とぅえる ふとこうぼうへの道

釣り素人が太公望クエに挑む、愛と涙と感動の記録!

崖っぷちの業者たち

2007年10月25日 | あまり愉快ではない話題シリーズ
今回は、釣りとはあまり関係のない話題なのですが・・・


ご存知の方も多いでしょうが、ウィルスやスパイウェアによってプレイオンラインのアカウントIDとパスワードを盗まれる被害が急増しています。
プレイヤーに成りすまして勝手にログインし、所持金はもちろんのこと、金目のアイテムをすべて競売で売り払い、RMTの資金源にするという悪質な手口です。ひどいもので、二束三文の店売り価格のために、苦労して取ったRareEx装備までも根こそぎ剥ぎ取ってしまうとか。

FFXI公式サイトでも、注意勧告が出ています。僕もそうですが、パソコンでFFをプレイしている方は十分ご注意を。

ウィルスの感染経路としては、罠サイトにアクセスさせてウィルスをダウンロードさせ、Windowsのセキュリティホールを突いてアカウントIDとパスワードを盗み出すものが主流のようです。セキュリティパッチは必ず適用し、ウィルス対策ソフトのパターンファイルは常に最新のものにしておきましょう。
そして何より、怪しいサイトにアクセスしないことが大事です。怪しいなと思った場合は、aguse.jpなどURLからホスト所在地を検索するサイトなどで調べてみましょう。ホスト情報が中国だったりしたらほぼ確実に罠サイトですので、絶対にアクセスしてはいけません(もちろん、日本なら安全という意味ではありませんが)

そういった罠サイトへのリンクは、ごく普通のFFのブログなどにも貼り付けられていたりするので、僕も他人事ではありません。事実、こんな過疎ブログにも不可解なトラックバックが残されていたので、先ほど削除しました。(ホスト情報はアメリカで、内容もFFとは全く関係無いもののようなので、普通(?)のトラックバックスパムだったようですが・・・何だかなぁ)ブロガーの皆様も、犯罪の片棒を担ぐことのないよう十分ご注意を。


ここまで来ると、業者もついに越えてはいけない一線を越えて、まさに崖っぷちという感があります。ツールによる寝釣りやらエリア移動やらは法律的にはグレーな部分もありましたが、このように他人のIDでログインする行為は不正アクセス禁止法違反であり、普通に犯罪です。バレたら逮捕されます。更に罠サイトでウィルスをバラ撒いたり、(換金不可が前提とはいえ)ゲーム内通貨やアイテムを横領したりともなれば、情状酌量の余地もありませんね。

この手の悪徳業者は某国に多いらしいので、摘発には国家間の連携が必要でしょう。ネット特有の匿名性も、こうした犯罪の捜査を難しくしていますが、ぜひとも根絶して欲しいところ。RMTは禁止行為であることを利用規約にちっちゃく書いただけのスクエニさんにも、責任がないわけではないと思います。誰の目にも止まる場所にハッキリと書いておくことを望みます。


僕も、家宝の太公望を盗まれないように気を付けないとね。



ジュノ港の寝釣りタルタルもちゃっかり復活してました。
ブラックソールの相場は、また下がる一方です・・・ /sigh