ばちかぶり季記 人生いきあたりばったり

なんとかなるもんよ。・・・・・・たぶんね。

繁忙期が終わる。

2017年08月31日 | しゅみ
月記として滑り込みセーフの8月晦日の夜更け更新です。
雇われ勤務先が観光業界なので8月は繁忙期。
本家の墓守りとしての責務のため、盆の入り(坊さまが棚経にみえる日&迎え火の日)と
精霊送りの日は休みをもらいましたが、盆入り前の準備を含め、ただでさえ毎年お盆はヘタるわけで(^^A;。
行楽客の皆さまには「おまえら墓参り行けーー 早目のUターン?ちゃんと送り火してから帰れーー」
などと、自分がお盆は稼ぎ時だった大昔から思っておりますよーー。内心はね。

畑のほうはカラ梅雨がたたって、水も肥料も控えめでいいはずのトマトでさえ早々に終了。
乾燥に弱い万願寺唐辛子や茄子は不作でありました。今はすべてヤブの中。
庭のトウモロコシは早めにネットをかけたので獣害はなかったのが幸い。
育てた株数が少ないので収穫数は少ないものの、まあ美味しかったです。
今も元気なのは同じく庭育ちのゴーヤと青紫蘇とバジルだけ・・・・・・

マニアには夏の風物詩、『そうかえん(陸上自衛隊富士総合火力演習)』の27日も仕事でしたが、
ニコニコ生放送をタイムシフト予約してたので後日観賞。
陸自のホームページでもFRESH!配信のアーカイブ動画出てますね。→ (ここ)









で、動画を見ながらこんな場面をキャプチャして喜んでいる戦車マニア。
どこにも行かない私の8月が終わります。

残暑はまだまだ続きますでしょうし気温の変化もあるでしょう。皆様お身体ご自愛くださいませ。

建築的嗜好。ミヤリサン製薬本社ビル。

2016年09月21日 | しゅみ
先日の憩室炎で整腸剤として処方された薬が、ミヤBM。
毎月実家通いをしていたころに通っていた長野の胃腸科病院では
胃の薬とともに必ずこれも処方されていた。懐かしい。
胃酸にも抗生物質にも負けずに腸に届いて善玉菌となる酪酸菌である。

その処方薬ミヤBM。一般薬としての名称はミヤリサン。
それに気付いたのは先日主治医と話していた時だ。
『ああっ ミヤBMはミヤリサンでしたか!!!!』
一般整腸剤を買うことがなく、迂闊なことに今まで気付かなかった。

それがどうした、と言いたいだろう。
そこで冒頭の画像を見よ。
ミヤリサン製薬の本社ビルである。場所は東京都北区上中里。
武蔵野台地の端に立つ。北側の崖下にはJR各線が走っている。
冒頭画像はwikipediaからの借り物だが、新幹線車中からの撮影とある。
上り列車なら進行方向右側。

形状記憶力に欠ける私でも覚えられる、『腸にミヤリサン』という大きな広告。
終点にもうじき着く、というランドマーク的な記憶。
それ以外に私はこの建物がとても気に入っていた。
理由は自覚しないまま気に入っていた。

ある時、「なんでだろ。」と考えた。
この建物、少なくとも3階4階は隔壁がないワンフロアらしい。
背後に背が高い建物もないらしい。
それにより、昼間なら手前の窓の中に反対側の窓の向こうの空が見える。
私が気に入っているのは、どうやらその点らしい。

では、なぜそんな「窓の中に建物の向こうの空が見える」のが好きなのか。
この疑問に関する自己分析は難航した。
昔の学校の校舎? いや必ず廊下があるからよほど条件が揃わないとこうならない。
ワンフロアなら体育館? 窓は高い場所にしかないよね。
もっと奥行きの狭い建物でワンフロア・・・・・・・

ひとつ思いついた。
高架上とか橋の上とか高い場所を走る客車。
乗客で満員でない限り、離れた場所から見れば車体の向こう側の風景は見える。

なんだ、結局は鉄オタ趣味の派生だったのか。
どうなのかな。 まあ、保留にしておこう。
 
 
参考:
ミヤリサン製薬 http://www.miyarisan.com/
wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/ミヤリサン製薬
ミヤBM錠・細粒の効果と副作用 http://druginformation-clinic.com/butyricacid-effect/

創業者(菌の発見者)の宮入博士って長野県埴科郡五加村(現千曲市)生まれだったのね。
知らなかったわあ。
それからストリートビューで見たらこの本社ビル、反対側の正面から見ると3階建なのね。
へええ。

・・・小人閑居して、埒もない自己分析をする。








新旧のいろいろ。

2014年05月31日 | しゅみ


亡母の三回忌ということで、施主たる兄が事前に色々片づけたらしい実家での発掘品 その1。
「汽車製造株式会社東京支店 製造 大正十年」 とあるだけなので、何についていたのか不明な銘板。
汽車製造株式会社は日本の鉄道の父、井上勝が設立した日本初の民間の機関車製造会社。
1896年設立。1972年に川崎重工業に吸収合併された。
私の高祖父(ひいひいじいさん)も鉄道省にかかわった時期があると聞いたが、彼では古すぎる。
曾祖父、祖父、父・・・まあたぶん父(大正13年生まれ)のコレクションだろうなあ。(みな鉄道マンであった)
鉄オタの血は綿々と甥共に受け継がれているが、これは誰のものになるやら。



次は私のままごと道具である。昭和40年(1965年)前後か。
ミシンの作業板が欠けてなくなっている。洗濯機の排水ホースは割れて取れてしまったのを記憶している。
しかし、三面鏡の椅子もミシン用の椅子もある。レバーは回るし各々の扉も開くし引き出しも開く。
私は子供のころから物持ちがいいんである。
サイドボードと三面鏡以外のものには「Kaybee」というロゴがある。
倒産したアメリカの玩具チェーン「ケイビー・トイズ」の旧名が「Kaybee」だそうだが、
はて この玩具はどこで作られた製品なのか?? 

この洗濯機。良く見ると二槽式ですらない。単槽で洗ってローラーで脱水するものだ。
右側上面部分は洗濯板になっているのだろう。ローラーを通した洗濯物を受けるカゴをひっかける部分もある。



半世紀前、我が実家にあったものは横長ではなかったと記憶しているが定かではない。
画像検索をしていたら1960年代にブラザー工業が作ったのを見つけた。

太宰府市文化ふれあい館 学芸だより


ブラザー社員のブログ


ああ、これだねぇ・・・  とすると、このおもちゃは日本製か。
母は娘のものを大事にとっておいてくれたけれど、娘は残す相手は無し。
とりあえず 実家に置いてきたけれど、どうしたもんかなーーー


さて、日本が誇る新幹線。来年春に金沢へつながる前に新型車E7系が走り始めている。
実家からの復路に乗った。 ねらって乗った。



先頭車はまあいい。青は私も好きな色だ。 しかし側面だけ見ると・・・



地味っ ぜったい地味っ どこぞの通勤特急かと。  
アイボリーホワイトに銅色と空色のラインって聞いたけど、ただの薄茶ですけど?
内装も乗降口付近からいきなりのプラスティック感。殴ったら割れるんじゃないかと思うほどの。
「安っぽい」とは聞いていたけど、ホントに安っぽい。
鉄は鉄屋が企画デザインしたほうがいいんだよ、鉄道らしい重厚なロマンもへったくれもありゃしない。

ただし、乗り心地、座り心地はE5系(「はやぶさ」など)同様に普通車でもごく快適。
ベースがE5系だからね。当然。
全席に100V電源があるのも、モバイル使いには やっと来た念願の仕様でありましょう。


話はいつもの海っぺりに帰りましょう。
昨秋に種蒔きし損ねたブロッコリー。1月でも可と種袋に書いてあったので室内蒔きして苗になるまで2か月。
お彼岸のころに畑に定植して、虫除けのため、ネットをかぶせたトンネルにしておいた。
それからまた2か月近く。やっと収穫となりました。
春野菜と夏野菜の狭間のこの時期に ブロッコリー食べ放題ってのは、いいかもしれないーー♪♪



最期に今年の自家製マーマレード3種類。配りまくって、残りわずかなり(笑)。







哀愁のズゴック。 (なんのこっちゃ)

2012年10月13日 | しゅみ
ズゴック!!


年に一度の子宮がん検診と乳がん検診で、はるばると鴨川の巨大病院までお出かけ。
今年は2つ同日で予約しておいた。 無事に生理日にもぶち当たらず。
検診予約時間までの時間つぶしで鴨川シーワールドへ。
へぇ。シャチの赤ちゃんが生まれたとな。 
しかしそれほど時間はないので、入口の外のギフトショップに寄っただけ(笑)。





海、ザッパ~~ン。  検診終了。結果は郵送通知。



帰りに寄った鴨川イオンで、鍋用ズゴックとうふ初回版ゲット。
しかも賞味期限まで5日を残して哀れにも半値で山積み(泣)・・・。仕入れ過ぎたな??



水陸両用機だから鍋用。 ということで白菜鶏肉ほかに埋もれてブクブク。



お椀にとるとまるで巨大なポーチドエッグ(笑)。



残りにまた もう1機潜入っ!! (あ、頭頂部損傷!)

お味のほうは まあ半値の価格が妥当な線なんですけどね(^^A;
しかもクロー・フォークでは機体が崩壊しますっ

さて、ザクとうふ・デザート仕様はいつ出撃しようかな・・・・・



でんしゃ。

2012年04月14日 | しゅみ


某日あさ9時半ころ東京駅21番線にあがる。
東北新幹線E5系、『はやぶさ』が止まっていた。同じホームでは真横から撮れない長い顔。
ほどなくして22番線に上越新幹線の200系が到着。
時刻表によればこれは新潟から来た、『とき306号』。12分後に 『たにがわ405号』として発車していく。
それより先の9時36分に 『はやぶさ3号』は新青森に向けてGO!
去年これに乗ったのは、まだ震災の影響が残るダイヤだった6月かぁ。
今年はそんな旅行は無理っぽいねぇ(泣)。

などと思いつつ、毎度おなじみE2系 『あさま513号』に乗車。



この日は関東も長野も気温20度越えだったが、浅間山はしっかり冠雪。
軽井沢駅から少し西地点で車窓撮影。
関東平野はソメイヨシノの花盛りだったが長野は桜も杏もまだまだ花見には遠く。
今年はやっぱり遅いよねぇ。
あ、近所のハクモクレンの木を見に行くのを忘れてた~~ 咲いてたのかな?

復路の上りでは大宮に近づく頃から、真っ白な富士山が拝めた。
肉眼では見えるけどカメラでは無理なコントラストと大きさなので撮らず。

それにしても東京駅八重洲口の改築はいつになったら終るのだろう。
高速バス切符売り場が遠いのよ・・・と毎月思う。

使用カメラ:docomo SH-01B

昨年読んで面白かった小説。

2012年01月02日 | しゅみ
本来なら「今年読んだ小説」というタイトルで、昨年中に書くべきだったもの。
いやぁ~~~~ そのつもりだったんですけどね。 時間切れで(笑)。

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★有川浩(ありかわひろ)のシリーズ。

通常の私は本を直接手にとって文体を確認してからでないと、知らない作家の本を新本で買うことは滅多にない。
たまに文体が私の好みとどうしても合わないことがあるから。
(本屋が存在しない僻地に転居して、本の購入量が格段に減ったのはそのせいもある。)
そんな私がごく簡単な書籍紹介だけ読んで、ネットでしかも新本で一挙に3冊買ってしまったのが、
有川浩のいわゆる「自衛隊三部作」。
「大人のためのライトノベルを書きたかった」という作者のデビュー・SFミリタリーシリーズである。



・デビュー作「塩の街」 第10回電撃ゲーム小説大賞受賞作。
東京湾に巨大な塩の結晶が出現した。人々が次々と塩と化し政府・行政・テレビ局でさえ停止した日本。
最終的にヒーローとなる元航空自衛隊二等空尉と家族を失くした女子高校生をメインに描く。
設定的にJ・G・バラードの「結晶世界」を連想するが、あの無常感はない。
神林長平の初期作品を思わせる初々しいアクション・ラブストーリー。

・第2作「空の中」
日本初の超音速旅客ジェット機「スワローテイル」が高度2万mを試験飛行中に爆発炎上する。
翌月、空自所属のF15Jイーグル2機が事故空域を飛行実験中、同じく高度2万mで1機が爆発炎上。
そこにはなにがあるのか?
殉職した三等空佐の息子である瞬と幼馴染の佳江、瞬が海岸で拾った謎の知的生命体。
いっぽうスワローテイルの事故調査官に任命された春名と、現場からの唯一の生還者である三等空尉武田。
この2組の男女の物語が、やがて交錯し国家的危機に直面する。
少年少女のほうの話が少々もたついてスピード感がそがれるのが欠点と思うが、
そう感じるのは私の年齢のせいかもしれないのであまり自信がない(笑)。
文庫版解説で新井素子氏がこう書いている。「読め。面白いから。」 同感。

・第3作「海の底」
これは小説版の「映画ガメラ2 レギオン襲来」である。「機動警察パトレイバー漫画版の「廃棄物13号」編」である。
と言えばこの手のヲタ同志諸氏にはわかりやすいでしょ♪♪
桜祭りで一般開放されていた米軍横須賀基地に巨大甲殻類(この設定がいい!)の大群が突如上陸し、
横須賀市内は阿鼻叫喚の地獄となる。
停泊中だった海上自衛隊潜水艦「きりしお」は港内から脱出できず孤立する。
閉じ込められた実習幹部の三尉2名と彼らが保護した13人の民間人の子供たちが主人公。
そして、陸上自衛隊は出動要請が出るまで動けないため、果敢にも市民救助の前線に立つ神奈川県警機動隊。
いち早く事態を察知して後方で活躍する神奈川県警明石警部のキャラが「パトレイバー」非常事態時の後藤隊長似(笑)。
おもしろい!!!!!!!です。



・後で追加読みしたのは、上シリーズのスピンオフ設定を含む短編集「クジラの彼」
自衛隊員たちの恋愛を描く、ベタ甘な“国防ラブコメ”。
私は現在の海っぺりに来る前は陸上自衛隊の某駐屯地の近くに長く住んでいた。
移ってまもなく駐屯地を囲む塀の上部“忍び返し”が内側に向いているのに気がついて大笑いした。
外部からの侵入防止用ではなく隊員の「脱柵防止」なわけよ。
体力充実した発情期年齢の集団だ。ベタ甘系も野獣系もいるのが現実(笑)。

・星雲賞を受賞した「図書館戦争シリーズ」。私が読んだのはまだ、最初の「図書館戦争」だけ。
実質上の検閲が合法化された世界。強権的かつ超法規的な言論弾圧に唯一対抗できる存在が図書館となった。
特務機関から本と図書館を守る防衛組織“図書隊”の面々を描くSFミリタリー&恋愛小説。

有川浩氏は最近は「阪神電車」や「フリーター、家を買う」「県庁おもてなし課」など一般小説で有名で、
そちらから入ったファンが読むと違和感が大きいと思うが、個人的にはまたSFミリタリーを書いて欲しいところ。
「シチュエーションの天才」である神林長平氏が最近あまり新作がないんだもん。(泣)
この手のを読みたいのよ。
有川の小説は女性らしい日常の細部描写も好感かな。


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★高慢と偏見とゾンビ



自分がジェーン・オースティンなど読むガラではないことは知っている。
ものすごく乱暴に言えば、18世紀から19世紀初頭の英国中流家庭の娘たちが嫁に行くの行けないのっつう小説だな。
でも幼児期からの本の虫だから、もしかしたら読んだかもしれない。覚えてないけど(^^A;
『分別と多感』をエマ・トンプソン脚色主演、アン・リーが監督した映画『いつか晴れた日に』は、ラストで号泣したけどね。

え~~まあ、そのジェーン・オースティンの名作「高慢と偏見」(プライドと偏見)を80%そのまま使い、
20%オリジナルで「ゾンビが跋扈する世界」に変えたのが本作。
それだけで、こんなにも面白くなるものなのか!!(笑)
元小説をそのまま使うからパロディでなく「マッシュアップ小説」と呼ばれるそうな。
ナタリー・ポートマン主演で映画化って話があったけど、結局は降板。
監督も3人目が降りて主演女優も定まらず、この企画どうなることやら。
ここんとこ面白いゾンビ映画が希少だから、ぜひなんとかなって欲しいところなんだけどな。




ま、こんなとこで。

愛しのフレディー。

2011年09月28日 | しゅみ
私は長年のQueenファン、というよりフレディ・マーキュリーのファンである。
あの、めちゃくちゃ嬉しそうな歌いっぷりと独特の悪趣味(笑)にガツンッ!!!!とやられたクチ(^_^;)。
今月5日の誕生日にはGoogleのトップページ・ロゴがフレディのアニメになり、
死後20年たっても続く人気ぶりを示した。
だけどもうあの世紀の歌声はだれにも真似できない。と思っていたのだが・・・・

ロジャーが主催するトリビュート・ツアー「The Queen Extravaganza」がメンバーを公募している。
それに応募したひとりの声が・・・・・・・ああ、フレディーの若いころの声だ(泣)。

My "Somebody To Love" audition


ツイッターで情報が回ってきたのが今月の24日。たちまち仲間うちで騒然となり、
4日たった今日現在、YouTubeでの視聴回数は320万回に迫ろうとしている。
彼の名はマーク・マーテルだそうだが、カナダ在住というキミのバンドは今までいったいなにしてたのよ・・・

あれから毎日、The Queen Extravaganzaの公募サイトhttp://www.queenextravaganza.com/をチェックしているが
上手いボーカリストはいても彼以上にフレディなボーカルはまだ現れない。

フレディ本人が歌う“サムバディ・トゥ・ラヴ”は ↓こちら。(EMIサイトから)

http://emi.channel.yahoo.co.jp/index.php?itemid=25

タモリ倶楽部「空耳アワー」のせいで
私は一部の歌詞が「エ~~ブリバディ わしゃコケた~」と聞こえてしまう持病があるが、
それもまたよしかな。(なにが)

乗りテツ・北紀行。

2011年06月28日 | しゅみ
3月に東北新幹線が青森までのびた時、『ああ、“はやぶさ”に乗って青森行きたいなあ~~。』と思った。
それから6日後に大震災が起きたわけだが。
5月末。JR東日本の株主優待券が余ったまま有効期限を過ぎようとしていた。6月の長野往復分は既に買ってある。
ここ3年続けて4~5月に母のトラブル発生があったが、どうやら今年は無事に6月を迎えられそうだ。
これは、私が格安で青森へ行く最大のチャンスではなかろうか??
ということで期限最終日の5月31日に往復バス代840円かけて、みどりの窓口があるJR駅へ(笑)。
乗車半月前ではグリーン車も普通車窓側席も既に完売。それでも行くぞっ!!(グランクラスは株主でも割引なし。)
昔、真冬に盛岡まで行ったがそれ以北は私は未踏の地である。

最初は、福島寄って仙台寄って・・・なんて考えていたんだが。
復路に上り“はやぶさ”を使うと、その夜のうちに家まで帰りつける高速バスに乗り継げない。
という時間的制約と、優待券では乗り継ぐ特急料金は割引してくれないなどの諸般の事情により、新青森まで直行・直帰となった。
すまん、改めてきっと行くからーーーー!! 今回は乗り鉄専念、ということで。
僻地にある自宅発では朝の東京駅はやぶさ発車に間に合わない。長野へ行った帰りに周り込むことにする。

実は青森行きの前日に長野の胃腸科病院で胃カメラ飲んで、“多発性胃潰瘍”の診断を下されていたが予定は変えず。
(薬を処方してもらって、劇的に軽快しております。引き金は歯痛で飲んだ鎮痛剤か?? 再診は来月。)
朝6時始発の新幹線“あさま”で長野を出て東京駅へ。
長野から東北に行くなら大宮乗り換えだろう、という無粋な意見は無視っ、である。


野次馬だらけの東京駅。 わたしゃ乗るのよ、どいてどいて~♪♪♪

E5系“はやぶさ”の乗り心地だが。 とても安定感のある走行だ。 復路のE2系“はやて”と比べればあきらかに違う。
静かだし。明るい内装の車内は開放感あり。 (窓は小さいけどね。)
普通車でもE2系よりも座席間隔が広く、シート幅もゆったり。これならグリーンじゃなくて普通車で充分ね。
(日ごろE2系の“あさま”しか乗ってないので、あくまで個人的感想w)
震災後は途中徐行区間があるので、所要時間は8時44分東京発、12時49分新青森着の約4時間。
ただし、前方のグランクラス目当て?の野次馬乗客が通路を頻繁に行ったり来たり。
グリーン車のアテンダントは彼らの通行を許しているのか? もしそうだったらかなり非常識。
3時間10分走行に戻っても、来年くらいまで待ったほうがいいかもね。
そういえば、福島から宮城、岩手まで沿線の家々の屋根にブルーシートが目立っていた。梅雨までに修理は間に合わなかったか・・・。


新青森駅から青森駅まで1区間だけ乗った“特急スーパー白鳥”。

さて、着いた。んで、なにするのか?
『なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪に行って来ようと思ふ。(中略)(中略)着いて見たところで用事はないから30分後の一等寝台で帰って来ようと考えた。』
というのは百鬼園センセイの名作『阿房列車』の冒頭部分だが、ひゃっけん先生でさえ結局は大阪に一泊したのだ。
青森近辺ってローカル線だらけなとこだし~~~♪

とりあえず昔は駅から直で行けたはずの青函連絡船・八甲田丸へ。





連絡船をそのまま博物館にしてある。ああ、なつかしいJNRマーク♪
船橋、エンジンルーム、車両甲板のキハ82、郵便車!! 




八甲田丸エンジンルーム。1600馬力×8=12800馬力 ってどのくらい?


キハ82。

鋼鉄フェチには、ワキャワキャ!!!な場所だ
この八甲田丸あたりで今日のパワーを使い果たした感じもしたが、(朝4時起きだし。)
駅前に今年できたばかりの観光施設ワ・ラッセで本物のねぶた屋台を見る。すごいね。


ネコ成分も濃いので、つい、虎を撮る。


たまには自分も入れて撮ってみる。

近頃のビジネスホテルってネットで探すと安いのね。当初予算の半額だったので2日連泊で予約しておいた(^^A;。
中1日、あっちに行くかこっちにするかそれとも・・・??
大湊線に乗って大湊駅に行き、空自大湊分屯基地の“ガメラレーダー”を仰ぎ見るなんていう、ミリヲタなプランもあったんだが、
結局、青森駅から五能線のリゾート快速に乗り東能代へ。という鉄板王道な選択をする。
東能代から奥羽線特急に乗って青森に帰ってくる切符を現地でそろえた。 朝8時すぎに青森を出て、ぐりっとまわって4時ころ戻る計画。
日ごろ、僻地な海っぺりに住んでいて毎月1回山国の長野に通っている私が、 海岸線と白神山地が売り物の五能線に乗って感動するとは思えないが、
“リゾートしらかみ”に乗ることに意味があるんだいっ


リゾートしらかみ2号 “くまげら”編成。青森発8時21分。


運転席展望。ここは日本海。 出張ついでらしいビジネスマン・グループが、はしゃいでいた。


確かに景勝地だ。しかし天気良すぎて海は外房と変わらん。しかも見事にベタなぎ(笑)。


すれ違い待機中の最新ハイブリット車、しらかみ“青池”編成。ほんとはこっちに乗りたかったねぇ。


“くまげら”のオレンジ色の内装がキュートな洗面所。トイレの内壁も同じ色。


奥羽線接続駅の東能代で降りる。五能線起点。


駅ホーム階段。吹雪よけか。階段下に除雪機が放置してあったしな。真冬に来るとどんな感じ??
沿線の建物も一般住宅でも玄関に風除室があったもんな。あれ、雪がなくても便利そう。。。


東能代から青森まで乗った“特急つがる3号”。

眺めのいい車両に4時間近く乗って(ガラガラに空いてた)、乗り換え駅で1時間半も線路風景を堪能して。
・・・ああ、幸せ・・・・・・(変態)。
3日間ともジリジリと日焼けするほどよく晴れて、あちちと暑かったのは私が晴れ女だからか。
ものすごく久しぶりの純粋鉄道旅行ということで、写真も山ほど撮ったが、このくらいで勘弁してやる(笑)。

3日目は普通のオバサンっぽく、旦那や猫や自分用にあれこれお土産買い込んで、 新青森を昼過ぎ発の“はやて”で帰京。
また満員の高速バスに詰め込まれて、無事に南房総に帰宅いたしました。


ところで・・・↓ 五能線ウェスパ椿山駅前風景だが。

屋根の上で三角帽子の人形がなにやらやってる。これを「かわいい♪」と見るか、「ゲッ なんか恥ずかしい!」と見るか。
ええ、どうせ私はマイノリティですからね。 なにも言いますまい・・・・・・・


図説本。

2011年01月28日 | しゅみ
幼少より活字中毒の私が近年、本を買わなくなった。
バブル期のなにが懐かしいって、ちょっと面白そうな本は全部買えたこと。
今は財政上の問題からそうはいかないが、それ以前にこの僻地には本屋がない。
今はいくらでもネットで本は買えるけど、どうもね、現物を手にとってみないと買う気にならない。
新聞書評で気になってた本も現物を見たら「ああ、ネットで買わなくてよかった。」ということもあるし。
家に蔵書はいやっというほどあるから、何か読みたくなったときにも困らないし。
ベストセラー作には興味ない。あ、「武士の家計簿」(新潮新書) は映画化以前に買ってるな(笑)。
好きな作家の新作やコミックスはネットで買うけど、寡作な作家ばかりでね(^^A;。

実家に行ったついでに近所の古本チェーン店にしばしば立ち寄るが、
マイナージャンルの在庫は動きが少なくてつまらない。
かといって、うかつに大きな書店に足を踏みいれると財布が困ることになる。
たとえば、↓ 昨年秋にうっかり一目ぼれして買った本。



図説 中世ヨーロッパ武器・防具・戦術百科。 4410円なり(泣)。
中世マニア以外にゲーマーにもおなじみの武器防具がたんまり載っている。
槍だのランスだのメイス(鎚矛)だの戦斧だの。
「戦術百科」とあるから、戦術マニアは楔型陣とか鶴翼の陣とか言い出すかもしれない。
だけど、中世ヨーロッパの戦争はごく一部を除いて、出たとこ勝負・運まかせのいきあたりばったりだったそうな(笑)。
騎士たちは個人の功名を上げることにしか興味がなく、“無謀”イコール“勇壮”な時代。
一応は戦術があっても、イザとなれば勝手にウォーーー!!と突っ込んじゃう。
歩兵はむりやり駆り出された農民だから無事に家に帰るのが唯一の望み。
・・・いやはや。

へぇ~~初耳、と思った事。
頭部をすっぽり覆う樽型大兜は閉所恐怖症になるわ酸素不足になるわで、
進化して蝶番で可動する面頬ができた。
これだと自分の顔を見せて敵方ではないことも証明できる。
その手の動きが、現在も軍や警察に残る「敬礼」である、と。 おお~~なるほど!!
 ↓ こんなの、ね。


この手の図説本は文章と図が連携していないことが多い。
文章の中のよくわからない用語をあちこちめくって図の中から探し出す。
同じようなのが、大昔に大学の服飾史講義で買わされた(?)本。
↓ 画像・左の「モードの歴史」。



あれから30年。絵画や映画の衣装から年代を当てるのに時々使っている(笑)。
413ページの大著。昭和54年発行、定価 2300円。
その後再版されなかったらしく古書では高値がついているね。
上に乗ってるのは、今手軽に買えるマールカラー文庫。税抜き 291円。
騎士や兵士、一般庶民の服も載っているのが長所。
西洋服飾史の難点は、英語・フランス語・イタリア語で用語が変わること。
ヘニン? ああ、エナンね。プールポワンとジュストコールは違うのか?など。

中身を見たい方のためにページを開いてみせよう。
↓ 上が「中世ヨーロッパ武器・防具・戦術百科」。下が「モードの歴史」。




小人閑居して・・・。

2010年08月31日 | しゅみ
猛暑の8月が終わろうとしております。
9月になっても涼しくなるわけではなさそうですが。
お天道さまぁ、たまにはお休みしても民草は大丈夫ですのよ~~ってな。

ほとんど蟄居の身だった間、私はなにをしていたのか?
部屋を片付けるとか模様替えとかは無理としても
やりかけのミシン作業や手芸やお習字やナンダカンダはどうなったのか?
いやぁ~~~~~ なにをするにも今年は暑過ぎですわな。
愛用のディスクトップPCも、夏場は本体も液晶モニターも電気ヒーターと化す。
ネットの波に乗りまくってた日にゃ あぁ~~つっっっ。(うちにエアコンはありません。)

結局、DVDとコミックスとミステリーとSFを積み上げて、
毎日、家の中の涼しい場所、というより“暑くない場所”を転々とする日々。
DVD鑑賞は壊れたノートPCで・・・。
アニメシリーズ(犬夜叉)とイギリスTVドラマ含めて20枚くらい見ましたかねぇ。
後で気がついたんだけど、
「空飛ぶモンティ・パイソン40thアニバーサリーBOX8枚組」のうち、まだ5枚くらいは見てないんだった・・・
あれも見ちゃえば良かったなぁ。(もちろん昔、ビデオでは何回も見てますが。)

本類は蔵書の中からしばらく読み返してないものを。。。
いやぁ、「エロイカより愛をこめて」は30年たっても面白いっ!!
連載はまだ続いているし、コミックス新刊出ればまだ買ってますが、連載開始は1976年。
当初のラブ・コメ路線が、第2話にNATO情報部少佐を登場させたせいで、
冷戦下のスパイ活劇シリーズになってしまった傑作。
私が誰を好きかって、そりゃもちろん、
鋼鉄を愛する「鉄のクラウス」こと、クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐ですわぁ~

と、まぁそんなことはともかく。
気温がマシな朝とか夜は、少しはネットをウロウロもする。
ダンナはお盆前から盆過ぎまで留守だった。
自分のゴハンの心配だけすればいいという、主婦にだけわかる「天国」状態。
買い物に出かけられない身でも、ネット・ショッピングという手がある良い時代。
僻地住まいゆえ、日ごろからさまざまに活用してはいるけれど、
お買い物フラストレーションとヒマが合わさるとどうなるか。。。。。
はい、ご想像のとおり。
おすすめ商品のダイレクトメールから関連商品たどって、ふらふらっとポチッとな。



カエルのフィギュアの積み木・・・みたいなもんです。
これが3つ以上積むのが意外に難しくてね。  まぁ、ただそれだけのオモチャですわ。
Poolys のっけてプーリーズ (amazon)

まあ、あれだ。「太陽が眩しかったから」ということにしておこう。
que c'était à cause du soleil・・・?


非生産に徹した1ヶ月。 ぐ~~たらら。

古代文字。

2010年06月30日 | しゅみ
先日、サノア嬢こと佐野翠嵐センセが「導師」、じゃなくて「講師」をしてくださる古代文字教室に参加した。

こちら → 高円寺書道部

墨の匂いは好き。やたら書き散らすのも好き。
とはいえ、
子供のころ「お習字」に通ったとはいえ、いまの私が毛筆で書ける字は「ひらがな」だけ。
そんな素人がやたら画数の多い文字を選ぶもんだから、いやもう四苦八苦。
書道やってる方々、やっぱり上手いしっ。

↓ 当日の悪戦苦闘の跡。行き詰ると“かな”に逃げてる。



↓ センセイのお手本。



自宅にて練習。墨と筆じゃなくてPCとペンタブで。。。早くも邪道と化す(^^A;。
毛筆ソフトも持ってるけど、なかなか使いにくいのよね・・・。
しかも、やっぱりいきなり篆書はしんどいと悟り、金文にする。
使用筆はカリグラフィペン。と、さらに邪道化。
(隷書、篆書、金文、甲骨文字・・・用語はあっているのか?)



にゃ!!!    なんだかあちこち別物。


座敷が片付いたら、ちゃんと毛筆でデッカイ字を書くぞーーーー!!
(とある事情により現在2座敷ともモノが占拠しております。来客不可。)

え? なんて書いてあるのかって? 「攻殻機動隊」ですがな。おほほ。
一番上の3つ点はタチコマのカメラアイ・センサーね(^^A;。

用水探索。

2010年04月07日 | しゅみ
カルガモ話のはずだった先日の「水路のツガイ」
水路の道筋についてコメント欄で小太郎夫妻と盛り上がった末に、
小太郎氏がみつけてきた、↓このブログ。

永遠の嘘をついてくれ 「長野市の用水」

永遠の嘘をついてくれ TOPページ

いやはや、すごいのなんの。脱帽どころでは済まなくて、土下座したくなるような。
何者なるや?御前??
上のマップリンク以外にも、「農業用水」カテゴリーで見てみると、
堰だの水門だの、私がソソラれるモノばかり・・・ま、それはともかく(^^A;。


んで、この脱帽ものブログをあちこち見ながら
「え?うっそ~~?その用水はアッチ行くんじゃないの? コレがこっちなのぉ?コレの前はどこよ?」
などとブツブツ言っております。
私が子供のころは、既に暗渠になっていたものも多いけれど、
今と比べればまだまだ用水路はあちこちで目に見えておりました。
だから長野市街地を走る用水路が多種複雑なことは知っていたけれど、これほどとは(^^A;

小太郎氏、市役所河川課へ行って図面借りて来てちょうだい(笑)。それとも部外秘かしら?



お蔵入りしてた2009年5月撮影写真。犀川べり・若里。

おまけ趣味。

2010年03月19日 | しゅみ
長距離移動時によく買うペットボトル茶にオマケがついていた。
どうせまた買うのだから2本ゲット。
海洋堂フィギュアコレクション 坂本龍馬-その生涯の軌跡。
セブンイレブン限定、と。



これね → キャンペーン案内

特に龍馬ファンでもないし、幕末の人物相関図はなぜか覚えられないもののひとつ。
でも海洋堂製とあるとつい入手してしまう哀しいサガぞ・・・
ま、直前にザク目当てのガシャポンで出たガンタンクの出来があまりに悪かった反動も・・・
(なにを言ってるんだか)




雪化粧の浅間山にはこの冬初めてお目にかかったかも?
(雲で見えないことも多いからね。)
撮影地点は軽井沢駅の東、かな。


特急ゆけむり。

2009年11月27日 | しゅみ
今月上旬に長野市に帰ったときに半日ほど時間を作ってシュミに走った。
長野電鉄長野線のA特急1000系『ゆけむり』に乗ってきたのだ。
(『ゆけむり“号”』ではない。『ゆけむり』。)

ところが、海っぺりの自宅に帰った直後に愛機ディスクトップのOSがイカれ、
復旧に数日かかった。(行く前から少しおかしかったんだけどね。)
で、写真の整理も遅れなんとなくアップしそこねていたが、
せっかく撮ってきたんだし~~。
どうせ同好の士以外にはつまらんものになるので、覚悟なされよ(笑)。


長野電鉄長野駅の湯田中行きA特急1000系ゆけむり。
2005年に小田急電鉄からロマンスカー10000形「HiSE」をタダで譲ってもらったもの。
この先頭展望車の最前席に座る。指定席ではなく早いもの勝ち♪ 特急料金わずか100円なり。
ここから3つ先の善光寺下駅までは地下を走ります。


え~~~~と、地上に出て2つ目の桐原駅通過。 ホーム端のミラーにこちらの車両が映ってますね。
最前席のなにがうれしいかって、
まあジェットコースターの先頭に乗りたがる子供と似たようなもんだと思ってもらえば・・・。


開通したばっかりの新・村山橋。左側が旧橋。
千曲川に架かる村山橋は鉄道道路併用橋。
1926年から使っていた旧橋が老朽化したため、隣に新しい橋を建設。
工事開始は1998年。自動車用道路から順に開通していたが、
2009年11月9日めでたく鉄道用も供用開始。


ちょっと連写に失敗(^^A;  もう、橋のなかほど。


橋を渡ると、須坂市になる。
江戸の昔は商業の拠点として、維新後は製糸業で栄えた町。
いくつもの博物館・美術館、豪商の館など文化度は高いが、
最近は工業が不景気で少々寂しい。


須坂駅停車。この2つ先は栗菓子や葛飾北斎で有名な小布施。


秋ですねぇ・・・。


着いた。長野駅からの所要時間・約45分。 
湯田中温泉はここから志賀高原に至る大温泉郷の入り口。
おサルが入ることで有名な地獄谷温泉もここからタクシーですぐ。


湯田中駅・旧一番線(旧駅舎)側からみる 1000系。


運転士さんはここから2階に登ります。


よろしくお願いします。


復路は一段登った後方席に陣取りました。これもまた良し。
おしまい。

え? 湯田中までなにしに行ったのかって?
やだなぁ~~~。この特急電車に乗りに行ったんじゃないですか。

ホントはね、駅前の日帰り温泉でひとっ風呂浴びて戻るつもりだったんですが・・・
出札窓口で今日は温泉がお休みと判明・・・・・定休日じゃなくて臨時休業(泣)。
だから入浴料こみの格安の往復クーポンも買えず(大泣)。 
ま、当初から温泉は“オマケ”でしたから


長野電鉄ホームページ → http://www.nagaden-net.co.jp/index.html
お得な切符の数々 → http://www.nagaden-net.co.jp/webstation/ticket/index.html#ticket1



松代駅。

2009年08月29日 | しゅみ


野暮用で長野電鉄屋代線・松代駅を利用した。
長野ではカメラを持ち歩かないので、携帯電話のカメラで勘弁してね。
これもそろそろ買い替え時だよねぇ・・・(4年使用で少々ガタが来ている。)

松代(まつしろ)ってのは歴史ある古い城下町で、川中島古戦場にも近い。
なので赤字路線でもさすがにここは有人駅。
味のある古い木造駅舎だが、補修費用がないんでしょうねぇ。あちこち惜しい有様です。



↑駅舎右側面。
しっくい塗りの壁と、化粧小屋裏の木組み。
木枠の窓には古い板ガラス。(風景がゆがんで映っている)
よくぞ割れずに保ってきました。



窓口で切符を買ったら、久々に懐かしい硬券だった♪
と、いうことは・・・



↑横の窓から覗き込むと、硬券ラックが♪ 時間が止まっているような室内。



↑須坂方面行き1番線。



↑ 野暮用でなく時間があれば、そしてアチチな天気でなければ・・・
待っている間に観光客が3組ほどレンタサイクルで帰ってきました。
しかしレンタサイクルのあの深緑色は・・・ 
「地味な色」イコール「渋い色」、ではないぞよ。(^^A;

松代城は武田信玄が建てた“海津城”です。今は“城址”ですが。
川中島古戦場は、もちろん信玄と上杉謙信が一騎討ちの八幡原。
象山地下壕ってのは、太平洋戦争末期に陸軍が本土決戦に備えて、
皇居や大本営をここに移そうとして掘ったものであります。一部公開中。
地震観測所は同様の舞鶴山地下壕にあります。


以上、珍しく車両写真も線路写真もない鉄ネタ&観光案内でした~~。
(車両は日比谷線のお古。当日記でも既出なり。)