とぅえる ふとこうぼうへの道

釣り素人が太公望クエに挑む、愛と涙と感動の記録!

実録!ファノエニュート無間地獄

2006年12月31日 | その後編

サンタさん大集合!
しかし可愛くないのが1名・・・



エプロンに続いてウエーダーもゲットしたことで、特に欲しいものも無くなってしまい、今まで以上にタカビー(死語)になってしまったとぅえるさん。もはや4000~5000ポイントの指定品が来ても釣りに行くことはなく、スシネタを釣ってばかりの毎日になりました。

しかし、実はあるものが指定品に来るのをずっと待っていたのです・・・。

それはファノエニュート!
そう、エプロンの時に最後に漏らした「ファノエニュートだけは勘弁して・・・」というのは、ダチョウ倶楽部の上島竜平さんの「押すなよ!絶対に押すなよ!」と同様、「本当はファノエニュートを釣ってネタにしたい!」という前フリだったワケです。
空気の読めないスクエニは、長いこと指定品を、ザリガニやら堀ブナやらコバルトジェリーやらでじらしてくれましたが、先日めでたくファノエニュートが高弟の指定品にあがり、釣りに行くことになりました~。


まず、指定品としてのファノエニュートがどれほど過酷なものかを見てみましょう。

・ギルド桟橋およびファノエ運河のみに生息
三国アトルガン含め、ここでしか釣れません。もっとも、ファノエ運河はバージ(船)でしか行けないため時間制限があります。実質ギルド桟橋のみと言って良いでしょう。
(そういえば、いまだ数えるくらいしか訪れたことのないこのエリア。実はナマイキにもプロマシアエリアだったらしいのです・・・。コロポ師匠!ここはひとつ、ファノエニュートのためだけにプロマシアディスクを入れてみるというのはいかがでしょう?そんな価値はないって?ごもっとも;)

・狙い撃ち不可
Fishing GO! GO!さんによると、ファノエニュートが釣れるエサはワームルアー、フライ、ルフェーゼ蝿、ヨロイ蟲、フロッグルアーとのこと。ですが、これら全てが同じエリアで釣れる他の魚とかぶっているのです。
(ワームルアー→ダークバス、フライ→ヒカリマス、ルフェーゼ蝿→ヒカリマス、ヨロイ蟲→ダークバス、フロッグルアー→ダークバス・オオナマズ)

・小物ながらスタック不可
事実上、これが一番大きなハードルでしょう。ファノエニュートは小物のイモリ。なのですが、なぜか「せいとん」ができません。可能な限り、かばんの中身を空けていかなければなりません。

・完納には94匹必要
スタックできないというのに、数だけはやたらと要求されます。当然、一度釣りに行くだけですべてを納品することはできません。少なくとも二回行く必要がありますね。

・完納しても、指定生産ポイントはたったの1120ポイント
もはや何も言うことはありません。スタック不可のファノエニュートを94匹すべて納めきっても、ノーブルレディ1匹(1200ポイント)の価値もないのです。

いかがでしょう?ある意味、釣り人としての真価を問われる試練と言えるのではないでしょうか?


まず、何と言ってもかばんを目いっぱい空ける必要があります。装備もすべて外し、釣竿とエサだけの、もっとも効率的・合理的な「究極の釣り人スタイル」で臨みましょう!



究極の釣り人スタイル


さて、ジャグナー森林からギルド桟橋に行きます。入り口はふたつあるのですが、ファノエニュートがよく釣れる「井守が淵(Newtpool)」に行くには、ジャグナー森林(E-6)の「乙女の泉(Maiden's Spring)」の北から入ります。



ここが入り口です。
キノコのような、カビのような物体が入る気を無くさせます。




中に入ってすぐの場所。
どこか神秘的な世界。



釣り場はG-7あたりです。
夜に着いたのもありますが、BGMがなくて風の音と水の音、フクロウの鳴き声だけ。人影もまったく無く、とても寂しいところでした・・・。



ときおり毒々しい色のヘビが水面を泳ぎます。
あまり気持ちのいいところではないです。



太公望にフライをつけて釣り開始!さっそくファノエニュートが釣れました。ためしにエサをワームルアーに付け替えたところ、ダークバスしか釣れなくなってしまいましたが、フライに戻すと再び鬼のようにファノエニュート連発!
狙い撃ちはできないハズなのですが、外道もヒカリマスも「何も釣れなかった」も一度もありませんでした。どんだけイモリがあふれてたんでしょうか。(*1)




晴れればそれなりにいいところでした。


釣りまくって、ついにかばんがいっぱいに。合計57匹のイモリをかばんに詰め込んで、納品に行きました。
分かってはいたつもりでしたが、トレードしたときのポイントの少なさにあらためてびっくり。1匹12ポイント、8枠いっぱいにトレードしても96ポイント・・・。ふた桁のポイントって初めて見たような気がします。


打ちひしがれつつも、もう一度ギルド桟橋に行き、残りの37匹を釣ってきました。かなり深夜だったこともあり、この間の記憶があまりありません。テレビ見たりしながら移動してたので、いろんなところに突っかかっていたのをおぼろげに覚えています。


そしてもう一度釣りギルドに戻って、残りのファノエニュートを納品!
上限いっぱいの94匹を完納!1120ポイントいただきました!よくやった!感動した!

釣り自体は非常に簡単で、かつての堀ブナ釣りを思い出して目頭が熱くなった場面も。労力を考えるとまったく割に合わないポイントではありますが、久しぶりに釣りで何かを達成できたという喜びを味わうことができました。

でも、さすがにもうやりたくない・・・/cry



喜ぶ究極の釣り人 /hurray


*1
現在は「マッディサイレドン」も釣れてしまいます(以前はバージ上のみでした)。
ファノエニュートの指定生産は、ますます困難になりました・・・。