宇宙時間 ソラノトキ

風樹晶・かざきしょう

勝手に趣味ブログ
のんびりしようよ

家庭菜園5 鷹の爪2

2008-10-19 21:36:16 | 家庭菜園
昨日アップした鷹の爪、その2

今度は、なっている莢ごと撮ってみました。

緑と赤のコントラストがなかなかだと思いますが、いかがでしょうか?

すみません・・・・。

画像が、あまり綺麗じゃなくて・・・。


   2008/10/19 撮影
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リーフ 42

2008-10-19 20:52:15 | 小説 リーフ
「カル、カル。どうしたの?」
 二人で協会を出て宿に戻る途中、カルはまたもや道の真ん中で一転を見つめ ぼー、状態。
 こんな状態がずっと続くと、本気で危険かもしれない。と、レムが心配したところ
「ごめん、レムちゃん。先、戻ってて」
 持っていた杖と荷物を放り出し、唐突に駆け出していってしまった。
「ちょっと、カル。どこ行くのよ」
 カルが放り出した杖と荷物を抱えて、その後を追うレム。
 先行けといわれても、こんなまともじゃない状態の子を一人で生かせるわけにはいかないじゃない。あたしは、責任を持ってあの子が何をするか見届ける義務がある。単に好奇心旺盛なだけと言ってくれてもいいけど。
 カルを追いかけて十字路へ出ると、カルが何かを探すようにあっちこっちきょろきょろしているのを見つけた。
「カ・・・・」
 しかし、レムが声をかけるよりも早く、また、どこかへ駆け出して言ってしまった。
 一体、何なの。いきなり?
 レムは、首をかしげながらも、カルを追いかけた。
 カルは、立ち止まってはあたりを見回し、また駆け出す(それをレムが追いかける)。というのを幾度か繰り返し、気が付くと街の外にまで出てしまっていた。
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リーフ 41

2008-10-19 14:48:56 | 小説 リーフ
 待ってるの食堂の方にしておけばよかったかな。レムは、ぼんやりと考えながら、ホールでカルが戻るのを待っていた。と、
「よお、火の玉娘がこんなところでどうしたんだ?」
 協会に魔道士として名前を登録している奴らが、声をかけてきた。
「そう言えば、お前、弟子取ったんだって」
「あたしの弟子じゃなくって、マリーヌの弟子よ・・・・って、そんな事なっで知ってるの?」
「そういえば、俺見たぜ。黒髪の小ちゃい娘。この間、どこの村だっけ?乱闘騒ぎ起こしてたろう」
 そこで、レムが頷いた。どっかで見たことのある顔があると思ったら、こいつだったのか。
「ほお、良かったな。ちいちゃいお仲間が増えて」
「それにしても、この火の玉娘に喧嘩売るとは、よほどの命知らずか本当に何も知らん奴だよな」
「余計なお世話よ」
「で、火の玉娘の弟子って言うと、豆台風にでもなるのか」
 レムのまわりで、わはわは笑い声がこだまする。
「ええぇい、うるさいっ。とっとと、仕事に行けっ」
 ひとを火の玉娘だのちっこいだの、言いたい放題・・・・・、言われてるの知ってるけどさ、ふん。
 レム、ちょっとご機嫌斜め。
 カルが、荷物と杖を持って戻ってきたのは、うるさい奴らがホールを出て行ってすぐのことであった。
「あれ?」
 レムは、その姿を見て驚いた。
 厚手のブルーのズボン、淡いブルーのシャツ、丈の短い黒い上着、五芒星のペンダント。それは、初めて会った(ラウルに拾われた)時に着ていた格好だ。
「どうしたの、それ?」
 他にも、替えの服はあるはずなのに。
「う・・・ん。なんとなく、何か思い出しそうな気がして。もしかしたら、これ着たら何か思い出すかな・・・・なんて」
 少し首をかしげて、何か考えながら話すカル。
 そう言えば、レムにも心当たりがあった。
 街中でじーっと突っ立っていたり、ぼーっと一点を見ていたりと、妙な行動が目立つようになっていたのだ。
 もともと、じーっと突っ立ってるとか、ボーっと歩くとか(そのせいで、塀や柱にしょっちゅう激突している)は、いつものことだが、走ってきた馬車にすら気づかないほどではなかったのだ。以前は、それが・・・。
「なにか、思い出したの?」
 と、レムが聞いても、あいまいに首を振るばかり。だけど、急にどうしたんだろう?
 レムは、頭が少々混乱してしまっていた。
 そういえば、前にあのペンダントを欲しいと言った時、記憶が戻ったらあげてもいいって言ってたけど、もう、忘れちゃったかな。でも、どうしてあんなの持ってるんだろう? 記憶をなくす前、やっぱり何か魔術に関係する事やってたのかな? マリーヌは、カルの何に気が付いたんだろう。
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