と吉良常 1968年 東映

鶴田浩二の大ヒットシリーズ。高倉健はまだ脇。この手の任侠ものは昔も今も興味ありませんが、私の現住地(房総半島の先っぽ)でロケしたと聞きまして、見てみました。40年昔ですからね。港湾工事があったから全然わかりませんでしたわ(笑)。
監督は鬼才・内田吐夢。 脇役の左幸子がきれいで頭よさそー。ヒロイン藤純子、主体性がなくて頭わるそー(役柄がね。)


ガスパール/君と過ごした季節(とき) Gaspard et Robinson 1990年 フランス

お恥ずかしい話をする。
この文章を書くために確認して初めて、これが18年も前の1990年の映画であり、
「海辺のレストラン」「モンド」「ガッチョ・ディーロ」のトニー・ガトリフ監督作品であり、
さらに2007年末にDVD発売されたこの「ガスパール」は「海辺のレストラン」と同じものであることを知った。
「海辺のレストラン」???? あ、あの白いパッケージの・・・
ビデオ題名「海辺のレストラン ガスパール&ロビンソン」か!!!!
VHS発売時に見てるはずなのに、まったく思い出さなかった。(滝汗)

自由な男と寂しい男と捨てられた婆ちゃんと貧しい母子。
偶然の寄り集まりに生まれる「家族」らしきもの。
南仏プロバンスの光に映える、色とりどりのペンキで塗られた椅子。

2度見ても、いい映画です(苦笑)。



 おしまい 

ジャンゴ

2008年02月11日 | 映画
マカロニ・ウエスタンを英語で見るべきか、イタリア語で見るべきか。

懐かしの傑作、フランコ・ネロ主演「ジャンゴ(続・荒野の用心棒)」を借りた。
子供の頃に見たのはTV放映だろうから日本語だ。
大人になって見たVHSは英語だったろう。
DVDになったら、イタリア語も入っていた。
ここは・・・・・・私の原語主義からもイタリア語でしょ。
耳慣れた主題歌はやっぱり英語の方がいいけれど、
英語セリフを覚えるほど見込んでいたわけではないので、本編は問題なし。
美声ばかりの吹き替えよりも、やっぱり原語がよろしい。

なんで今頃「ジャンゴ」か。
(邦題はイーストウッド主演の「荒野の用心棒」に便乗しただけなので無視しましょ。)
三池崇史監督の「スキヤキウエスタン ジャンゴ」(2/6発売)を見たら、
やっぱり元のがまた見たくてたまらなくなったのだ(笑)。

 

私が既に子供の頃(大昔)に、主人公が白人的ヒーローなハリウッド西部劇よりも、
人間くさくて何でもありのマカロニウエスタンの方が好きだったのは、
やっぱり双葉の頃から、ヒネクレ者ということか。
しかもジェンマやイーストウッドではなく、フランコ・ネロ(笑)。
無口でニヒルな男が棺おけをずるずる引きずって泥道をやって来る。
なぁんてカッコイイんでしょ、と。。。。(変!)

荒唐無稽さと暴力描写がウリの三池監督作品は、
私がヤクザものが嫌いなので、異色の3作くらいしか見ていない。
(中国の鳥人/着信アリ/妖怪大戦争)
「スキヤキウエスタン ジャンゴ」は西部劇設定の時代劇で対立グループが源氏と平家で、
しかも全編「英語」という、設定自体が荒唐無稽。
そのためかストーリー的にはそれ以上荒唐無稽にはなれず、
少々ダラダラと遊びに耽ってしまったという感じ。
セリフが英語なのは、ヘタなセリフを聞かされるよりもヘタな英語を聞いてるほうがマシなので気にならなかった。
タランティーノが出ていたり、桃井かおりがやたら恰好よかったり。
木村佳乃も自慢の脚をさらしてがんばるが、踊りがヘタ。
個性派俳優を集めて遊んだという感じですな。何故か主人公が霞んでます。
ま、三池監督が「ジャンゴ」及びマカロニウエスタンを好きなのはよくわかりましたから~♪

香川照之は、やっぱり上手い(笑)。好きです。

で、大元の「ジャンゴ」ですが。
40年以上前の映画でも、まだじゅ~~ぶん楽しめます。
フランコ・ネロは少し年を食った役柄なのに時々幼く見えると思っていたら
実はメイクでシワを作った23歳だったそうな。なるほど。

ま、米欧の西部劇にパクられた黒澤明監督も師と仰ぐのは「駅馬車」のジョン・フォード監督だったわけだし。
因果はめぐる、色々と。(なんのこっちゃ)

転校生

2008年01月27日 | 映画
大林宣彦監督の映画、リメイク版「転校生 さよならあなた」(1/25発売)を見た。
特に好きな監督というわけではないが、今回の舞台はわが郷里・長野市内ってことで。

相変わらずベタな悲喜劇だが、「青春ファンタジー」だしな。
突っ込みどころは山ほどあるが、「青春ファンタジー」だしな。
それにしても、なんでず~っと画面が傾いているんだ???
後半のストーリー展開、無理があるんじゃね???
なんだその道端の墓は。 時代劇かよっ?・・・・etc.

んん~~~~~、大人の見る映画じゃないですね。(苦笑)

ま、25年前の尾道「転校生」での小林聡美同様、
女の子が「中身は男の子」を演じるのが見所の映画だが、
今回の蓮佛美沙子も、良し。と言えるでしょう。
最初「あ、うっせぇ女!」と思わせた後の変身演出が効果的か。

しかし良く知っている場所が映画になると
「なんでこっちからあっちに行くのにそこ通るのよ。」とか
「その橋を渡ってなんでそっちに出るのよ。」とか
いろいろ違和感が大きいな(笑)。
なんかすっごく田舎に見えるし~~。



10月から12月に見たDVD。

2007年12月29日 | 映画
  

え~~~~、お正月を控えて、10月以降に見たDVDの勝手な感想を簡単にアップしておきます。
気の迷いで変わった映画が見たくなったときに参考にしてください。(並びは、見た逆順です。)


◆パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
豪華なスペクタクル大作ですが・・・
登場人物が多くなり過ぎて、各人のエピソードがすっ飛ばされ過ぎ。
やっぱり1作目が一番よく出来てたね。

◆アズールとアスマール
「キリクと魔女」のミッシェル・オスロ監督の新作ファンタジー・アニメ。
今度は舞台が中世の中近東なので、絢爛豪華な色とアラベスク文様の洪水!!!
異文化の融和を描く寓話的冒険譚。

◆トンマッコルへようこそ
韓国映画。1950年代の朝鮮戦争を舞台にした、ヒューマンおとぎ話。
山の中の桃源郷のような村トンマッコル。
墜落した米軍パイロット、脱走した南軍兵、それに敗走中の北軍兵が迷い込んで来る。
銃を向け合ったまま一晩膠着した彼らだが、やがて・・・
ホッと笑えてホロッと泣けて体制批判ありの、珠玉の出来です。
トウモロコシを詰めた納屋が爆破されると・・・・・ナニカが降る(笑)。

◆デスクロウ
こんなものを見るのは「少しでも面白かったら褒めてやるよ。」というマニアだけだけど、C級ならC級らしく「何かにこだわる」って事くらいしてくれないとさぁ・・・・金返せっ。

◆しゃべれども しゃべれども
国分太一主演、現代の落語家もの。まぁまぁかな。お祖母ちゃん役の八千草さんがうまい(笑)。
でも、太一、無理して右手でソバ食べなくてもいいじゃないか。
きっと「落語家が左でものを食うなっ!」とかいうウルサガタがいるんだろうなぁ・・・

◆アドレナリン
「トランスポーター」のジェイソン・ステイサム主演のノンストップ・娯楽アクション!!!
いやぁ、スゴイです。笑えました。ただし色々な意味で、お子様と真面目な方は見てはいけません。
冗談のわかるアクション好きな大人に♪

◆大帝の剣
「トリック」の堤幸彦監督で主演は阿部寛とくれば、もうひとり欲しいところだが、綺麗どころは残念ながら立派な大根女優・長谷川京子。
ハチャメチャな伝奇SF時代劇アクションで、ふた昔前の特撮もの(「孔雀王」とか香港映画の超能力時代劇とか)を楽しむノリで確信犯的に見ればヨロシ。というB級映画(笑)。
キャラクターデザインは天野喜孝。

◆300 <スリーハンドレッド>
ある意味すごいです。ほとんど2倍速で見ました。これほどお金かけてて、つまらない映画も少ない。
絵的にかっこいいのは原作コミックに忠実だからのようです。

◆ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド
70年代のイギリスで衝撃的デビューをして消えた1組の結合(シャム)双生児ロックバンドの悲劇という、ドキュメントのふりをしたフィクションです。
その嘘のつきっぷりが徹底し過ぎていて、製作側がアイデアに酔いすぎたのが欠点でしょう。公開時には感動して騙されたような思いをした人がいたようです。
双子はイギリス風美形だし音楽もいいし(70年代パンクにしては新しすぎるが)、普通にフィクションドラマで作っても良かったのに。

◆ヘンダーソン夫人の贈り物 
ロンドンに実在するウィンドミル劇場、実在のオーナーをモデルにした心温まる感動娯楽作。
1930年代、上流階級の未亡人が劇場を買い取り、イギリスで初めてヌードが出るレビューショウを始めた。やがて戦争が始まる・・・・
いたずらっ子のような老婦人を演じるジュディ・デンチが実にいい。共演はボブ・ホスキンス。
踊り子も昔風の体型なのが特に良し(笑)。特典映像には本物の往年の踊り子たち(80~90歳)も出てました。すごっ。

◆ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲 
「ドグマ」のケヴィン・スミス監督の、お下品おバカ映画。スミス監督作品で常連端役のバカ・コンビ「ジェイ&サイレント・ボブ」が主人公だから、もうこりゃしょうがない(笑)。コンビの片割れサイレント・ボブがスミス監督本人です。役者として「ダイ・ハード4.0 」にも出てました。あんなにいっぱいしゃべるの初めて見た!!!

◆鉄コン筋クリート
松本大洋原作コミックを「アニマトリックス」のプロデューサー、マイケル・アリアスが監督。
とてもよく出来ています。原作すごいんでしょうねぇ。未読です。
ただ、年少の主役シロの声に時々「媚び」が感じられて、それがイヤで、誰だろうと思ったら蒼井優・・・・・・そうか。役者のイメージってのは声だけでも決まるのか。と改めて思った次第。(私、蒼井優ってなんか煩わしい。かぶった猫が見え過ぎるというか。宮崎あおいは好き。)
他の配役(声)はどれも大変いいです。

◆地球で最後のふたり
4年ほど前の浅野忠信主演作。製作は タイ・日本・オランダ・フランス・シンガポール 。
監督はタイのペンエーグ・ラッタナルアーン監督。クリストファー・ドイル撮影。
とても静か~~で(ヘタすると寝るぞ)、ストイックにお洒落で残酷な話。
ああ、この監督、1999年の「6IXTYNIN9 シックスティナイン」の監督だ。あれは面白かった。うん、時々あるとぼけた感じは同じテイストだ。
また同監督・浅野主演で新作「インビジブル・ウェーブ」が出たけど、未見。

◆ダイ・ハード4.0
期待を裏切らずに派手です。ド派手です(笑)。みんなでキャァキャァ言いながら見れるでしょう。

ただ設定が、押井守ファンは、どうしたって14年も前の「機動警察パトレイバー2」を連想してしまうわけですが・・・ 他にもジャパニメーションから引っ張った筋がありそうな。
だけど、こちらの目的は結局「カネ」かい。 メジャーなグローバル娯楽産業だからな。わかりやすいやな。 うん。
おたくハッカーのワーロック役は「ドグマ」のケヴィン・スミス監督です♪

◆最凶女装計画
お下品おバカ映画「最終絶叫計画」で知られるウェイアンズ兄弟の製作・監督・脚本・主演。
私はもっと前の作品群のほうが好きですが・・・「ポップガン」(1995)とか。
相変わらずおバカ映画ですが、みんな年くってきたせいか、(長男キーネン・アイボリー・ウェイアンズは私と同じ歳だ!!全部で10人兄弟だって。)毒パワーが薄くなったような。

◆蟲師 其ノ壱
コミックを忠実にアニメ化したもの。色がついて動くが、確かに絵も音も漫画のイメージそのままのコダワリの出来。(実写版「蟲師」を見たあとコミックを買った。)
個人的に同じイメージなら紙媒体のほうが好きなので、 其ノ弐以降は未見。

◆ボンボン
アルゼンチン映画です。珍しいでしょ?
登山家の野口健を老けさせてぼーっとさせたような顔のオッサンがリストラで途方に暮れてましたが、なんか「わらしべ長者」的にトントンいったものの・・・中略・・・でも最後はハッピー♪♪
「ボンボン」 とは、巨大でまぬけな顔した犬の名前です。

◆歌え!フィッシャーマン
ノルウェーの小さな漁村ベルレヴォーグで1917年に創設された男声合唱団。メンバーは、96歳と87歳の兄弟を中心とした30人。彼らへのインタビューと日常を追うドキュメンタリー映画です。
爺ちゃんたちが、昔話でも今現在でも元気で元気で(笑)。合唱シーン多し。

◆サン・ジャックへの道
フランスのヒューマン・ドラマ。笑いもあり、なかなか良かった。
老母の遺産を相続する条件は、中年の兄妹弟3人そろって、聖地サン・ジャック(聖ヤコブ)まで1500kmを徒歩で巡礼すること。
それぞれの事情と性格により、揉め事続きの旅だが、やがて・・・・・・

◆フランシスコの2人の息子
ブラジル映画です。実在のスター歌謡デュオ「ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノ」の半生を映画化。本国ブラジルでは歴代興行成績No.1を記録!!大スターなのね。
貧乏から抜け出す道はプロの音楽家だ!!っと思い込んで、幼い兄弟にレッスンをつける無茶な父。幸いにも才能はあったものの、搾取されたり悲しい事故があったり。
この子供時代の歌声が実にいい。
苦難は笑顔と大家族の愛でたくましく乗り越えるものだ!!というのが、ブラジルの基本なんでしょうね。


◆蟲師 (実写版)
漆原友紀の人気コミックを大友克洋監督が実写映画化。
原作とは少し違うし冗漫なシーンも多いが、絵的にも、オダギリジョー主演ということでも私は気に入った。また蒼井優が出てるけど・・・(笑)。
ただ原作を読んでないと台詞だけでは理解できない単語も多く、字幕で漢字を出してくれるといいのになぁ。。。。それから・・・江角マキコは・・・・・・・ヘタですね。

蛇足: 31歳のオダギリジョー、20歳の香椎由宇(映画「ローレライ」の秘密兵器、だなw)と結婚とか。オダギリよ、お前もかっ。




では、皆様、良い御年をお迎え下さいませ
来年もこの不定期ぐだぐだ日記を見限らず、よろしくお付き合い下さい。
(あと2日だし~~ たぶんこれが今年最後♪)

映画あれこれ本日更新。

2007年10月05日 | 映画


3ヶ月のご無沙汰。
7月半ばから先月末までにレンタルしたDVDでございます。
新作を発売前に予約していても、順位などの問題で必ず借りられるというわけではなく・・・・
発売日にGETし損なうと、数ヶ月待つハメになることもあります。


武士の一分 (ぶしのいちぶん)
マダムと奇人と殺人と
ダブルバウンド
モンティ・パイソン&ザ・シークレット・ポリスマンズ
007/カジノ・ロワイヤル
カクタス・ジャック
ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
スモーキン・エース  
ママの遺したラヴソング
パフューム ある人殺しの物語
ブレイカウェイ  
ウール100%
プレスリー VS ミイラ男
CUBE ZERO 
かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート
さくらん
ナイトミュージアム
ナチョ・リブレ 覆面の神様
墨攻(ぼっこう)
コンスタンティン
どろろ



今回のヒットは「墨攻」と、デンマーク映画「ブレイカウェイ」。
メジャー新作以外は、あえて探し出す各国のマイナー映画。
珍品は「プレスリーVSミイラ男」でしょうか。ギャハハ。泣ける~~♪

感想はこちら→ 映画あれこれ



「かもめ食堂」の荻上直子監督の新作「めがね」、見たいですねぇ。。。



映画あれこれ 更新。

2007年07月19日 | 映画
コニー&カーラ レイヤー・ケーキ キンキーブーツ

はい。3ヶ月ぶりに 「映画あれこれ」 更新。 ああ、眼が痛い。
今回は27タイトル。
なんか前半がねぇ~~。盛り上がらなくてさ(笑)。

お暇な方はどうぞ。 → こちら

タイトルは以下のとおり。
スネーク・フライト/ラッキー・ナンバー7/カンガルー・ジャック/レイヤー・ケーキ/コーヒー&シガレッツ/明日へのチケット/トランスアメリカ/コニー&カーラ/キンキーブーツ/赤ちゃんの逆襲/ローズ・イン・タイドランド/パプリカ/ウエディング・クラッシャーズ/アルティメット・ヴァーサス/蝉しぐれ/恋するレストラン/エラゴン 遺志を継ぐ者/父親たちの星条旗/硫黄島からの手紙/男たちの大和YAMATO/太陽/トリック 劇場版2/テンプル騎士団  失われた聖櫃/HAZE ヘイズ/アメリカン・ドリームズ/デンジャラス・ビューティー2/ダニー・ザ・ドッグ

現在、手元にある新作は「どろろ」。まだ見てない。
27日発売の「墨攻」も狙っております。

映画「トゥモロー・ワールド」

2007年03月28日 | 映画
長いこと映画感想を書いてないが、依然として毎月8作品ずつ見ている。
ずいぶん溜め込んじゃったなぁ・・・・そのうち良かったのだけでも書きます。

今日は最新作を。

3月21日発売だった映画「トゥモロー・ワールド」のDVD。
発売日翌日にレンタルGETしておきながら、風邪で根性がなくて6日も放置してた。(延滞金はかからない。)
前知識なしだったので、普通のよくある近未来サスペンスアクションかと思ってた。
ところが、どっこい。なかなかの傑作だった。娯楽アクションではない。

これはね、例によってつまり宣伝が悪い。邦題も悪い(原題は「CHILDREN OF MEN(人類の子供達)」)。
「面倒だから、普通の映画のふりして見せちゃえ。」みたいな姿勢ですな。「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン監督!という言いかたも誤解の元かも。
単純な娯楽映画が見たい人、想像力のない人は見てはいけない。


2008年(来年だ!)にインフルエンザが世界的規模で流行。その後、妊婦の原因不明の流産が続き、ついに世界中で子供がまったく生まれなくなって18年。希望を失った人類は荒れ、暴動により世界は荒廃した。かろうじて英国だけが強力な戒厳令と徹底した移民排斥で治安を保っている2027年。という時代設定。現代の英国の街がそのまま、パレスチナやイラクのように荒れているリアルさ。20年先なんて、ついすぐそこ、だ。

不妊の原因や“ヒューマン・プロジェクト”なる組織の実態はまったく説明がないが、私はそれでかまわないと思う。
原因がなんであれ子供が生まれないという事態は、あと数十年のうちに年々人口が減り人類が滅亡するということだ。「産めよ、殖えよ、地に満てよ。」も「祖霊供養」もチャラだ。若年労働人口は消滅し、社会は崩壊するだろう。少子化による年金不安騒動どころではない。人心が荒れて当然。
そんな中で唯一、対策を研究しているらしき“ヒューマン・プロジェクト”は希望の象徴。正体不明でもそこにたったひとつ希望があるらしい、という設定が重要なのだ。

ストーリーは、文化大臣を従兄にもつ男が元妻(反政府組織のリーダー格)の依頼で、不法移民の少女をある地点まで無事に送り届けようとする。その少女を政治的に利用しようとする勢力や警察、国軍、暴徒の手から逃れ続ける逃亡殉教劇。少女は妊娠していたのだ。

冒頭での爆弾テロや、暴徒の襲撃、終盤の市街戦などの衝撃シーンも多い。市街戦では8分もの長廻しや、カメラレンズに付着した血しぶきなどによる臨場感・緊迫感がすごい。実は長回しに見えるCG処理であるらしい(レンズの血もCG)。おそらく各所にCGが多用されているのだろう。それがコケオドシではなく、壮絶にリアルに感じる。

少子化・テロ・移民排斥問題etc. 現代社会の歪がそのままここにある。だからこれはSFでもない。
出演はクライヴ・オーウェン 、ジュリアン・ムーア 、マイケル・ケインなど。

主人公が犬や猫になつかれるのは何の暗喩か? “ヒューマン・プロジェクト”の船は箱舟か?また、反政府組織の名“フィッシュ”とは、やはりキリストの代名詞か? 聞いてみたいことは多い。“ピエタ像”が破壊された理由はわかるけどね。18年ぶりの赤ん坊に差し出される人々の手は、つい「ベイビー・オブ・マコン」を連想してしまったが、同じ英国映画、なにか下地があるのだろうか。

キングクリムゾンなど70年代の音楽が多用される。空に浮かぶピンクの豚(笑)。
原作の小説があるが、かなり話は違うらしい。邦訳が良くないとか。読んでみたいような・・・

「かもめ食堂」がいい。

2006年10月04日 | 映画
あれきり書いてなかったが、7月半ばから9月末までに映画DVDを20枚見ている。
借りたって借りなくたって月会費1974円は変わらないのが、宅配レンタルDVDの欠点である。
だったら、隙をみてはセッセと見て返す。返せば次のが来る。毎月8枚までの限度枠いっぱい見る。

20作品見たが、そのうち9作品の評価を 「映画あれこれ」 に書いた。



あまりちゃんと書く気になれなかった残り11作品は色々だが、ここで簡単に・・・

V フォー・ヴェンデッタ
「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟がコミックを脚本化した近未来サスペンス・アクション・・・かな? 
悪くない。独裁圧制体制への復讐テロ劇。イギリス英語の長台詞が印象的。出演:ナタリー・ポートマン

アンダーワールド2 エボリューション
吸血族vs狼人族のホラー・アクション続編(第1作は評価済み)。ケイト・ベッキンセールの黒ボンデージスーツが目の保養。
同ジャンルでケイトも出演している「ヴァン・ヘルシング」の記憶とゴッチャになってて、あれ?あれ?状態(苦笑)。1作目と2作目続けて見れば、少しはマシかも??

キャプテン・ウルフ
アクションスターのヴィン・ディーゼル。今回も職業は特殊部隊の大尉だけど、任務は子供5人の護衛兼ハウスキーパー。
シュワちゃんの「キンダガートン・コップ」を連想してもらえばOK。いつものコワモテが、どこか人の良さそうな顔になって、楽しそうに演じてるファミリー・コメディ。悪役がセコイ(笑)。

銀河ヒッチハイク・ガイド
原作小説は元は英国BBSのラジオドラマだった。今、続編の「宇宙の果てのレストラン」(文庫版)しか手元にないけれど・・・
お気楽・脱力・不条理・宇宙的お馬鹿ひねくれコメディ。鬱病のロボットの声はアラン・リックマン。このジャンルは大好きなはずなんだが、全体にもうひとつまとまりが、というか盛り上がりがというか・・・なんだろな。消化不良? 
色々凝ってるのに惜しいねぇ。

0:34(レイジ 34 フン)
ヒロインが、やけにごついネエちゃんだなぁ・・と思ったら、「ラン、ローラ、ラン」で赤毛を振り乱して、たくましく疾走していたドイツ娘フランカ・ポテンテだった。
舞台は真夜中のロンドンの地下鉄。オカルトか化け物かと思って見てたら、基地外のスプラッタだったのよ・・・・・・・_| ̄|○

PROMISE <無極>
巨匠チェン・カイコー監督。真田広之、チャン・ドンゴン、ニコラス・ツェー、セシリア・チャン(誰?)というアジア・トップスター出演。
運命の女神に「最強の男からの寵愛と何不自由ない暮らし」を約束された女に、強い男たちがトチ狂う傾城の歴史劇。(ああ、身もふたもない解説・・・)
これはアクションコメディなのか、失笑してしまうアクションファンタジーなのか、どっちなんだ?
もう、王子様ニコラス・ツェーの悪役っぷりだけが見所です、ハイ。

コーラス
第二次大戦直後のフランスの片田舎。身寄りがなかったり素行が悪かったりする子供たちの寄宿学校に、くたびれた中年の音楽教師が赴任してくる。
子供たちを合唱で立ち直らせようと奮闘する先生。ボーイ・ソプラノが素晴らしい。

イントゥ・ザ・サン
東京を舞台にスティーブン・セガールが怪しい日本語を操るアクション。出来はVシネマ(ビデオ用の安物アクション)。共演:大沢たかお、寺尾聰ほか。

亡国のイージス
原作を読んでないと「これ誰?今のナニ?」状態が多々。
原作を読んであると・・・・(ノ`´)ノ ┻┻がっちゃ~ん!
消化不良の一言につきる。

香港国際警察/NEW POLICE STORY
ジャッキー・チェンの真面目なアクション。ニコラス・ツェーが謎の相棒役♪

チャーリーとチョコレート工場
リスが生意気娘の頭をコン、コン!とやるシーンは好き。しかしお話自体が好みではなかった。。。。。



おしまい。


せっせと見た。

2006年07月01日 | 映画


本部サイト 「映画あれこれ」 に、また4本追加しました。

阿修羅城の瞳
ガーフィールド ザ・ムービー
明るい離婚計画
散歩する惑星
・・・・・・・・相変わらずのタイトル選択。

1ヶ月強でDVDを14枚見て、12本感想を書いた。
残り2本はどうしたかって? むにゃむにゃ。無かったことに・・・

今日、6月分のラストとして新しいのが2枚来たからね。
ポランスキーの新作とテリー・ギリアムだよ。
・・・・・・・・・・・・これもメジャーとは言えないかも?
無料期間+10日ぶんの月会費700円くらい(日割り計算)で16枚借りれたよ~~♪(限度枠内最大値)

ま、また次回をお楽しみに。

久々の更新

2006年06月23日 | 映画
久々に本部サイト「映画あれこれ」を更新した。
昨年8月以来の10ヶ月ぶり♪

TSUTAYA DISCASの宅配DVDレンタルを利用して1ヶ月。
無料期間は8本でおしまい。(一ヶ月8本まで1974円のコース)
残りの月末までは定額月料を日割りで取るというので、
せっせと見て、せっせと返す。
返せば次のが送られてくる。
2本見ようが最大8本見ようが料金は同じだ。

レンタル予約リストにはメジャー系も載せてあるのだが、
どうしても在庫があるマイナー系から届けられる。
いつになったら「チャーリーのチョコレート工場」と「コープス・ブライド」が見れるのかなぁ・・・
リストの上位に載せて長く待ってると優先権が生じるらしいんだけどね。

というわけで
今回、「映画あれこれ」に書いたもの。

ブレイド 3
ゴッド・ディーバ
火星人メルカーノ(アニメ)
セブン・ソード
キラーズ KILLERS
妖怪大戦争
隣のヒットマン
攻殻機動隊S.A.C.2nd GIG Individual Eleven



あははははははは・・・・・・_| ̄|○




人類は何回滅びるか

2006年05月29日 | 映画
Yahoo!動画(無料)で流している「未来少年コナン」にハマってしまった。
昔、見てあるつもりだったが・・・通しては見てなかったようだ。
いかにも宮崎駿好みのステロタイプなキャラクター設定に不満はあるが、古いもんだし(1978年)しょうがないか(笑)。今んとこ11話まで見た。

でね、コナンとラナは「天空の城ラピュタ」のバズーとシータにキャラが引き継がれるんだが、
インダストリア側の悪役レプカも「ラピュタ」の悪役ムスカ大佐(「眼がぁ、眼がぁ~~」)に似てるのね。

案の定、ムスカ大佐はレプカのご先祖だって裏設定があるんだとか(Wikipediaより)。 初耳~~~♪

ムスカは崩壊するラピュタとともに落下したはず。まず生還はしないでしょうから、あんなんでも既に子持ちだったのねぇ~。家族は地上のどこにいたんだろ。
さらに、ということは、レプカはラピュタ王家の末裔の末裔か・・・・ふ~む(笑)
       

宅配レンタル

2006年05月26日 | 映画
ネタがない~~~~

映画ネタでも書こう。
ビデオ屋のない田舎生活の我慢も限界となり、DVDの宅配レンタルを申し込んだ。ネット配信も増えてきたけれど、マイナー趣味には間に合わない。
最初の一ヶ月間(または8枚まで)無料だ。TSUTAYA DISCASってやつだ。
いっぺんに4本くらい続けざまに見るのが好きだが、このシステムでは一度に2枚しか送られて来ない。それを返すと次の2枚が送られてくる。もちろん追加オプション料をたんまり払えば、一度に4枚まで借りれて月内の限度枚数も無制限とか色々ある。だが、ビンボーなので追加しない。とりあえず無料お試し期間にどこまで人気作(新作はダメ)見れるかな。半年前以前の旧作で見たいものはほとんど見てあるからなぁ。。。

あらかじめ登録した予約リストの上位から、貸せるものを向こうが選んで送ってくる。
まずは初回。来たのは「隣のヒットマン 2」と「攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG Individual Eleven」(つまり2ndGIGの総集編)。
あ、軽い・・・


「隣のヒットマン 2」はもちろん「隣のヒットマン」の続編。
一作目の「隣のヒットマン」は、ブルース・ウィリス主演とうたわれているけれど、実質的には「フレンズ」で顔を売ったマシュー・ペリーが主役の“巻き込まれ型犯罪コメディ”。悪妻に悩まされている歯科医(マシュー)の隣に、有名な殺し屋(ブルース)が引越してきて・・・
とにかく、「コケさせたら天下一品」のマシュー・ペリーが絶品。女優陣もいいし、この「隣のヒットマン」は気分転換にぜひどうぞ。
んで、今回の「~2」はね。やっぱり展開が小粒ですわね。面白かったけどね。
一作目を見てないと全然わかんないですから、これだけ見ないように!!


「攻殻機動隊S.A.C.2ndGIG Individual Eleven」は26話あるTVシリーズをメインストーリーである“クゼ”がらみの話に絞って160分に再編集。わかりやすかったが、やっぱりシリーズ見てないと「???」が多くなるんだろうな(笑)。
さて、次はどれが来るかな~~~♪
色々ね、硬軟・軽重取り混ぜて予約リストにしてあるのよ♪♪



しかし、あの株式会社レントラックがいつのまにかCCC(TSUTAYAグループ)の連結子会社になっていた。この業界、CCCの一人勝ちか・・・・・・寡占は良くないよな~~~、うん。