とぅえる ふとこうぼうへの道

釣り素人が太公望クエに挑む、愛と涙と感動の記録!

釣り皆伝になりましたよ

2007年01月27日 | その後編
このタイトルで書くのはすごく久しぶり・・・


連日のスシネタ釣りまくりで、釣りスキルはいつしか77に。皆伝へのランクアップまであと1というところまで迫ってきました。

もう指定生産ポイントで欲しいものも特にないのですが、やはりスキルが上がるのは嬉しいもの。他の合成だと、一度上がりきったものがある場合、他のものをスキル60以上上げると、以前上げたものが下がってしまうそうですが(全合成で、60以上のスキルの合計値が40以上にはならない)、釣りだけは他の合成に影響せずに上げられます。やる気になれば、釣り100と調理100などの両立も可能ということらしいです。今後下がることは絶対にないので、釣りスキルアップは大歓迎なのです。


皆伝ともなれば、もはやマスターと互角の実力といえます。決して悪い気分ではないですよね。
「@1くらいならすぐ上がるだろw」と、いつものようにスシネタ釣りまくりで、さっさと釣りスキル78にしてしまおうと考えました。


ですが、長いこと釣りスキル上げを意識していなかった僕は忘れていたのです。
ただでさえ上がりづらい釣りスキル、それも70超えた今となっては、たった0.1上げるためにさえ、何ダースも魚が必要になるということを・・・。


久々にウキウキしながら釣りを始めたのですが、何しろスキルが上がらないので、だんだんテンションも下がっていきます。



イカを釣っても上がんねー



ヒラメを釣っても上がんねー



タイを釣っても上がんねー



外道を釣っても上がんねー


・・・ただのミスラスキーみたいに見えますが、本当に釣りばっかりやっていたのです。

はじめはちゃんとスシにしてあげましたが、だんだんそれさえもめんどくさくなって、競売に魚のままポンポン出品。
さすがに堀ブナのようにホイホイ釣れるものでもないので、200匹制限に引っかかるまでは行きませんでしたが、目はうつろ、口は半開きという、久しぶりに典型的な「堀ブナトランス(詳細はこちら)」に陥ってしまいました。

0.7くらい上がったところで精神的な限界を感じ、ちょうどフレさんのお手伝いにも呼ばれたので、その日はそれまでに。
しかし翌日も、ひたすらスシネタを釣るというダメ人間ぶり。
どれほどの時が流れたでしょう・・・


Twirlの釣りスキルが、0.1アップ!
Twirlの釣りスキルは、78になった。


長かった・・・本当に長かった釣りスキル77→78の壁。
思わずその場で/joyをし、勇んで釣りギルドマスターのもとへ。皆伝への課題は三眼魚とのことなので、すぐにクフィム島へ向かいました。



クフィム島H-9。三眼魚はここでしか釣れません。


太公望にミノーをつけて、いざ釣り開始!と思ったら、あっさり一投目でクリア。


Twirlは三眼魚を手にいれた!


しかも・・・


Twirlの釣りスキルが、0.1アップ!


わかりません。本当に釣りスキルってやつは気まぐれなものです。


さっそく釣りギルドへ持っていき、無事皆伝にランクアップ!
恐らくどの合成でもそうでしょうけど、ランクが上がるにつれ、ギルドマスターのリアクションが大仰になっていくのが嬉しいやら恥ずかしいやら。
マスターの台詞をぜひ載せたいのですが、楽しみにしている人もいるでしょうから隠しておきます。
今すぐ見たい方は、この下↓を反転してご覧ください。

Thubu Parohren : ……まじかよ?
なんてすんげぇやつ、釣っちまったんだ!!
あんたは今日で皆伝だよ。
こりゃ伝説になるね、あんた。



ギルドマスターにひざまずくとぅえる。
やっぱりミスラスキーだったようだ。



崖っぷちの釣り人たち

2007年01月24日 | あまり愉快ではない話題シリーズ

とぅえるをさがせ!


あまり愉快な話題ではないので書くべきか迷ったのですが、釣りブログとしても避けて通れない問題ということで・・・。


まずはバタリア丘陵をサーチ。anonないしレベル1キャラが不自然に多ければ、ジュノから出て北西に進み、K-7からJ-6にかけての海岸を見に行ってみてください。きっと、このように異常なまでに密集した釣り人集団を目にすることでしょう・・・。

もちろん、こんなのがただの釣り人のはずがありません。ゲーム内通貨を大量に集め、それを現実のお金で売るのを生業にしている人たち、いわゆる「RMT業者」です。釣りだって、ほぼ間違いなくツールを使った自動釣りでしょう。
当然許される存在ではありませんが、彼らは何度アカウント剥奪されようと、お構いなしに今日もお金を稼いでいるのです。


RMTそのものについては水掛け論になって荒れることが多いようなので、RMTの是非はここでは触れません。荒れるほどこのブログを読んでる人もいないのでは?という疑問にもあえて触れないのです。ちなみに僕は、RMTにお金使うくらいなら美味しいものでも食べに行きたいと考える人です。


業者自体はかなり昔からいるのですが、特に最近は、ナリフリ構わず人海戦術でギルを稼ごうとしているように見えます。

つい先日も、報酬が割高なセルビナのクエスト「ある冒険者の足跡(通称、粘土クエ)」を移動ツールを使ってクリアする行為が問題になり、「クエ受けるにはある程度の名声が必要&オファーはリアル1日に1度のみ」に修正される騒ぎがあったばかりです。
その時も僕はセルビナの村長宅を見に行きましたが、Hdkfkdajkみたいなキーボードを適当に叩いたような名前のキャラが目の前で突然消え、サーチするとはるか遠くのエリアに行っていたりといった不正行為が、隠すでもなく悪びれるでもなく、堂々と行われていました。

その後、バタリアで釣れる武器や錆びアイテムなどの外道が店売りでいい値段になるため、業者が大挙して押し寄せてきたのです。その結果が上の写真です。


しかし、さすがに腹にすえかねた一部の人たちが、ついに行動を起こしました!


FFでは他プレイヤーキャラを直接攻撃することはできませんが、アクティブモンスターを連れてきて他プレイヤーに攻撃するよう仕向ける「MPK」という方法で業者キャラを排除しようという動きが、掲示板などを中心に広がっています。

この度Sirenでも祭りがあると聞き、ソール釣りがてら見に行ってみました。



カメラが捉えた決定的瞬間!



クエストのトラNMによる一掃作戦。
レベル75でもからまれるらしいので、チョコボで観戦。




トラの通った後に生き残った者はいなかった。


別サーバですが、動画もあります。
Killing Gilseller part1


Killing Gilseller part2



業者キャラが倒れる度に/clapや歓声があがったりと、同じ目的で集まった人たち同士の不思議な連帯感に包まれ、皮肉にもこのゲームのテーマである「絆」を感じさせる出来事でした。自分たちの大事な世界、ヴァナ・ディールを守る聖戦なんだという感じすらしましたね。こんな感動、ビシージでもなかなか味わえないぞ。


ですが、どんな大義名分の下に行ったことだとしても、MPKは紛れもなく規約違反。実際にGMに捕まってアカウント停止されたという報告もあります。
業者を憎む人は多いでしょうし、その気持ちもよく分かります。でも、くれぐれもマネはしないでくださいね。どうしてもというなら自己責任で。また、普通の釣り人を巻き込まないよう細心の注意を払った上で業者狩りを楽しんでください。


業者キャラにまぎれて釣り上げたミスリルソードが店売り4200ギルもしたので、ちょっとだけ幸せな気分になりました・・・。RMTなんてしなくても、このくらいで幸せを感じるくらいがちょうどいいのかもしれませんね。