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.+☆ Xiahと気ままなひとりごと ☆+.

「MOZART!」記事 & 100202 100204 XIAHZART!

2010-02-05 05:03:06 | Weblog
韓国のインターバーグというサイトに
「MOZART!」の見どころと 4人のヴォルフガングの解説の記事がありました。

⇒ http://www.playdb.co.kr/magazine/magazine_temp_detail.asp?kindno=1&no=138&page=1 





かわいい反抗児 キム・ジュンス
キム・ジュンスの舞台は、今までの公演ではあまり見られなかった風景を生んでいる。
公演が行われる 世宗文化会館 大劇場のロビーにはチケットがある人のみ入場が可能で、
劇場の周辺にはダフ屋がいる。 3000席の大劇場は空いている席がなく、
所狭しと観客がつめているが、それらの多くは、日本から飛んできたの観客である。
東方神起のメンバーで最高の人気を謳歌するジュンスが
キム・ジュンスという名前で出演する初舞台の波及力は予想よりも巨大だった。
このような波の中で、 キム・ジュンスの演技力(歌の実力は証明されていたが)に誰もが集中している。
蓋を開けて見るとキム・ジュンスのモーツァルトは、かわいく、覇気溢れる問題児の魅力を持っていた。
まだ劇の全体を網羅する力はないが、モーツァルトの純粋さといたずら心や、
挫折感を、舞台全体にあふれさせ観客を魅了した。
しかし、すでに指摘された発音の問題は、アイドルのメンバーではなく、
ミュージカル俳優として立っていた場合は、克服しなければならない関門と見られる。



2日の舞台、4日の舞台を終えたシアくん。
お疲れさまでした。


2日の様子 韓国の友だちからメールがきました。

4日のカーテンコール さきほど観ました。

カーテンコールで歌い始める前・・・ 

咳こんで

顔をゆがめたJunsoo

・・・・・ 

がんばったね・・・・・。



一度築き上げたものを かたちをかえて築きなおす。
それが、どんなに どんなに
大変なことかがよくわかりました。


Junsoo 戦っています。

渾身の舞台

譲れない場所で 懸命に・・・・・





自分のできることを

とことんやってきたという意識があるかないか。

それを実践してきた自分がいること、継続できたこと、

そこに誇りを持つべきだ。


(イチローさんの言葉です。)






Junsoo

あなたには あるよね。


あなたにしかない

あなたがいちばんよく知っている

あなただけの

誇りが。



わたしたちも 感じている

あなたが 誇りを持つ人だということを。

だから 心配はするけれど、不安はないよ。


だって

あなたの誇り 

あなたの歌声には 

理があるから。



あなたに見せる涙は 

けっして悲しいものじゃない。

あなたに 感動を捧げる

私たちの誇りがこもった涙。


愛する あなたの

誇り高き心。

誇り高き歌声。



あなたの中にある理が

過ぎてしまわないように


わたしは いつも

最大級の拍手と称賛と涙を

あなたに捧げます。
 

(出処はすべて画像のなかにあります。ありがとうございます)

Junsoo 감동을 선물할께요・・・ 



日経エンタテインメント 2010年3月号

2010-02-05 02:06:37 | Weblog
昨日紹介していなかった雑誌 『日経エンタテインメント 2010年3月号』
前回東方神起の特集がしてあったときも 
SAMさんのツアーでのエピソードなど読みどころがあったんですけれど、
やっぱり 今回も買い!でした。

これ 読まれましたでしょうか? ほんとにほんとにオススメです


― 東方神起 サウンド解体新書 ―

ベストアルバムリリースにあわせて これまでの東方神起の音楽を
いろんな角度から解説してあります。



なかでも 必見なのは 日本でビューから1stアルバムまで
東方神起をプロデュースしてくださった松尾潔さんのボーカル分析です。

「ボーカリスト」としての5人はどんな個性や魅力を持っているのか
語ってくださっています。

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初対面は2004年。
彼らはまずあいさつがわりにアカペラで歌ってくれました。

当時まだ10代だった彼らの歌を聴いて思ったことが2つありました。
ひとつは、こんな美少年が、これほどまで成熟したR&Bを歌えるのかという衝撃。
もうひとつは「濃すぎる」という当惑。
ジェジュンのアドリブを聴きながら、彼らなら日本のR&B理想型を具体化してくれるという
希望が見えたのと同時に、巧みすぎるがゆえ、
”老成した子ども”のように捉えられるかもしれない懸念もよぎりました。


それくらい圧倒的だった彼らですが、
いざ日本語で歌うとなると簡単にはいきませんでした。
なかでも苦労したのは、韓国語にはない「タ行の発音」。
  
周りのスタッフから「なるべく“タ行”は避けた詞で」と言われたこともありましたが、
それでやっているうちは、外国から来たお客さんでしかないと思って、意識せず作りました。
発音だけでなく、日本人が聴いたときに違和感のないフローにするために、
最初のころはパートによっては数十テイクとったというのはザラにあります。 

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東方神起 個々の持ち味についても話されています。

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まずジュンスは、ハイトーンで地声の限界まで出して熱唱しているという聴かせ方がうまい。
心の叫びを絞り出すような哀愁メロディーを歌わせたらピカイチです。
あの“ヤングなしゃがれ声”は、東アジアにしかない楽器だと僕は思っていて、
それを動かすためのOSとしてアメリカ的なR&Bを使っている。
そんなハイブリッド感が魅力的なボーカリストです。

ジェジュンは、王子様的なルックス同様、歌声にも華がある。
ロマンティックだったり、センチメンタルなものを歌うのに適している“夢担当”ですね。
独特の細かいビブラートも特徴で、これが泣きのツボをガンガン刺激します。
どんなタイプの声とも親和性が高いのもポイントです。

チャンミンは、会った瞬間に「伸びる!」と確信した少年です。(当時16歳)
とにかく勉強熱心で、教えたことが面白いほど身になっていく。
真面目な性格が声にも表れていて、「純情っぽさ」を表現したいときは彼だと思っています。

ユチョンは、英語ができるので、US・R&B的な匂いづけをするときに重要な役割を果たします。
彼がからむと歌にストリート感が出る。
J-POPを逸脱したものを作りたいとき、欠かせないですね。

ユンホは、歌い回しが直線的なので、メロディアスな歌での出番は少ないですが、
それを補ってあまりあるリズム感がある。
ヒップホップ的なマナーと知識がメンバー中、最もあるので、音楽人の心をくすぐるんです。
ユチョン同様、ストリート感が特徴ですが、彼のほうが男性的なイメージが上書きされる。
「任侠」と書いて「男気」と読ませる、そんな感じですね。

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“ヤングなしゃがれ声”は、東アジアにしかない楽器  ジュンス

泣きのツボをガンガン刺激 “夢担当”  ジェジュン 

「純情っぽさ」を表現したいときは彼  チャンミン

J-POPを逸脱したものを作りたいとき欠かせない  ユチョン

音楽人の心をくすぐる 「任侠」と書いて「男気」と読ませる  ユンホ



もう、なんて素敵な表現をしてくださるんでしょう!



5人のなかにある「ボーカリスト」としての才能を

しっかりと見いだして、けっして妥協することなく

J-POPでも ひきだして拓いてくださった。

 
東方神起の音楽性の“核”をつくってくださった方の言葉は

ずっしりと心に響きますね。

私は 東方神起のアルバムのなかで 1stアルバムがやっぱり一番好きなんですよ。
東方神起のなかにある「本物」を日本語の曲でも引き出そうと試みてくださった曲が
たくさん入っていると思います。
最近ファンになった方にもぜひじっくりと聴いてほしいアルバムです。

松尾さんの記事のほかにも サウンド研究の記事や
ベストアルバム収録曲の解説も読んでいておもしろかったです。


そのなかの 東方神起の歌声を表現した言葉。


「劇的感」

― 5つの声をメイン(主旋律)から下ハモ(ハモリで低い音程のほう)まで、
  縦横無尽に組み合わせられる彼らは、
  リードボーカルが決まっている多くのグループに比べ、
  表現できる世界観が格段に多い ―


全く違う歌声が反発することなく、混じりあい溶けあい
卓越したハーモニーになって 聴く人の心を響かせるんですものね~。


5人の歌声に 私たちが涙するのは 

そこに5人や東方神起を愛する人たちのつながりがあるからですよね。


東方神起の歌声をともに育んできた

5人にとっても私たちにとっても大切な時の流れ。

それが凝縮されたベストアルバム。
発売が 待ち遠しいです。